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日本統治時代の百貨店「復活」 :台湾


修復が完了した日本統治時代の「ハヤシ百貨店」。12月5日、81年前の開業日を記念して複製した社旗が掲揚された=台南市(写真:産経新聞)
 台湾の古都・台南市が日本統治時代の建造物を修復し、積極的に活用しようとしている。市中心街で朽ちかけていた往年の有名デパート「ハヤシ百貨店」(台湾では「林百貨」)は、地元業者が店名を継承して来春に再開業することが決まっており、修復を終えたビルで5日、81年前の開業日を祝って社旗掲揚式を開催。屋上に「丸に林」の複製旗が翻った。台南市文化局の葉沢山局長(47)は「歴史上の遺産をいかし、京都のように文化を発信できる古都にしたい」と意気込んでいる。(台南 吉村剛史)

 「本当に懐かしい。当時はエレベーターのある5階建て(一部6階建て)ビルなんて珍しかった。夜は屋上から台湾海峡を往来する船の灯火も見えたんだ」

 元店員代表として社旗掲揚式に招かれた地元在住の石允忠さん(88)は、往時を振り返った。石さんは1940年に15歳で店員となり、44年に軍属となるまで勤務した。

 ハヤシ百貨店は32年12月5日、山口県出身の実業家、林方一(1883〜1932年)が開業。林は開業直後に死去したが、ハヤシ百貨店は日本統治時代、台北の「菊元」、高雄の「吉井」と並ぶ3大百貨店の1つとされた。

 建物は石川県出身の建築技師、梅沢捨次郎(1890〜没年不詳)の設計。モダンな外観は台南銀座と呼ばれた市の中心部・末広町の象徴として愛され、戦後は製塩公社や軍、警察の施設に流用された後、80年代から放置されていた。

 「都市の記憶を大切に受け継ぎたい」という葉局長によると、菊元と吉井は戦後解体されたため、林百貨は台湾に現存する最古の洋式百貨店建築。

 台南市は98年に市指定史跡とし、2010年から修復に着手。今年、修復を完了させ、創業者の子孫から店名継承の許可も得て営業を委託する業者を募集する一方で、夏には内部の一般公開も行った。

 戦後初めて社旗が翻った屋上には、当時の稲荷(いなり)神社跡や、第二次大戦末期、米軍機の機銃弾によって損壊した部分も歴史の一部として残されていた。

 石さんは「勤務時間は午前9時から午後9時。日米開戦後は灯火管制で午後7時までとなったが、それでも庶民にはハレの日の特別な場所だった」という。

 ■高級料亭も修復完了

 一方、林百貨の近くでは、やはり日本時代の高級料亭「鶯(うぐいす)」(台湾では「鶯料理」)も修復が終わり、広場として12月25日から一般開放されるのに向けて、庭園部分の整備などが進められている。

 鶯は1923年、神戸市出身の実業家、天野久吉(1877〜1936年)が開業し、近くの台南州庁など地元官公庁や経済界が接待などで利用してきた。

 現存する遺構は往時の3分の1程度。戦後は官舎に流用されるなどし、一時は市指定史跡となったものの台風被害などで荒れ、史跡指定も取り消された。だが、台南市が2012年から修復に乗り出した。

 修復がほぼ完了した今夏には、天野の子孫から当時使用された包丁や従業員用の法被、古写真など関連文物の寄贈も受けており、台南市文化局の担当者は「寄贈文物は建物の一部を展示室にして一般に公開する予定」という。

 「これらはいずれも商業施設、民間施設であった点が特筆すべき点」と台南市文化局では強調する。

 台湾は各地に日本時代の建築物が多数残っており、現在も活用されているケースは少なくないが、台北市の総統府(旧総督府)をはじめ、ほとんどがかつての官公庁舎か関連施設だ。

 台南の場合も、市内では旧台南州庁舎が台湾文学館として利用されているのをはじめ、10年には旧州知事(一時は県知事)公邸を修復し、レストランや音楽ホールに利用している。

 郊外では戦前、同地で世界有数の烏山頭ダム建設を指揮した金沢市出身の日本人技師、八田與一(1886〜1942年)の業績を記念する公園が馬英九総統(63)の後押しで、2011年5月に開園した。

