9日放送のラジオ番組「アッパレやってまーす!」(MBSラジオ)でケンドーコバヤシが、有名占い師のトリックを暴露する一幕があった。
番組では、T.M.Revolution・西川貴教が、死後の世界や霊感といったオカルトの話題について語っていた。そんな中、実はインターネットのウィキペディアを見ながら診断している占い師がいるのではないかという話題が持ち上がり、ここでケンコバが口を開いた。
ケンコバはプライベートで「もの凄い、芸能人がいっぱい行ってる(占い師の)とこに、連れて行かれたことがあるんですよ」と語り始めた。そこは、占い館ではなく、飲み屋のバーで、オネエのママが占うのだとか。そのママには信奉者も多く有名人なのだとか。
そこで、ケンコバが、今から店に行くと伝えたところ、ママは「誰を連れてくるかだけ教えて」と、しつこく訊ねてきたそう。ケンコバは今田耕司と、当時、無名だったお笑いの若手を連れて向うことを伝えたのだという。
ところが、店ではママがお笑いに疎い素振りで、今田に「ちょっと待って?今田くんっていったっけ?」と、しらじらしく話し始め、今田の「実家が寺」であることを指摘したのだとか。
このエピソードを語るケンコバは、当時のママの様子が明らかに不自然だとツッコミを入れ、今田の実家の寺についてもウィキペディアに載っていることを指摘して笑いを誘った。さらに、ケンコバは、自身のウィキペディアについて「もの凄い間違えてる記述があるんですよ。『親父が銀行員』って書いてあるんですけど」と、放置してある誤情報を共演者に明かした。
今田の実家が寺だと「言い当てた」ママは、次にケンコバを標的に「なんか入ってくる。お金…?」「お金数えてる男の人が浮かぶ」と言い出したそう。そんなママに、ケンコバは「あ、ウチ(親父が)銀行員なんですよー」と必死に笑いをこらえながら、ママの「霊視」に話を合わせたのだという。
その後、ケンコバと同行した「ウィキペディアに載っていない」無名の芸人も占ってもらいたいと言い出したが、ママは「ごめんなさい。もう限界!ふたりで限界!」と、占いを拒否したそうだ。
このエピソードに出演者は一同驚きながらも大ウケし、ケンコバは「そんなもんですよ。占いって」と漏らしていた。