お笑いコンビ「麒麟」の田村裕(35)が25日、毎日放送「せやねん!」に電話出演。芥川賞を受賞した「ピース」又吉直樹(35)へベストセラー作家の先輩として税金の怖さを訴えた。
又吉の芥川賞受賞作「火花」は発行部数124万部に到達し、印税が1億6000万円にもなると言われているが、田村が07年に書いた自叙伝「ホームレス中学生」は225万部に到達。印税は約2億円となったことを田村自身も認めている。
印税生活について「初版は2万部だったので最初は200万くらい。(その後は)数千万単位が何回か入るんですけど、一番マックスの時は5000万入りました」と赤裸々に告白した。番組レギュラーのトミーズ(55)が「3000万とか2000万とか毎月入るの?」と食いつくと、田村は「僕はほぼ毎月」とケロリ。だが今では印税は全て使い果たし、貯金は「27000円」だという。
というのも「税金は55%なので(1年後に)1億ちょっと払いました」。半分以上は税金として払い、残りは父へ家をプレゼントしたり、世話になった人に仕送りをして使い切ったのだとか。トミーズ雅が「じゃあ又吉も来年1億円以上の税金が来るってことやね」と尋ねると、田村は「きます」と自身の経験に基づいて断言。「会ったら言っておきます」と話した。