 当時の技師官舎なども復元され、日本人客を中心に観光客数を伸ばした。

 その後は、やはり日本統治時代の千葉県出身の水道技師、浜野弥四郎(1869〜1932年)設計の郊外の大規模浄水場「旧台南水道」も脚光を浴び、一般公開を検討中だ。

 ■伝統と最先端の融合

 最近では台南市内にある旧日本陸軍の官舎が芸術団体に無償で貸し出されるなど活用方法は多彩だが、林百貨や鶯料理といった民間施設のケースはまれだという。

 「建物が史跡という、台湾では前例のない百貨店。内装も、これから市の審査を受けながら進めます」

 歴史上の百貨店を現代によみがえらせる権利を得た地元会社のトップ、陳慧●(=女へんに朱)さん(50)は言う。台北などで百貨店経営を成功させてきた実績を誇る。

 計画では1階は台南の特産と日本の伝統、2階は文化と工芸、3階は流行とアンティーク、4階は音楽と書籍と喫茶、5階はレトロな洋食レストラン、6階は展望と記念品がテーマ。

 「観光客を意識し、伝統と現代感覚を両立させ、最先端のスタイルを確立したい」と陳さんは言う。

 建物の修復費8千万台湾元(約2億8千万円)余は市が負担したが、内装の4千万台湾元(約1億4千万円)余は陳さんの会社の負担だ。

 「林百貨は港に近く、世界の最先端の商品が真っ先に並ぶ文化の発信拠点という側面があった」と言う市文化局の葉局長は「京都と違うのは、台南はオランダ、清、日本などさまざまな外来文化の融合の地だったこと。複合的な歴史と文化の地であることを強調したい」と指摘する。

 2007年の台湾新幹線の開通で訪れやすくなったが、台南は知名度の割に観光客が伸びているとはいえない。

 「日本の観光客も、日本では見られなくなった日本を再発見できるはず」と、葉局長は期待している。

 【台南市】

 2010年12月、従来の台南市と台南県が合併し行政院(内閣に相当)直轄市となった台湾南西部の都市。面積約2192平方キロ。人口約188万人。17世紀にオランダ人が根拠地とし、明の遺臣・鄭成功がこれを駆逐して政権を築いた。清による制圧後も台湾の政治・経済の中心地として繁栄した。日清戦争の結果、1895年に台湾は清から日本に割譲され、台北が中心地となったが、古都として親しまれた。2010年に就任した頼清徳市長(54)は史跡活用による「文化首都」政策を推進してきた。


日本人経営のパン屋が百貨店に進出/台湾・桃園

台北や桃園で日本人がオープンさせ好評のパン屋が14日、桃園市の百貨店内に初のテナント店をオープンさせた。経営者の男性は日本風の商品を提供し、消費者に新しい選択肢を与えたいとしている。

以前から台北市内の高級住宅街、天母やベッドタウンの南カンで人気のパン屋を経営していた野上治寛さんが百貨店内に店舗をオープンするのは今回が初めて。この日野上さんは職人の衣装を着た可愛い子供たち(=写真)と一緒にパンを“初売り”すると、瞬く間に多くの買い物客がつめかけ、棚のパンが飛ぶように売れた。(カン=山かんむりに坎)

かつては自分の信念に基づき、自身の好きな味のパンだけを作っていたという野上さんだが、今回の百貨店進出では市場の要求を踏まえ、以前は作っていなかった“ねぎパン”や“スフレブレッド”など顧客が好む商品を提供。台湾の消費者はヨーロッパ風の固いものより、柔らかい口当たりのものを好むという。

また、野上さんは台湾のパン市場は大きいとし、「世界一のパン職人」の称号を手にした呉宝春さんを例に出しながら、消費者に違った風味の世界各国のパンを味わってもらいたいと抱負を語った。


