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佐野氏が展覧会のデザイナー変更される 広報担当「主催者の都合」

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フランク・ゲーリー氏の作品例
白紙撤回が決定した2020年東京五輪・パラリンピックの公式エンブレムを制作したデザイナーの佐野研二郎氏(43)が、10月から都内で開催される米国を代表する建築家フランク・ゲーリー氏の展覧会で、担当を変更されたことが10日、分かった。
 佐野氏は「展覧会グラフィック」の肩書でチラシやポスター、チケットなどのメイングラフィックの制作を手掛ける予定だった。デザイナーが変更されたことについて、広報担当は「主催者の都合です」とのみ、理由を説明している。チラシなどの印刷はまだされておらず、刷り直しなどの費用は発生しないという。

 展覧会は10月16日から来年2月7日まで、東京ミッドタウンの敷地内にある「21―21デザインサイト」で開催予定。「建築界のノーベル賞」とも言われるプリツカー賞受賞者で、スペインのビルバオ・グッゲンハイム美術館の設計などで知られるゲーリー氏の代表作やアイデアなどが紹介される。



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