Quantcast
Channel: Tommy's Express ブログ
Viewing all articles
Browse latest Browse all 32610

香港と台湾からの観光客、なぜ日本の観光産業の新戦力になったのか?―仏メディア

$
0
0


台湾土地開発が金門に免税店、デューフライと


台湾土地開発グループは16日、旅行者向け小売の世界最大手のデューフライと合弁契約を締結し、金門島で免税店街を共同経営すると発表した。「風獅爺プラザ」の第一期免税店は約3万6000平方メートルで台湾最大となる。デューフライにとっては初の中華圏の店舗。来年上半期中にオープン予定で、吉本興業や統一スーパーなども出店する。

国民党が抗告、王金平氏の身分保全仮処分に対し

国民党は16日、台北地裁の裁定に対し、裁判所は政党内部の人事に関与する権利はなく、さらに王金平・立法院長はすでに立法委員の資格を失っているため、党員の資格を保護する必要はないとして抗告した。国民党は弁護団を6人に増強して訴訟での勝利を目指す。抗告は高等行政裁判所が審理し、台北地裁への差し戻し、却下、または高等行政裁判所での裁定となる。

台湾の中華民国への返還、「カイロ宣言が鍵」

馬英九総統は16日、台北市内の中正紀念堂で行われている写真展示イベント、「中華民国とアメリカの首脳外交の映像および文物特別展」の開幕式に出席した。1943年の「カイロ宣言」を特に取り上げ、「日本から台湾などの領土が返還されることが決まった、カイロ宣言がなければ私たちは今日恐らくここで話をする機会もなかった」と同宣言の重要性を強調した。

健保コスト1千億元削減、ビッグデータ活用で

行政院科技会報は16日、「健康情報クラウド化計画」を開始すると発表した。科技会報、中央研究院、国家科学委員会などによるこの計画は、健康・医療に関する情報を統合し、健康保険業務、官民連携事業、新薬開発、疾病予防などに役立てられるようにするというもの。データは個人情報を含まない形に処理後、提供される。10億台湾元を投入し年内に第一弾のシステムを構築、3年以内に健保コストを1000億台湾元削減できる見込み。

「KANO」の手描き宣伝看板、西門町にお目見え

日本統治時代、昭和初期の南部台湾で甲子園出場をめざした野球少年たちの活躍を描く新作の台湾映画、「KANO」の手描きの看板がお披露目となり、映画看板制作のベテラン職人、簡錫欽さんが劇場に招かれその腕を披露した。この看板は台北市の繁華街、西門町の映画館に1カ月間かけられることになっている。「KANO」は台湾で来年2月27日から上映される予定。

五月天がMステ出演へ=台湾バンド初

人気バンド五月天(メイデイ)が27日に放送されるテレビ朝日の音楽番組「ミュージックステーション」に出演する。番組ではflumpoolとのセッションによる新曲を披露する予定。同番組には過去にビビアン・スーが「ブラックビスケッツ」の一員として出演したことがあるが、純粋な台湾人バンドとしては五月天が初めてだという。

4つ信号すべて青、バイクの男性死亡

台北市長安西路と承徳路の交差点で16日未明、交通信号が故障して4つの信号がすべて青になり、交差点に進入した2台のオートバイと統聯バスが衝突した。この事故でオートバイに乗っていた男性(25)が即死、もう1台の男性も負傷した。警察がバスの運行記録モニターを検証したところ、バスは青で侵入していたことが分かり、信号の故障が判明した。同交差点は昨年地盤の陥落があり、そのため地下の電線から漏電して故障につながったとみられる。

観光地で痰吐く大陸人、咎めた台湾人囲んで乱闘に=阿里山

 台湾で、大陸側の中国人に対する印象がまた悪くなる事件が発生した。大陸からの旅行客が所かまわすに痰(たん)を吐いたりたばこの吸い殻を投げ捨ているので、台湾人男性が注意したところ居直り、最後には大勢で殴るなどの暴行をはたらいたという。ただし旅行団団員は「台湾人が先に挑発した」と主張する文章を発表した。中国評論新聞社などが報じた。