“台湾の松たか子” ヴァレン・スー、少女時代の育ての親と入籍?デキ婚説も―台湾


14日、韓国人男性との交際を発表した台湾の女性歌手ヴァレン・スーについて、彼女がすでに入籍し、しかもオメデタ婚であると台湾メディアが一斉に報じている。写真はヴァレン・スー。
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14日、韓国人男性との交際を発表した台湾の女性歌手ヴァレン・スーについて、彼女がすでに入籍し、しかもオメデタ婚であると台湾メディアが一斉に報じている。写真はヴァレン・スー。 2013年12月14日、韓国人男性との交際を発表した台湾の女性歌手ヴァレン・スー(許茹芸)について、彼女がすでに入籍し、しかもオメデタ婚であると台湾メディアが一斉に報じている。Ye娯楽が伝えた。

その顔立ちから“台湾の松たか子”とも呼ばれる、人気女性歌手のヴァレン・スー。今月11日には、東方神起らが所属するSMエンターテインメントの幹部男性との交際を明らかにしたばかり。続いて台湾メディアでは、「すでに韓国で入籍し、しかもオメデタ婚」と一斉に報道をスタート。これに対しヴァレンのマネジャーは、「いずれにせよ、今の彼女はとても幸せな状況」とコメントしており、入籍を認めるような発言をしている。

ヴァレンのお相手は、SMエンターテインメントのマーケティング部門の幹部で、愛称“ミスター・ビッグ”こと崔在成さん。特に、スーパージュニア(Super Junior)や少女時代のマネジメントで知られる。ヴァレンとは2年前に知り合い、彼の猛アタックで約半年前から交際をスタートさせたという。

今月30日に中国・広東省で行われるソロコンサートで、結婚報告があるのでは?とも言われる。一部では来年はじめの旧正月期間にソウルで挙式の噂も。スーパージュニアや少女時代メンバーも式にやって来るのか、ネットユーザーの関心は早くもそちらに集中している。

青森県と群馬県知事らが相次ぎ台湾訪問 協力関係強化

青森県の三村申吾知事と群馬県の大澤正明知事が14日と17日にそれぞれ訪台し、台湾の対日窓口機関である亜東関係協会の李嘉進会長などを訪問、交流や協力に関する意見交換がなされる予定だ。

2003年の県知事就任以来3期目となる三村知事(=写真)は、昨年台北マラソンの会場で行ったリンゴのPRに続いて再度訪台、亜東関係協会には16日に訪問予定のほか、17日までの滞在中、イベント実施を通じて台湾のリンゴ消費状況などについてリサーチするとしている。

一方の大澤知事は17日に訪台し、18日に李会長と話し合いを行う予定。大澤知事も昨年2月と12月に2度台湾を訪れており、亜東関係協会、カク龍斌台北市長、台北市議会、彰化県、南投県、南投市、台中市、高雄市政府などをそれぞれ訪問していた。

群馬県は近年積極的に台湾との産業協力に取り組んでおり、教育旅行や観光文化など多岐に渡る分野でも交流を深めている。今回の訪問では同県産農産物の輸出について、衛生福利部食品薬物管理署との間で話し合いが行われるほか、台北市、台中市、彰化県、高雄市政府などを訪問し、地方とのつながりを強化するとしている。

雨の台北マラソン ケニア男女選手がそろって優勝

台湾の金融大手・富邦グループが主催した「2013台北富邦マラソン」がけさ、台北市で開催され、レース部門には日本を含む内外48カ国・地域から集まった4万7000人の参加者が雨の市内を疾走、ケニアの選手が男女各部門でそれぞれ優勝した。

台北市内を走り抜ける毎年恒例のこのマラソン大会はけさ7時に市政府前の広場を出発し、仁愛路、中山北路、台北美術館、円山、大佳河濱公園を経由して、市政府広場に戻るルートで実施され、各部門の合計参加者約7万人はあいにくの空模様の中でマラソンに興じた。

カク龍斌台北市長は出発前の挨拶で、走ることは今台北市でもっとも人気のスポーツの一つで、健康に寄与するばかりでなく、市内の綺麗な街並みも楽しめると参加者を励ました。(カク=赤におおざと)

レース部門ではケニアの選手が活躍。ジョセパット・カンゼー・ジェプコポル選手は去年の成績を上回る2時間14分10秒で男子の連覇に成功したほか、 レベッカ・カンゴゴ・チェシャイアー選手は2時間33分20秒で女子の優勝に輝いた。

