AKB48のメンバーが台湾への観光客誘致に力
9月12日から15日まで東京にて「JATA旅博2013」開催されたが、台湾の観光業に携わる多くの人々が参加。「台湾今日新聞網(NOWnews)」によると、台北市政府観光伝播局は「旅博」出展前にAKB48メンバーを招き、盛大な記者会見を開いたという。
台北市政府の記者会見に出席したのは渡辺麻友、高橋みなみ、阿部マリア、横山由依、永尾まりやの5人。台湾今日新聞網は「台北の旅を経験した渡辺と高橋は、“台北はフレンドリーで旅行に最適な都市”と薦めた」と伝え、また7月に台北を訪ねたばかりの阿部の「台北のすべての観光スポットは、それぞれ特徴を持っています。私が一番印象に残っているのは、萬華地区の剥皮寮で台湾マフィア風の服を着て撮影したこと。ほかにも温泉に入って料理を楽しめる北投や夜台のB級グルメなど、素敵な場所がたくさんあります」という、発言を紹介した。
また阿部お薦めのマンゴーアイスが会見場に運ばれ、AKB48メンバーが試食する場面も。「台湾でパンダの赤ちゃんに会いたい!」と渡辺が言えば、高橋は「友達のお土産を選ぶのも旅の楽しみ」と話し、台湾や旅の話題で会場は盛り上がったそうだ。
7月には、台北市政府の要請で阿部マリア、片山陽加、菊地あやかが旅番組を撮影した。饒河街夜市、北投温泉や西門町など台湾の観光スポットを3人が紹介する、という内容だ。臭豆腐やカキオムレツなど名物屋台料理を味わう食の部分や、挽面(糸を使った顔のうぶ毛剃り)を経験する美の部分など、台湾の魅力を体験し伝える内容になっている。台湾人ファン約100人が空港に押し掛け、熱烈歓迎したことも各メディアが報じた。
日本のトップアイドルAKB48が、PR役になってくれることは台湾の観光関係者にとって心強いこと極まりない。AKB48は台湾に公式ショップがあり、度々イベントを開いたり現地CMに出演するなど積極的に活動し、人気も広がっている。日本と台湾を結ぶかけ橋的存在として、今後ますます活躍の場が広がりそうだ。