 事件は9日、名所として知られる阿里森林遊楽区で発生した。中国大陸から来た旅行団のメンバーが大声で騒ぎ、所かまわすに痰(たん)を吐いたりたばこの吸い殻を投げ捨てたりしていた。台湾人男性が咎めたところ言い合いになり、大陸からの複数の旅行客に取り囲まれて暴行を受けたという。

 負傷した台湾人男性によると、大陸の旅行団の行為を咎めたところ、団長が「なぜんいけない? 中国ではどこも、こういう風だ」と居直った。台湾人男性が「ここは台湾だ」と言うと、旅行団団長は「台湾も中国の一部だ!」と怒鳴り、台湾人男性を突き倒した。その他の旅行団のメンバーも、台湾人男性を殴るけるなどした。石で頭や胸などを殴る者もいたという。

 暴行を終えたのちに旅行団は立ち去り、そのまま観光を続けたという。通報を受けた警察官が捜査したところ、駐車場で暴行騒ぎを起こした旅行団を発見した。双方に事情を聞いたところ、台湾人男性が自分も暴力を振るったことを認めたため、検察は同男性を傷害罪の疑いで書類送検することを決めた。

 同男性は12日になり台北警察松山分局に対し、大陸側の旅行団団長を殺人未遂、傷害、公然侮辱罪の疑いで告発した。警察側は司法手続きを開始したという。

 事件について、大陸側の旅行団のメンバーのひとりが中国版ツイッターの微博に「事件をここにはっきりさせておきます」などとする文章を発表した。

 同文章は、旅行団が興奮して大声で歌うなどしていたことは認めた。ただし、トラブルが発生したきっかけは台湾人男性が「中国人は出ていけ」などと、旅行団を罵ったことだった。台湾人男性は北京出身の女性と、一緒に来ていた。

 旅行団の団長が「おまえは中国人でないのか?」などと言うとさらに激しいい争いになり、台湾人男性が旅行団男性の携帯電話を叩き起こしたことがきっかけで殴り合いになった。

 同文書は、石を用いて相手を攻撃したのは、台湾人男性と一緒にいた北京出身の女性であり、台湾の報道にあったように旅行団団員が痰を吐いたりごみを捨てたりした事実はないと主張した。

香港と台湾からの観光客、なぜ日本の観光産業の新戦力になったのか?―仏メディア

15日、仏メディアは「香港と台湾はなぜ日本観光産業の新戦力となったのか?」と題した記事を掲載した。写真は成田空港内の書店。中国語でのサービスに対応している。
2013年9月15日、仏国際ラジオ放送ラジオ・フランス・アンテルナショナル(RFI)中国語電子版は、「香港と台湾はなぜ日本観光産業の新戦力となったのか?」と題した記事を掲載した。以下はその概要。

日本旅行業協会(JATA)が主催する年に1度の「JATA旅博」が、12日から15日まで東京ビッグサイトで開催された。中国はこれまでの旅博には積極的に参加してきたが、尖閣問題の影響で2010〜2012年は参加を取りやめている。しかし、今年は一転して43人の業界関係者が参加し、中国観光のPR活動を行った。

日本政府観光局(JNTO)が発表した統計資料によると、今年上半期の訪日外国人観光客数は495万4600人。前年同期比で22.8%の増加となり、前期の過去最高記録を塗り替えた。尖閣問題で中国人観光客の数だけが3割近く減少したが、その他のアジア諸国からの観光客や台湾・香港からの訪日観光客は驚異的な伸びを示している。なかでも台湾からの観光客は102万9700人で前年同期比49.4%増、香港からの観光客は36万6100人で同43.1%増となっている。中国と同じように尖閣問題を抱える台湾や香港からの訪日観光客が減らないのはなぜか?その理由については、台湾と香港の現状から以下のことが考えられる。

