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日本人は義理堅い…日台戦で日本が感謝の横断幕:台湾

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ファンケルが台湾から撤退


化粧品や健康食品の製造・販売などを手掛けるファンケル(横浜市)は11日、台湾とシンガポールでの小売事業からの撤退と、台湾現地法人の解散を発表した。来年3月には撤退を完了する予定で、2014年3月期決算で撤退に伴う8億9100万円の特別損失を計上する見込みだ。

彰化県長、高品質農産物の対日輸出増加に感謝

彰化市の高級スーパー「裕毛屋」で行われた宮崎物産展に参加した卓伯源県長は、同県では品質の高い農産物の対日輸出を強化しているが、その甲斐あってか輸出高が年々増加していると述べ、同県特産品に対する日本の消費者の支持に感謝の意を表した。また、宮崎県の河野俊嗣知事も出席、同県はさつまいもや米、みかんなど農作物の種類が多く、ぜひ台湾の人々に味わってほしいとトップセールスを行った。

エイサー売上高、10月は275億元=過去半年で最低

宏碁(エイサー)は11日、10月の連結売上が275億7000万台湾元だったと発表した。前年同月比15.6%減、前月比16.3%減で、単月売上としては過去半年間で最低だった。一方、華碩(エイスース)の10月売上は415億2000万元(前月比1.4%減)だった。米マイクロソフトが10月18日に新OS「Window8.1」をリリースしたことを受け、両社とも9月の出荷は好調だったが、10月は業績を後押しする材料を欠いた。

中台スワップ協定、「来年中の締結に向け努力」

中央銀行の彭淮南総裁は11日、台湾と中国が協議中のスワップ協定について、「来年度中に締結できるように努力する」との姿勢を示した。立法院での質問に答えた。彭総裁は「12月に楊金龍副総裁が中国を訪問し、関連の協議を行なう。しかし、スワップ協定はECFA(両岸経済協力枠組み協定)の範囲を超えるものであり、協議には時間がかかる。今年内は難しい」と説明した。

裕隆が2カ月連続で新車発表、事業展開加速

裕隆汽車の自社ブランド、ラクスジェンは2カ月連続で新車を発表し、成長を加速させている。厳凱泰董事長は11日、ラクスジェンの新車発表のスピードを速め、毎年平均1.5〜2モデルを打ち出し、来年以降爆発的成長を実現する、と意気込みを語った。11日に発表したU6 TURBOのベーシックモデルは72万9000台湾元で、競合他社のSUVより約10万元安い。

テキスタイル商談会in大阪、成約額11億ドル超

環境や機能を重視する台湾のテキスタイル製品による日本市場開拓を目的とした「パンテキスタイルフェア大阪」が開催された。日本人バイヤー700人を集めたほか、成約額は1200万ドルを上回ると見込まれるなど大きな成果を上げた。同展は1991年に始まった。ここ数年で最多の39社が参加、いずれも今後のビジネスチャンス拡大に自信を見せており、イベントの成果に満足していた

4年制大学の学制改革案、教育部 「まずは質から」

教育部の学制改革案をめぐり、来年末を目処に、前期・後期の2学期制で修業年限4年間の現在の体制について、第3学期の追加、単位取得制への移行、在学期間の延長・短縮が可能で最も早い場合2年で卒業できるようにするなどの意見が一部から出ている。陳徳華・教育部次長は11日の立法院での答弁に立つ前に取材陣の質問に答え、年限短縮案は効果的な学習をめざすもので、そのためにはまず教育の質の確保を考えなければならないとした。

日本人は義理堅い…日台戦で日本が感謝の横断幕=中国版ツイッター

 小久保監督が率いる野球日本代表(侍ジャパン)が台北でWBCの強化試合を行った際、侍ジャパンの選手たちは東日本大震災の際に台湾が多額の義援金を寄せてくれたことに対する感謝の横断幕を掲げた。

