- 韓国のいわゆる「ラブホテル」が改修により、暗く汚いイメージからの脱却を図っている。性にオープンでラブホテルを利用することへの抵抗感が薄い若者客を呼び込むためだ。
韓国では独身者は親と同居するのが一般的。こうしたホテルを彼女と月に4回ほど訪れるという30歳の男子学生は「ラブホテルはカップルが普段のデートで快適に過ごせる場所として定着しつつある」と語る。
あるソウルのチェーンホテルでは、ジャグジー、ノートPC、有名ブランドのアメニティー、清潔なシーツが完備された部屋の料金が3時間3万ウォン(約3200円)。空室待ちの間はロビーでコーヒーなど飲んで過ごせる。
業界関係者によると、中小規模のホテルが宿泊客相手だけで利益を上げるのは難しく、改修すれば2─3倍の増収が見込めるという。