1;成熟した経済貿易関係にあり、政治的影響を受けることが少ない。
2;成熟した法観念に基づき、互いの治安面で信用し合っている。尖閣問題に絡んでは台湾や香港でも抗議デモは発生しているが、暴力事件は起こっていない。日本でも華人に対する攻撃や店舗の破壊などの暴力事件は一切なかった。
3;健全で多元的な情報源により、極端な民族主義を煽ることがない。メディアが相手について偏った報道をすれば、受け手は偏った情報のみで相手を判断することになる。

ネットショップのPCホーム、年末にも日本進出

 オンラインショッピング大手の網路家庭国際資訊(PCホームオンライン)のセン宏志董事長(セン=膽のつくり)は、早ければ今年末にも日本市場へ進出する計画を明らかにした。米国進出の成功経験を生かし、海外で市場の拡大を進める。
 PCホームは2010年から事業の国際化を進め、昨年4月に米国市場向けにサービスを開始した。同社の米国市場での受注額は1カ月当たり約2,000万台湾元(約6,682万円)で、同社にとって最大の市場となっている。セン董事長によると「米国最大の小売り、ウォルマートでは商品の約8割が台湾や中国などアジアで製造したものが占める。一方で、アジアの製造業者にとってはすべての製品が米国向けに販売できるとは限らない。両者間の溝こそがオンラインショッピング業者にとっての商機になる」と話している。
 PCホームは米国に製品保管用の倉庫は設けず、注文を受け取った後に台湾から出荷する形式を採っている。セン董事長は「日本へも米国と同じ方法で進出する計画だ。将来はインドネシアやインド、アフリカ市場への進出も視野に入れる」と述べた。

王・立法院長:出国の理由を馬・総統は知らず

王金平・立法院長が、馬英九・総統は自分が娘の婚礼のためにマレーシアにいっていたことは知らなかったとしている。最高裁判所検察署は今月6日、記者会見を開き、王金平・立法院長が司法に介入した疑いがあると指摘した。しかし、王金平・立法院長はこのとき娘の婚礼のためマレーシアに滞在しており、国内にはいなかった。馬英九・総統は7日、王金平・立法院長は出来るだけ速く帰国して事情を説明するよう呼びかけ、翌8日には記者会見を開き、王金平・立法院長が司法に介入したことは明らかで、民主政治にとって最大の恥辱だと激しく非難した。

王・立法院長は10日に帰国し、司法への介入を否認したが、馬・総統と江宜樺・行政院長が王・立法院長への批判を続け、国民党が王・立法院長の党籍を剥奪することに発展。王・立法院長は党籍保全の仮処分を台北地裁に申請、これが認められたたため、当面立法院長を続けることになっている。

この事件では、馬英九・総統らが、王・立法院長が司法に介入したと最初から決めつけた形で対応したこと、そして、王・立法院長が国内におらず、娘の婚礼というタイミングで、疑惑を持ち出したことなどに反感が広がっている。

馬・総統が16日、王・立法院長の娘の婚礼だったとは知らなかったと釈明したのに対し、王・立法院長は16日、「馬・総統はたしかに知らなかった。7日にマレーシアから馬・総統に電話した際に知らせた」と話し、「娘の婚礼に合わせて王・立法院長を攻撃した」との言い方は適切でないことを示唆した。

馬英九・総統は、国民党の職務や活動から、王金平・立法院長を外す方針だとされることについて王・立法院長は、党の通知に従うだけと述べている。また、17日に国会が召集され、行政院の江宜樺・院長が施政報告を行う予定になっていることについては、与野党共に国家の情勢を考慮し、江・行政院長の報告を円滑に行わせるよう希望した。江・行政院長は、王・立法院長を批判する過程において、「王金平氏のいない立法院に対する準備は出来ている」と述べたことが、立法院への干渉と受け止められ、立法委員の反発を呼んでいる。