 横断幕には中国語で「東日本大震災時における支援を日本は永遠に忘れません。私たちは心から台湾人民に感謝しています」と書かれている。横断幕に書かれた台湾の人びとへの感謝の気持ちは、侍ジャパンの選手たちだけでなく被災者含め日本人全員の素直な気持ちと言えよう。

 日本在住の中国人微博ユーザーが林萍在日本(ハンドルネーム)さんが、中国の簡易投稿サイト・微博で横断幕を写真入りで紹介したところ、中国の微博ユーザーからは「日本人は謙遜と感謝を知る民族だ」、「日本人は義理堅い」など、横断幕を掲げたことに対する好意的なコメントが寄せられた。

 しかし、「わが国の援助のことにはなぜ言及しないんだ?」などの反論も寄せられた。中国では“台湾は中国の一部”とされているため、台湾に対してのみ感謝を示したことに納得がいかないという意見も多かった。

 だが、「われわれの援助は少なかったが、台湾の援助は多かった。日本人が台湾に感謝するのも当然だ」と理解を示すユーザーも散見された。

 東日本大震災に対する台湾からの義援金は総額200億円を超えた。金額がすべてではないことは当然だが、親日家が多い台湾の日本に対する気持ちが200億円超という莫大な額となったことは事実であろう。改めて台湾の支援に感謝したい。

ファンケルが小売り事業から撤退、卸し特化

 無添加化粧品・健康食品のファンケル(横浜市中区)は11日、シンガポールと台湾で小売り事業から撤退すると発表した。事業が赤字で急速な回復が見込めないためという。シンガポール拠点は卸売りも手掛けているため、事業を縮小して存続する。両地域では、販売代理店を通じた販売に切り替える。
 シンガポールと台湾の小売りは、本社の全額出資子会社のファンケル・アジアが担っている。同社の小売り事業の売上高は2013年3月期で11億4,300万円。営業損失が4,600万円、経常損失が4,300万円となっている。
 来年3月に小売り事業から撤退し、香港の販売代理店イーズ・ベンチャーズによる販売に切り替える。シンガポールでは13店、台湾では21店を展開しており、今後の販売については代理店と詰める。
 ファンケル・アジアの全額出資子会社である台湾芳珂股フン(台湾ファンケル)は小売り事業に特化していることから清算する。清算は来年7〜9月に完了する見込み。撤退と台湾ファンケルの清算で、本社の7〜9月期決算で8億9,100万円の特別損失を計上する。ファンケル・アジアの小売り事業の売上高は連結売上高の1%程度にとどまっている。
 ファンケル・アジアは、中国と香港への卸売り事業も手掛けており、店舗の従業員などを削減した上で存続する。従業員数はシンガポールが70人程度という。台湾を合わせた廃止事業の従業員数は157人。
 ファンケルの広報担当者は、同社の製品はアジアで親和性が高いと述べ、具体的には未定だが、将来的に新たなアジア展開を目指したいと述べている。

国民党、総統が党主席を自動的に兼任…党規約を改正


台湾与党・国民党は台中市で10日、党大会を開き、総統が自動的に党主席を兼任するよう党規約を改正した。馬英九総統は2016年の総統退任まで、既に兼任している党主席を務めることになる。馬総統の支持率低迷が続く中、来年末の地方選で同党が敗北した場合、主席の引責辞任に追い込まれないよう党内の権力基盤の維持を狙ったとみられる。

 同党は、司法介入疑惑により王金平・立法院長(国会議長)の党籍を剥奪したことで党内対立が激化。大会は当初9月に台北市内で開く予定だったが、会場周辺でのデモ計画により安全面に懸念があるとの理由で、延期されていた。

小久保ジャパンの主砲・中田の意外な事実「来年こそは認められたい」

侍ジャパンは台北の日本人学校を訪問。ここでも中田(右)の人気は抜群だった。左は稲葉 
新生・日本代表「侍ジャパン」は初陣となった台湾遠征で3連勝と最高のスタートを切った。その中でも4番を務めた日本ハム・中田翔外野手(24)は、意外な理由で現地の注目を集めた。台湾でも人気の日本製野球ゲームでかなりの強打者として設定されているため「実物はどんなにすごいのか」と期待されたからだ。だが全3戦で2安打と不発に終わり、現地メディアからは「ゲームの方がすごい」という失望の声も。4年後の次回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)までに、名実ともに日本の主砲に成り上がれるか。

