最近の愛子さま(13才)は、これまでの色白のイメージとは打って変わって、こんがりと日焼けされているお姿が印象的だ。8月11日、須崎御用邸(静岡県)でのご静養のため伊豆急下田駅に到着された際にはこんなご様子も見られた。
「健康的に日焼けされた愛子さまを見て、居合わせた人たちも驚いていたようでした。ご一家を出迎えたかたが雅子さまに、“愛子さま、よく日焼けしていらっしゃいますね”と声をかけると、雅子さまは“学校の行事で沼津の海に”と嬉しそうにお話しになっていました」(皇室ファン)
8月1日から5日まで4泊5日の日程で、愛子さまは沼津遊泳場(静岡県)で行われた学習院の伝統行事「沼津臨海学校」に参加された。朝6時に起床し、午前も午後も目一杯泳ぐ、まさに水泳漬けの5日間。疲労困憊でクタクタになるが、クラスメートと寝食をともにする時間はとにかく楽しいと、多くの生徒が思い出の一ページに振り返るイベントだ。
「恒例となっているのが、帰京前日に行われる駿河湾での遠泳です。愛子さまは今年、なんと3kmもの距離を泳ぎ切ったのです。これは、上級クラスの生徒たちが挑戦する距離。もともと泳ぎがお得意ではなく、2年前の初等科6年のときに泳がれたのは500mでしたから、愛子さまのご上達ぶりには驚かされるばかりです」(学習院関係者)
遠泳は、顔をあげたままの平泳ぎのような古式泳法で行われる。愛子さまの日焼けは、努力の証だったようだ。
「愛子さまはこの夏、積極的にスポーツに興じられています。7月上旬の期末テスト中には、東宮御所で職員を相手にバスケットをされていました。男性職員がついていけないほど、愛子さまの実力は折り紙付きです。また、最近は御所内でジョギングされることもあります。これには、ダイエットの意味合いもあるようですよ。12月で14才を迎えるお年頃ですから、ご自身の体形の変化などを気にされる場面もあるのかもしれません」(宮内庁関係者)
また、愛子さまは臨海学校の翌日から4日間、学習院女子大学で行われた英語セミナーを受講された。
「読書感想文や数学の問題集、英語での創作文など多くの課題が出されていて、意外と夏休みの宿題は大変なのです。加えて英語を自主的にお勉強されるのですから、学業にもかなりしっかりと取り組まれていたようです」(前出・学習院関係者)
学校行事などで多忙のなか、公務にも積極的にお出ましになられた。7月26日の昭和館(東京・千代田区)、8月22日の日比谷図書文化館(同)の企画展など、戦争関連の行事にもお出になられた。
「愛子さまは空襲体験者らの話に耳を傾けられ、食い入るように資料をご覧になっていました。両陛下が平和への強い思いを抱えられていることを、愛子さまもよく理解されているからでしょう。そのお姿からは、皇族としてのご自覚が確実に芽生えているのが見受けられました。愛子さまご自身も、大いに成長を実感される夏になったのではないでしょうか」(前出・宮内庁関係者)
※女性セブン2015年9月10日号