なお、台北地裁が、国民党の党籍剥奪を差し止めた形の仮処分に対し、国民党では弁護団の人数を増やした上で、16日午後5時に異議の申し立てを行った。

経済部、NZのデジタルコンテンツ業界との協力期待

台湾とニュージーランドのデジタルコンテンツ業界が協力し、世界市場を目指すことが期待されている。中華民国台湾とニュージーランドは今年7月、経済協力協定を締結。これにより、農産物や工業製品の貿易以外に、映像産業においても提携の機会が生まれると見られている。

経済部デジタルコンテンツ産業推進オフィスの龔仁文・主任は16日、「ニュージーランドは映画『ロード・オブ・ザ・リング』や『ホビット』でポストプロダクションを手がけている。その経験を学びたい。物語を作る能力は台湾に欠けているところだ。我々はよい物語に、西洋人が聞いてわかるような要素を加える必要がある」と話した。

龔仁文・主任は、台湾の映像業界にはシナリオライターなど優秀な人材が少なくないのに加えて、クラウドコンピューティングにも長けているので、台湾とニュージーランドがこれらを基礎として提携できれば、欧米諸国の市場に進出するためにもより有利になると期待した。

中秋節、バーベキューで河浜公園の一部を開放

台湾で中秋節の恒例となっているバーベキューのため、台北市が河浜公園の11ヶ所を開放する。今月19日は旧暦8月15日で台湾では名月を愛でる中秋節。台湾では19日から22日までが4連休となる。中秋節には屋外でバーベキューをするのがここ数十年定着しており、夜には台湾全域の庭や公園、空き地、さらには道路わきなどで家族親戚や友人が集まってバーベキューをする姿が見られる。しかし、公園や道路わきでのバーベキューは規定違反になる場合があり、台北市ではここ数年、特定の公園をバーベキューに開放している。

台北市工務局水利処は15日、今年は淡水河と基隆川沿いの河浜公園のうち、11ヶ所をバーベキュー用に開放すると明らかにした。水利処ではしかし、自動車を芝生のエリアや橋の下に停めてはならないこと、バーベキューの道具やゴミはきちんと片付けること、公園の施設を破壊してはならないことなどのルールを確実に守るよう呼びかけている。

台北のレンタル自転車、連続使用禁止に

台北市のレンタル自転車、ユーバイク(YouBike)の使用法に新たな規定が加わる。台北市が運営するレンタル自転車、ユーバイクは市民に広く歓迎されており、現在は市内108ヶ所にスタンドが設けられ、約3400台が稼動している。スタンドは今年年末までには162〜172ヶ所に増やされる。

ユーバイクは今年年内は、最初の30分間は無料となっており、一部の利用者はこの決まりを利用して、30分以内にスタンドに入り、いったん返却してはただちに同じ自転車を借りていくケースが発生している。こうした使用法は、スタンドで待っている利用者の権益を損なうことから、10月1日より、返却してから15分間は、そのスタンドで新たに自転車を借りられなくする。ただし、借りた自転車の状態が悪く(故障など)、交換する必要が出た場合に備え、借りてから5分以内ならば同じスタンドでその自転車を返却し、新たに借りられるようにする。

また、料金も累進型に改める。ユーバイクは本来、利用を初めて30分ごとに台湾元10元の費用がかかる。10月1日に始まる新制度では、最初の4時間は30分10元だが、それを超えた場合は30分ごとに20元、8時間以上になった場合は30分40元とすることに。なお、今年は宣伝期間として、年末まで最初の30分間は無料としており、これは新制度実施後も変わらない。

台北の「縁結びの神」、中秋節に誕生日活動

中秋節は縁結びの神様、「月下老人」の誕生日でもある。このため、台北市の「月下老人」で有名な霞海城隍廟では19日午後1時から、付近の迪化街永楽広場で「月下老人」の誕生日を祝う歌を歌う他、地元の老舗、「十字軒」の9層に及ぶバースデーケーキを振舞う。霞海城隍廟では、ケーキを食べたカップルはいっそう幸せに、独身者には恋愛の幸運がやってくるよう祈ると話している。この日は伝統的な結婚式やパレードを再現、近くの大稻埕では夜のコンサートも行われる。