 日本の2連勝で迎えた10日の第3戦(天母球場)。1点リードの9回1死無走者で迎えた台湾遠征最後の打席。日本のファンの「ナカタ」コールの中、初球を思い切りよく振り抜いた。弾道はファンにつかの間の期待を抱かせたが、左翼フェンス手前で失速した。

 「台湾のファンにも応援してもらってありがたかった

 悔しそうに振り返った中田だが、確かに今回の遠征メンバーでは現地でも飛び抜けた注目度だった。台湾入りした空港からサイン攻め。通訳つきの現地メディア向けインタビューでも引っ張りだこ。打席に入れば台湾側の応援席からも大歓声。

 なぜ知名度が異様に高いのか。それは今春のWBCで台湾の英雄となった陽岱鋼外野手の同僚、という理由だけではなかった。コナミの「実況パワフルプロ野球」シリーズや、同「プロ野球スピリッツ」シリーズが、その勇名をとどろかせてくれていたからだ。

 地元メディア関係者は「台湾プロ野球が題材のゲームはつまらないので、日本のプロ野球のゲームをやっている人が多い。漢字表記なので大リーグのゲームより親しみやすい」と説明。日本のプロ野球をテレビ観戦しているファンはもちろん、中田のプレーを見たことがない層でも、ゲームを通じて強打者に設定されている「ゾンティエン(中田)」に興味や愛着を抱いたわけだ。

 現地記者が中田に対して「こちらでは中田選手がゲームの中でとてもすごい打者として有名だ」と水を向けるひと幕もあったが、本人は「テレビゲームじゃなく、グラウンドのプレーでもっと自分のことを知ってほしい」と苦笑いだった。

 ところが第1戦では5タコ4三振。第2戦も小久保監督が「あそこで打てていればワンサイドゲームになった」という5回1死一、二塁のダメ押し好機で最悪の併殺打に倒れた。第4打席でようやく台湾での初安打が出たが「結果オーライ。いいところに飛んだだけ。打ち損じが多い。情けない」と不本意な打席が続いていた。

 期待が外れた現地メディアからは「現実の中田よりゲームの中田の方がすごい。大振りしすぎ」と厳しい指摘も飛んだほど。ただ精彩を欠くのも仕方ない事情もあった。

 8月下旬に左手小指付近を亀裂骨折して離脱。10月に復帰したが、わずか3試合に出ただけで最下位のチームはシーズンが終了。「終わってからは実戦形式を一切やっていない」と実戦感覚のなさに苦しんだ。さらに沖縄での秋季キャンプではチーム事情から、入団当初に挑んだが“失格”の烙印を押された三塁へ再コンバートを命じられた。チーム再建のため復帰した白井内野守備走塁コーチから、厳しいノックの“かわいがり”を受け、慣れない動きで肉体の疲労はピークに達していたのだ。

 それでも代表に合流すれば侍ジャパンの顔として、試合でのフル出場はもちろん、連日のようにインタビューを求められる。この日の試合前には稲葉打撃コーチ、ヤクルト・小川、広島・野村とともに台北日本人学校を訪問。日本と台湾の子供たちや保護者合わせて500人と交流。「子供たちがかわいかった。日本と台湾で(座る位置は)別れていたが、心をひとつにニコニコしてよかった」と話した。小川と野村はすでに先発登板を済ませて第3戦はお役御免だったが、出ずっぱりの中田は心身ともに休まる暇がなかった。

 そしてプレーボールの声がかかれば日本の4番という重責を担う。小久保監督は「彼なりに恐ろしく重圧を感じているんだと思う。でも打てば普通の選手の3倍くらい褒めたたえてもらえる選手だから」と結果が出なくても決して4番から外さない方針。自らが現役時代にソフトバンク・王貞治球団会長から施された、主砲の帝王学を中田に引き継ぐつもりだ。

