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山岸舞彩後任問題ほか、この秋の各局女子アナ人事業界裏話

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 皆藤愛子ではないか。いや西尾由佳理だ。小林麻央復帰か…などと一部夕刊紙が予想していた『NEWS ZERO』(日本テレビ系)山岸舞彩の後釜は、局アナの久野静香アナに。その久野アナが務めてきた金曜日には、同期の杉野真実アナが入ることが発表された。

 つまり、セント・フォースを切って、自局の女子アナで固めたワケ。山岸舞彩の寿降板は、セント・フォースにとって大きな損害を与えたことになる。


 皆藤愛子と西尾由佳理は共に『めざましテレビ』(フジテレビ系)と『ズームイン!!SUPER』(日本テレビ系)で“朝の顔”として定着していた。だがそんな西尾は、フリーになってからの仕事が全くといっていいほどうまくいっていない。

 なかでも、日本テレビ退社後、最初にやった大仕事、『アゲるテレビ』(フジテレビ系)が2クールで終わったことはテレビ界にも本人にも衝撃だったのではないか。

 『ズーム~』の頃からクールビューティとして知られていた西尾。そのクールさと、付き合いの悪さについては、相方の羽鳥慎一アナ(当時)が度々ボヤいていて、その“評判”は視聴者にも伝わってしまっていたハズだ。

 なのにフジテレビは、どういうワケか彼女を抜擢。午後帯のメインに迎えてしまった。

 忘れもしない。『アゲるテレビ』スタート直前、「西尾、主婦の好感度、低いですよ」と言った私に、「え? 高いでしょ?」と“まさか”という表情をしたフジテレビの某編成マン。結果は惨憺たるものであり、しかも、ここでも付き合いが悪かったらしい西尾は、まさかの2クールで番組を終了させた。

 もちろん、番組終了は彼女一人のせいではない。しかし、どういうワケか、フジテレビは、午後帯に、西尾しかり、住吉美紀しかり、安藤優子しかり…、在宅主婦には好かれないキャラの女性をもってきてしまうのだ。

その西尾は、『アゲるテレビ』終了後、フジテレビが業界用語でいうところの“フォロー”として用意した『世界HOTジャーナル』のメインに就いた。

 途中、半年の産休を経験し、復帰したのだが、同番組はこの9月で終了することが決まっている。

 そして、元朝日放送の赤江珠緒の『モーニングバード』(テレビ朝日系)の後任は、同局の宇賀なつみアナになることが既に発表されている。

 元NHKの膳場貴子は産休で、ついに『NEWS23 』を卒業する。膳場は現在TBSテレビ専属だが、出産後、戻ってくるのかどうかは不明である。

 評判はともかく、西尾も赤江も膳場も、局アナ時代からその名と実力を知られる存在だったというのに、さまざまな理由で大きなレギュラーをなくす今秋だ。

 局アナ出身ではないが、皆藤愛子も、『めざまし~』を卒業し、フジテレビからの“縛り”が解けてから、あまり活躍をしていない。NHKの女子アナが他局に出ると、そのありがたみが激減するように、皆藤も『めざまし~』枠の中で、「愛ちゃ~ん!」と呼ばれていたことに最大の意義と魅力があったと見える。

 そして本人も、それがいちばん心地よかったのか、振る舞いは完全に“姫”だったようだ。なかでも忘れられないのは、「私、“人を顎で使う”というのを生まれて初めて見ました」という某女性スタッフたちの証言だ。実はこの話、辛口で知られる某演者に対し、複数の女性スタッフたちが「お願いですから、テレビで言っちゃってください!」と頼んできたというのだから驚きである。

 で、その演者から「ワタシは言えないから山田さん書いてよ」と託された(苦笑)。タレントの悪口なんて言うとは思えない職種の裏方らがそこまで言うとは、よほどのことだったのか。それとも皆藤愛子の寝起きが悪すぎたのか(苦笑)。





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