台湾のスキー客、10年で約10倍増 日本行きが人気

中華民国滑雪滑草(スキー・グラススキー)協会の統計によると、スキーがあまり盛んではない南国の台湾でも、その愛好者が年々増加、スキーツアーへの参加者数はここ10年で約10倍も成長したという。

スキーに対する台湾の人々の理解を深めてもらおうと今月19〜22日にかけて新北市で「国際スキー博覧会」が開催される。雪国ではない台湾でスキーにまつわる国際規模の博覧会開催は世界中でも前例がないという。

同協会では、昨年12月から今年3月までのシーズンに海外のスキーツアーに参加した旅行者数は延べ8000人に達しており、今年のシーズンにはさらに3割近く成長し1万人を突破できるのではと見込んでいる。

また、旅行社大手の雄獅旅遊によると近年、スキーをメインとするツアーが好評を博しており、特に人気の日本や韓国行きは毎年11月末までにその年のシーズン予約がいっぱいとなるという。また参加者の約半数はスキー未経験者だというが、スキーの魅力に取り付かれ、リピーター率は6割に達するとか。

今年はオープンスカイ協定の締結や円安などの影響で、人気スキーツアー先として日本がさらに注目されている。

「空から見た台湾」が話題 侯孝賢製作の記録映画

台湾を代表する映画監督、ホウ・シャオシェン(侯孝賢)氏がプロデューサーをつとめたドキュメンタリー「看見台湾」(空から見た台湾)が、来月11日から始まる「桃園映画祭」のオープニング作品に選ばれるなど注目を集めている。

長さ93分の「看見台湾」は、空撮専門のカメラマン、斉柏林氏が3年がかりで完成させた自信作。約1億台湾元(3億3500万円)にのぼった製作費は台湾の記録映画としては過去最高額。

俳優のいらないドキュメンタリーだが、製作陣には豪華なメンバーがそろい、ナレーションは作家で脚本家のウー・ニエンジェン(呉念真)氏が、音楽はシンガポールの作曲家、リッキー・ホー(何国杰)氏が担当した。

斉氏はこの作品を通して、宝島とよばれる台湾の美しい風景だけでなく、乱開発がもたらした負の遺産も知ってもらいたいとしている。一般公開は11月1日の予定。

「桃園映画祭」は10月20日まで開催され、台湾で一部ロケが行われた日本映画「藁の楯」(三池崇史監督)など国内外から計60作品が上映される。クロージング作品はフランスの女優、マリオン・コティヤール主演の「ジ・イミグラント」。

蕭万長前副総統ら90人の台湾代表団 APEC首脳会議参加へ

外交部は17日、蕭万長前副総統を筆頭に政府役人や学者・専門家など90人からなる代表団が、来月7日と8日にインドネシア・バリ島で開催される2013年アジア太平洋協力経済会議(APEC)の首脳会議に出席すると発表した。

外交部によると、今年の首脳会議では各国の首脳代表と「APECビジネス諮問委員会(ABAC)」の代表との会談から行われることになっており、蕭前副総統は7日に台湾のABAC代表とともにオーストラリア、ブルネイ、メキシコの首脳やほかの参加国のABAC代表と対談し、アジア太平洋地域の貿易発展と統合の進め方などについて意見を交わす予定。

各国首脳が集う非公開会議では、7日に「公平で永続的な成長」をテーマにした食料、水資源、エネルギー安全に関する話し合いが行われ、8日には「APECメンバーの連携促進についての展望」が討論される。2日間の会議終了後は共同宣言を発表するとしている。

外交部は、首脳会議の期間中、蕭前副総統とアメリカのオバマ大統領が言葉を交わす可能性の有無について、「会場において首脳間の自然な交流はあるでしょう」と期待を寄せている。

APEC会議は首脳会議のほか、閣僚会議と上級官僚会議なども行われ、台湾は外交部、経済部、経済建設委員会などの中央部会の役人とシンクタンクなどの学者・専門家が出席する。馬英九総統は今月9日、台湾特使として蕭万長前副総統を任命していた。