 この日の第3戦は4打数1安打。日本の4番として臨んだ初の海外遠征は3試合で13打数2安打。得点には全く絡まず不完全燃焼に終わった。4年後のWBCに向けて「来年こそは『4番は中田だ』と認めてもらえるように頑張りたい」とレベルアップを誓った。驚異の弾道を見せつけて、次こそは台湾のファンを「ゲームより実物の方がすごい」とうならせる。

台湾、来年から国立公園での喫煙に罰金 外国人も適用

台湾では来年、国立・国定公園などの非喫煙エリアでの喫煙は禁止され、違反者は最高で1万台湾元(約3.4万円)の罰金が科されることとなった。外国人旅行客も適用対象に含まれる。

衛生福利部は、国家レベルの公園の中から漂ってきたたばこの臭いは気分と健康を害するものだとする国民の不満を踏まえ、国家公園や国家自然公園、風景特定区、森林遊樂區区などでの喫煙を禁止するとの新規定を発表した。

これにより、来年4月1日からこれらの施設では喫煙エリアを除いてたばこを吸ってはならなくなり、また喫煙エリアが設置されていない場所では全面的に禁煙とされ違反した場合は2千〜1万元の罰金となる。

台湾でも台風30号の被害 養殖カキに約17億円規模の損害


台風30号がフィリピンに大きな被害をもたらしたが、台南市でもこれによる高波の影響でカキの養殖場が壊れ、少なくとも4〜5億元(およそ13〜17億円)の損害が発生したことがわかった。台湾の複数メディアが伝えている。

台風30号の接近に伴い台南近海では10〜11日にかけて高波が発生、設置したばかりのカキの養殖場が流された。11日には郭信良市議会副議長などが現場を視察、9600カ所の養殖場のうち約3割が流されたとみる一方で、農業局漁港所の担当者は「重大な被害」としながらも、全容は風と波がおさまらないとわからないという。

漁業関係者は海岸に打ち上げられた木材や網などを片付けながら「10月を過ぎれば台風は来ないと思っていたのに」と嘆く。この時期のカキはまだ小さく、市場に出すことも養殖場戻すこともできないという。また、今年はカキの値段が高騰、種苗の価格も上昇したため設置コストも高くなり、一人当たり約100〜200万元(337〜674万円)の損害がでるものと予測される。

台南沿海のカキのシーズンは毎年10月〜翌5月ごろで、この時期の生産量は全台湾の9割以上を占めることから、流通量の減少や価格に影響する可能性もでてきている。

台湾、悲願の初優勝なるか/15日開幕のアジアシリーズ

台湾で15日から行われるプロ野球の国・地域別対抗戦、アジアシリーズで地元のチームが念願の初優勝を達成できるかが注目される。

2005年に初開催のアジアシリーズは、昨年まで計6回の大会が開かれたが、優勝に輝いたのは2011年の韓国・サムスンを除き、いずれも日本の球団だった。台湾勢では、ラニュー・ベアーズ(現ラミゴ・モンキーズ)(2006年出場)、統一セブンイレブン・ライオンズ(2008年)、ラミゴ・モンキーズ(2012年)の3チームが準優勝している。

今回のアジアシリーズは15日から6日間の日程で台中インターコンチネンタル球場と桃園国際球場で行われ、17日までの予選リーグには過去最多となる6チームが出場、A(統一セブンイレブン・ライオンズ、サムスン・ライオンズ、欧州王者のフォルティチュード・ボローニャ)とB(義大ライノズ、東北楽天ゴールデンイーグルス、豪州王者のキャンベラ・キャルバリー)の2組に分かれて戦う。台湾での開催は2年ぶり2回目で、欧州勢の出場は初めて。

アジアシリーズ初出場の楽天は大会初日の15日、台湾シリーズ準優勝のライノズと対戦する。ライノズで先発・中継ぎとして活躍する左腕の林英傑が2008年まで楽天に在籍していたが、古巣との因縁の対決となるか関心が集まっている。

