東京オリンピック・パラリンピックのエンブレムを制作した佐野研二郎さんがデザインしたキャンペーン賞品の一部を、サントリーが取り下げた問題で、アメリカのデザイナーが「自分の作品とよく似ている」と答えた。
サントリーでは、佐野さんがデザインしたトートバッグをプレゼントするキャンペーンを行っているが、佐野さん側の申し出で一部を取り下げると発表した。
そのうち、水着姿の女性のデザインについて、ロサンゼルスのデザイナー、マクフェトリッジさんが13日、NNNの取材に応じ、3年前に発表したデザインに似ていると感想を語った。
マクフェトリッジさん「とても似ている。デザイン業界では私の水着の女性の作品はよく知られている」
その上で、マクフェトリッジさんは、「デザイン業界では他人の影響を受けながら作品を作っている」として、佐野さんに対し、法的手段をとる考えはないことを明らかにした。