地元台湾の男女優勝者は、それぞれ2時間23分33秒の何尽平選手と2時間48分17秒の許玉芳選手だった。


台湾鉄道乗車券のネット購入サービス あすから日本語版も


台湾を訪れる中国大陸と日本からの観光客が増加し、それぞれ第1位と第2位となったことを受け、台湾鉄道管理局は、これら旅行者の利便性向上のため、明日(16日)午前10時からネットの予約・購入システムで中国語簡体字版と日本語版のサービス提供を開始する。

台湾鉄道の乗車券は現在、インターネットでの予約購入が可能だが、中国語(繁体字)と英語での案内しかなく、今回の更新により利用可能言語は4種類に増える。

交通部観光局の発表によると、今年1〜9月に海外から台湾を訪れた旅行者数のうち、日本は円安の影響で昨年同期と比べて5.3%減少したが延べ101万人と中国大陸の218万に次ぐ2番目の多さとなった。

また、今年全体として1月〜10月の平均成長率を9.15%として推計した場合、2013年に台湾を訪れる旅行客は延べ798万470人となり、年内にも史上最高の800万人を記録する勢いだと述べた。

日本統治時代の住居がお茶文化を伝える場所に/台湾・新北


日本統治時代に建設されながらも、近年は荒廃の一途をたどっていた製茶工場の工場長宿舎が、新たに新北市初のお茶の文化を伝える施設として生まれ変わり、13日にオープン、記念式典が行われた。台湾の複数メディアが14日付で伝えている。

今回新北市三峡区にオープンしたのは「大寮茶文館」で、台湾農林公司によると、元々この建物は三井合名会社(三井財閥)によって建設された製茶工場の工場長宿舎だという。経済局では、日本で名を馳せる「日東紅茶」は元々台湾で生産されたもので、当時の三峡や桃園県大渓一帯は同紅茶の重要な生産地だったと説明しており、「大寮茶文館」は昭和時代の茶所の雰囲気を味わえるだけでなく、周辺の熊空観光農場などと一緒に三峡、鶯歌地区の新たな観光スポットになることを期待している。

宿舎は太平洋戦争末期の1944(昭和19)年に建築された。戦後は政府に接収され、その後民営化されたものの、近年は深刻な老朽化に見舞われていたことから、新北市では昨年になり500万台湾元(約1741万円)の費用を投じて修復作業を実施、訪れる人が日本情緒を味わえるようにと黒瓦や基礎部分の通風孔、丸型窓などの当時の設計が蘇った。

将来的にはお茶体験や、製茶工場見学などの実施を計画しているとし、経済発展局の葉恵青局長は「産業観光」政策の推進を目指し、これからも市民に対して特色があり、文化的要素のある新しい旅行を提案したいと話している。

リラックマにスヌーピー 巨大なバルーンが街角に登場/台湾・高雄

今年で8回目となる巨大バルーンの祭典「バルーン人形パレード」が14日、高雄市時代大通で開催された。会場には台湾ではお馴染みのキャラクター、オープンちゃんやスポンジ・ボブ(海綿宝宝)、シー・ヤンヤン(喜羊羊)などをはじめ、今年は新たにリラックマ(拉拉熊)とスヌーピー(史奴比)なども集結し、訪れた市民ら25万人を楽しませた。

高雄市新聞局によると、同パレードはアジア最大級のバルーンイベントとされており、今年は30のキャラクターが登場、ドリームモール(夢時代)前の広場や道路などを練り歩いたほか、展示会場では午後8時から12時にかけて開催以来初となるライトアップが行われ、集まった観客を魅了した。そのほか15組のパフォーマンス集団による演技なども披露され、多くの市民から喝采をあびた。

キャラクターのバルーンは最大のもので高さ12メートル、およそ4階建ての建物の高さに相当。昨年は中国大陸のアニメキャラクター、ホイタイラン(灰太郎)(=写真)が強風にあおられ“失踪”するアクシデントに見舞われたが、今年はきちんと出席し、会場を訪れた親子連れなどは我先にとシャッターを押す一幕も見られた。






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