台湾のLINEユーザー、1700万人を突破

インスタントメッセンジャー、ラインを運営するLINE Taiwanの陳佳聡マネージャーは12日、同サービスの利用者数は世界で2億8000万人を突破し、そのうち台湾には1700万のユーザーがいると発表した。これは単純計算で総人口およそ2300万人のうち70%以上がアカウントを持っていることになる。

経済部中小企業処はきょう、資訊工業策進会などと共同で中小企業向けプロジェクトの成果発表会を実施、陳マネージャーはゲストとして同社が提供する革新的サービスとその経営について演説した。ラインは現在8割を超えるユーザーが毎月何らかの形で使用しており、毎日70億通のメッセージが送られているという。

また、同サービスはアンドロイド対応スマートフォン向けアプリの中で1億ダウンロードを達成した13品目のひとつで、毎時6万3000人の新規ユーザーが発生しているほか、利用者のニーズに応えようと平均1カ月半毎に新製品が提供されていると話した。

陳氏はこのほか、「人の伝える“複雑な”気持ちを読み取るには、表情だけではなく、身体言語もある」、「同じ気持ちでも、違う人や環境で、異なった表現方法がある」と述べ、190種類以上のキャラクターなどによるイラストサービス提供の理由を語った。

日本企業の海外展開、台湾は人気の進出先No.1

英紙フィナンシャル・タイムズ(FT)は現地時間10日付けで日本のネット通販大手・楽天を例に取り、進出し易く中国大陸進出する際の門戸になる台湾は日本企業が海外投資を行う際の最優先進出先だと紹介した。

また、楽天は2008年の台湾進出後、電子商取引の分野で世界1、2位を争うほどの大企業に成長、多くの日本企業が同社の海外投資ルートをたどり台湾で相次ぎ事業を展開していると指摘した上で、近年日本と大陸との関係悪化がこの流れにさらに拍車をかけていると分析した。

経済部の統計によると昨年台湾に投資した日本企業は前年比40%増の600社余りで過去最高を記録した。今年は1〜9月だけですでに500社近くに上っており、その多くはレストランなど小規模なサービス業だという。

台湾の野球教室に野茂ら豪華コーチ陣が登場

台北市内の天母球場で12日から開かれる野球教室に、元大リーガーの野茂英雄をはじめ日米で活躍した往年の名選手らが客員コーチとして招かれ、台湾の高校球児を指導することとなった。

客員コーチとして指導にあたるのは、野茂英雄、元ヤンキースなどの王建民、日本ハムの陽岱鋼、台湾プロ野球の郭泓志(ライオンズ)、彭政閔(エレファンツ)、張正偉(エレファンツ)の計6人。一方、コーチ陣の正式メンバーには、元ロッテのベニーが加わりボールの打ち方などを教える。

今回の野球教室はスポーツ用品大手のナイキが主催したもので、14日までの3日間に技術の指導を行い、最終日の15日には練習試合が予定されている。

ミズノクラシック制覇のテレサ・ルー、後援者が絶賛

女子ゴルフの日米両ツアーを兼ねたミズノクラシック(三重県)が10日に閉幕、9バーディー、1ボギーの64で回り、通算14アンダーの202で初優勝を果たした台湾のテレサ・ルー(盧暁晴)選手(26)はスポンサーから絶賛を受けた。

盧選手は2008年の台湾ツアー、第1回台豊レディスオープン(彰化県)で同じく台湾のヤニ・ツェン(曽雅[女尼])選手を下したのがきっかけで、タイヤ大手の建大工業からサポートを受けるようになった。

同社は今年7月に開催された台湾ツアー・建大輪胎杯をPRするため、本社(彰化県・員林)ビル外壁に盧選手の姿が描かれた大型看板を掲げたところ、肉圓などご当地グルメのお店がただでご馳走してくれるほど盧の人気は一気に高まり、地元では誰もが知る名選手となった。

渡米後、2005年からプロに転向、2010年から日本ツアー本格参戦の盧選手について建大工業では「とても謙虚でしつけのある人」で今後はより一層の活躍が期待できると絶賛している。