台湾、来年の半導体市場予測 前年比8%増

政府系シンクタンク・財団法人資訊工業策進会の産業情報研究所(MIC)は17日、2014年台湾の半導体市場は前年比7.8%増の1兆8950億台湾元(約6兆3000万円)規模に達するとの見通しを示した。

MICでは28ナノメートル製品の国際競争激化やICチップの価格が引き続き下落する見通しであることなどから来年の半導体産業は成長が鈍化するだろうとしながらも伸び率は7.8%と、世界平均を上回る水準だとしている。

また、ことし(2013年)の台湾IC関連産業の生産額は前年比13.7%増の1兆7577億元(約5兆9000万円)に達すると見込まれ、このうちICデザイン業は8.9%増の4568億元、IC製造業は19.2%増の9278億元、ICパッケージング・テスティング業は7.3%増の3731億元になるとそれぞれ予測されている。

日本時代の画家、陳澄波誕生120年で来年より東アジア巡回展/台湾・台南

来年は台湾現代美術の先駆者的存在で画家の陳澄波の誕生120年にあたるが、台南市では「陳澄波の誕生120年記念 東アジア巡回展」と題して来年1月18日の台南を皮切りに、北京、上海、東京、台北の5都市を巡回展示することになった。息子の重光氏は父親の作品に対する尊重に感謝し、台南を主題とする「新楼」などを含む20枚の真筆を市に寄贈した。中国時報が14日付けで伝えた。

1895年生まれの陳澄波は中南部・嘉義の出身。水彩画家の石川欽一郎に出会って絵画に目覚め、1924年、東京美術学校(現・東京芸術大学)に入学、油絵「嘉義の町はづれ」で第7回帝国美術展に入選、西洋画で日本の帝展に入選を果たした初めての台湾人となった。その後、1925(大正14)年、陳や顔水龍など海外留学組の画家によって「赤陽社」が結成され、市内の公会堂で絵画展が催されたりなどした。今回は生誕から120周年を迎えるのを前に、台南市文化局で関係者による巡回展開催が決まった。

陳は台湾の土地で伝統的な漢人移民社会の時代から日本人による支配統治の時代への移り変わりを自ら体験、日本で学び上海で教鞭を取り、その豊富な人生経験は台湾における現代美術史の縮図ともいえる。今回の東アジア巡回展示はそんな彼の生涯の足跡をたどるもの。嘉義県議員を務めたこともある陳澄波は残念ながら1947年の二二八事件の巻き添えとなり、52歳の時に嘉義駅前で公開処刑された。それ以来、彼の作品は30年以上も埃に埋もれたままだったが、1979年、台北「春之芸廊(ギャラリー)」でようやく陽の目を見て今日に至った。

ローマ法王が台湾の人々に対して祝福

ローマ法王フランシスコは13日、謁見に訪れた台湾代表団に対して台湾への関心を述べるとともに、台湾の人々に対して祈りの言葉をかけた。

これは「エルサレム聖墳墓騎士団」の各国代表らが13日、ローマ法王に謁見した際に騎士団台湾分団の廖修三団長に対して述べたもの。廖団長は法王に対する敬愛を伝えると、法王は「私も台湾を愛しています。台湾の人々に主のご加護がありますように」と語った。

この騎士団のバチカン巡礼は5年に1度行われるもので、今月9日〜15日にわたって実施され、世界中から約2600名余りが参加し、ミサや聖書朗読が行われた。台湾からも陳団長をはじめ中央研究院・陳建仁副院長らが赴いた。

台湾からの一行は15日午後に駐バチカン中華民国大使館を訪れ、王豫元大使(=写真右3)と今回の訪問や台バ関係に関する交流や協力について意見を交わした。王大使は台湾カトリック教会と民間団体がバチカンとさらに緊密な交流ができるよう期待を示した。




Viewing all articles
Browse latest Browse all 32610

Trending Articles



<script src="https://jsc.adskeeper.com/r/s/rssing.com.1596347.js" async> </script>