【台湾ブログ】日本の「天空の城」へ 山頂からの眺めに感動
自然が好きで、毎年日本を旅行している台湾人男性・ｕｒｏｌｉｎ（ハンドルネーム）さんが、「天空の城」と言われる兵庫県・竹田城跡を訪れた感想をつづった。
竹田城は兵庫県朝来市にあった、標高約354メートルの山頂に築かれた山城。廃城から約400年が経ち、建物は現存しないが、当時の石垣がほぼそのままの状態で残っている。秋や冬のよく晴れた日には、周囲に朝霧が発生することがあり、雲海に浮かぶその幻想的な姿から別名「天空の城」とも呼ばれている。
とはいえ、その知名度は一般の日本旅行ガイドブックに載っているほどではないようだ。ｕｒｏｌｉｎさんが竹田城跡のことを知ったのは、昨年日本を訪れた時たまたま報道されていたのを見たからだという。「その独特の情景にすっかり魅せられた」ことから、今年の日本旅行の行き先は関西に決定。8月に竹田城跡を訪れた。
最寄の竹田駅から登り始め、約40分はかかる道を歩いて城跡に到着した。暑い日で相当疲れたはずだが、「本当にすばらしい」と感動した景色に疲れも薄れたのだろうか。
「竹田の町を見下ろせる。あそこから登ってきたんだなあ」など感想を交えながら、城跡をすみずみまで探索。山頂から望む四方の景色から石垣、建築物の跡を示す杭に至るまで、残らず写真に収めた。
特に、青空の下に連なる山々をバックに、美しい石垣を残す城跡と山間に広がる竹田の街を見下ろせる、天主台からの景色が一番気に入ったようで、画角や構図を少しずつ変えながら連続6枚もアップした。
「ここからの眺めが一番、竹田城独自の雰囲気・空気を感じられる」とのコメントからも、雄大な景色に包まれ、満足した様子が伝わってくる。