2015年7月23日、韓国・JTBCによると、大韓航空の機内食で出されたパンの袋から鋭利な刃が見つかり、乗客がけがを負っていたことが分かった。韓国国土交通部が調査に乗り出す。
けがをしたのは、15日、モンゴルからの帰国便に乗っていたチェ・ソンホさん。機内食のパンを食べようと袋をつかんだところ、鋭い刃が右手の指を傷つけた。袋の中に、2センチほどの刃が入っていたのだ。
大韓航空は、パンの袋を製造する工場の工業用カッターの一部が欠け、混入した可能性が高いと説明するとともに、工場には厳重注意をし、チェさんには20万ウォン(約2万1000円)分の優待割引券を提供するとした。
チェさん側は、誠意ある謝罪と再発防止を求めたにもかかわらず、責任を回避しようとする態度しかみられないと主張し、韓国のネットユーザーからも批判のコメントが数多く寄せられている。
「20万ウォンの、しかも割引券とはあきれるね」
「モンゴル便は大韓航空の独占だから、ものすごいぼったくりだ。3時間くらいなのに、往復90万ウォン(約9万5000円)にもなる」
「『ナッツ航空』には乗っちゃ駄目だ」
「人がけがをしたのに20万ウォンとは。ナッツ航空は本当に低レベルのごみ精神」
「大韓航空ではよくある話。僕の場合は、アイスの下にふたのプラスチックがあったよ」