【肉圓(バーワン)】 さつまいもの粉の生地で肉団子を包み、油で揚げたもの。

日本女性、ジャム・シャオ汚物事件に「関与していない」

台湾最大の音楽賞、「金曲奨」で今年最優秀男性歌手賞を受賞したジャム・シャオ(蕭敬騰)の日本人ファン、蔭山友紀さんはきょう弁護士を通して、本人はすでに海外から台湾に戻っており、「汚物事件」には全く関係なく、また警察の捜査に協力するつもりがあると述べた。

ジャム・シャオは10月28日午後、台北市南港区の自宅を出ようと車に乗るところをバイクに乗った男から排泄物を投げつけられ、ジャム本人は難を逃れたものの汚物は運転手にかかり手足も負傷した。警察ではその後、28歳の張姓の男が27歳の曽姓の男をそそのかし、22歳と20歳の2人の男に事件を起こさせたとしており、この4人はすでに取り調べを受けている。

ジャムは目撃者として警察の事情聴取に応じたが、張ら4人と面識はなく、背後に彼らを指図した者がいるか、また最近トラブルのあったジャム・シャオファンの日本女性が関係しているか分からず調査してほしいとしている。

ジャムの言うファンの日本女性、蔭山さんはきょう弁護士を通し、本人は海外旅行からすでに戻っており、汚物事件とは関わりはなく、警察の捜査には協力したいとし、また、メディアの扇動には乗らないとした。

中華民国、台風被害の比被災地を官民で支援

中華民国台湾が、猛烈な台風で深刻な被害を受けたフィリピンの被災地に対し、官民上げての支援を行う。今月8日、猛烈な台風30号の直撃を受けたフィリピン中部では深刻な被害が広がっている。

外交部の高安・スポークスマンは11日、中華民国がフィリピンにおく大使館に相当する、フィリピン駐在代表処では被災状況が伝わって直ちに、中華民国政府と国民を代表してフィリピン政府に対し、お見舞いのメッセージを伝えたと明らかにした。政府は20万米ドルの義援金を提供、被災地での救助や復旧活動を支援する。高安・スポークスマンはまた、政府は非政府組織NGOとも連絡・協調して、政府と民間の力を合わせてフィリピンを支援すると話した。

民間団体・台湾路竹会の劉啓群・会長は11日、被災地に入って緊急の医療支援を行うことを決めたと明らかにした。路竹会では、14日から21日まで、被災地で無料の医療活動を行う。

衛福部、食品添加物の査察登録制度復活検討

衛生福利部(衛福部)が、食品添加物の査察登録の復活を検討している。台湾では、食用油を中心に、成分表示と異なる油などが混入されていた事件で、食の安全に対する不安が広がっている。この事件で、油に使用することが禁じられている食用色素・銅クロロフィリンが添加されていた問題は、オリーブオイルから、それらの油を使って生産された、麺や肉団子などへと広がり、これら製品のメーカーは、「事情を知らないで使っていた。やりきれない」と嘆いている。

野党・民進党の田秋堇・立法委員と、与党・国民党の蔡錦隆・立法委員は11日、立法院で、「複数の食品添加物の加工を経た食品添加物および食用香料」の査察登録を2000年に廃止したことが問題の源だと指摘。

衛生福利部食品薬物管理署食品組の蔡淑貞・組長は、台湾は2000年にWTO世界貿易機関に加わった際、世界とリンクし、貿易のスピードを上げるため、この制度を取り消したと説明した上で、食品添加物の管理について衛生福利部は「食品業者登録方法」をまとめており、来年から食品中の添加物、肉製品、水産物、乳製品、健康食品、プラスチック容器などを強制的に登録していくと述べた。

しかし、田・立法委員は、強制登録ではその名称しか目にできず、消費者とメーカーにとっては管理の効果がないと指摘、廃止されている査察登録制度を復活させるよう要求。これに対し、食品薬物管理署の蔡明功・署長は口頭で、復活を検討する考えを示した。







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