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一番人気のスポーツは「サイクリング」 自転車シェアブームで:台湾

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13の部・委員会が新北市に移転


15日から来年1月にかけて13の部・委員会(省庁に相当)が新北市新荘区の新合同庁舎に引っ越す。引越し先にはMRTは通っておらず、バスの便も悪い。台北市から往復2時間はかかる。3500人の公務員の勤務先が移動することになるが交通手段は未解決のまま。マイカーでの出勤が増えそうで、渋滞が心配される。厄介なのは、総統府や行政院などは台北市内に残ること。文化部は台北市南海路に分室を作った。労工委員会は今まで6か所の賃貸ビルに分かれていたが1カ所に集約する。

中華航空がLCC参入決定

中華航空は13日、シンガポールのタイガーエアウェイズと提携して格安航空会社(LCC)を設立することを決め、15日に契約調印を行った。新会社の名前はタイガーエア・タイワンで、2014年末にも営業を開始するという。タイガーエアウェイズはシンガポールの格安航空会社で03年設立、11年1月よりシンガポール〜桃園運航、現在週11往復している。

エミレーツ、2月からドバイ線就航

ドバイに本拠地を置くエミレーツ航空は来年2月10日から、ドバイ〜桃園線を就航させる。ボーイング777−300ER型旅客機を投入し、毎週6便を運航する。外交部雲嘉南(運林・嘉義・台南)事務処の丁干城処長によると、すでに嘉義県の大同技術学院の協力を得て、イスラム教徒向けの豚肉を使用しない機内食を開発した。20日には同学院で在台イスラム諸国10カ国の代表を招いて試食会を開催する。

エバーのビジネスジェット、来年にも就航へ

エバー航空初となるビジネスジェットが近く交通部の審査を通過し、認可される見込みとなった。早ければ来年にも就航する予定で、同社は台湾で初めてのビジネスジェットと定期航空路線の両方を運航する航空会社となる。同社が導入するビジネスジェットはエアバスA318型機を使用する。航空機の実際の所有者は別の台湾企業だが、エバーが管理を請け負う。

郵便局に一泊いかが?中華郵政が宿泊業進出

郵便事業が低迷するなか、中華郵政は資産活用として宿泊業に進出することを決定し、既存の局を低価格旅館に改築し始めている。台北では80年の歴史を持つ東門郵便局をMRTと共同開発で昨年12階建てのビルに改築、3階以上をビジネスホテルとし月90万台湾元の家賃収入を得ている。台東では観光客向けに卑南、豊田、初鹿の3局を宿泊施設に改築。来年着工し、民宿や旅館として2017年から供用を開始する予定だという。

日本人経営のパン屋が桃園の百貨店に

台北や桃園で日本人がオープンさせ好評のパン屋が14日、桃園市の百貨店内に初のテナント店をオープンさせた。経営者の野上治寛さんは日本風の商品を提供し、消費者に新しい選択肢を与えたいとしている。この日、野上さんは職人の衣装を着た可愛い子供たちと一緒にパンを“初売り”すると、瞬く間に多くの買い物客がつめかけ、棚のパンが飛ぶように売れた。

日本統治時代の住居、お道文化伝える場所に

日本統治時代に建設されながらも、近年は荒廃していた製茶工場の工場長宿舎が、新たに新北市初のお茶の文化を伝える施設として生まれ変わり、13日にオープンした。新北市では将来的にはお茶体験や、製茶工場見学などの実施を計画している。

台鉄乗車券のネット購入、日本語でも可能に

中国と日本からの観光客
が増加し、それぞれ第1位と第2位となったことを受け、台湾鉄道管理局は利便性向上のため、16日からネットの予約・購入システムで中国語簡体字版と日本語版のサービス提供を開始した。交通部観光局によると、今年1〜9月に海外から台湾を訪れた旅行者のうち、日本は円安の影響で前年同期5.3%減少したが延べ101万人と中国の218万に次ぐ2番目の多さ。

うどん&テクノがコラボ、和食イベントはユニークだ

 日本人の食文化である「和食」が、ユネスコ(国連教育・科学・文化機関)の無形文化遺産登録を受けたことにより、台湾メディアが「だが近年の日本の若者は、洋食を好む傾向にある」と報道。「和食離れを食い止める音楽イベントが開催された」ことを伝えた。

 台湾のテレビ局「TVBS」は「このイベントは“うどん”と“テクノ音楽”を融合させた特別なイベントで、若者に人気。ワイルドなテクノビートが流れる店に入ると、踊っている若者たちの姿が見えた。でもここはクラブではなく、何とうどん屋だ! “音楽に合わせて体を動かし、うどんを作るのです”と参加者が語った」と、驚きの事実を報道した。

 続けて「イベント入場者全員にうどんの生地が渡される。入場者は、ビニール袋に入っている生地を音楽に合わせながら足で踏む。音楽終了後にはうどんが出来上がり、という仕組みだ。さらに自分が踏んだうどんを、その場で煮て食べることができる」と、流れを説明。

 「とても楽しい。うどん踏みとテクノが、不思議なほどマッチする!」という参加者の声や、「一般的に若者は、音楽好きでうどんも好き。このイベントでうどんの素晴らしさをもっと広く伝えたい」といった主催者の声も紹介している。テクノ音楽に触れながら、うどんを手作りする楽しさを教えているわけだ。

 そのイベントは「テクノうどん」というタイトルで12月7日に東京、8日に大阪で開催された。公式サイトによると「テクノに合わせて踊る代わりに、うどんを踏んでみたらどうだろう?」という発想で生まれた企画とのこと。前回6月の開催時は前売り券が即完売だったため、12月は会場を大きくし、また大阪で開催し拡大を図ったという。多くの入場者でにぎわったそうだが、開催が継続されれば和食と音楽がミックスしたユニークなイベント、ということで浸透していきそうだ。

台湾の食品安全問題 食用油不正販売業者社長に懲役16年


彰化地方法院(地方裁判所)はきょう、食用油の偽装表示や違法添加物の使用、安価な油による水増しで詐欺などの罪に問われていた大統長基食品社長の高振利被告(=写真左)に対して懲役16年、調合室科長の温瑞彬被告と従業員の周昆明被告にそれぞれ2年10カ月、執行猶予5年、大統食品に対して5000万台湾元(約1億7300万円)の支払い判決を下した。高被告は控訴する方針。

彰化地裁の広報担当者によると、高被告ら3人が行った不正な食用油の販売は、刑法の商品虚偽標示罪、食品衛生管理法の偽造・偽装および違法な食品添加物の使用などの罪にあたり、重大な詐欺罪に相当すると説明。一方で、検察側の主張していた起訴内容のうち、台糖から請け負っていたグレープシード・オイルにおける偽造油に関しては、民事上では債務不履行となり詐欺にはあたらないとして無罪となった。

高被告は裁判所には現れなかったものの規定により交番へ出頭したが、その際、重い判決の言い渡しによる逃亡の恐れがあるとして、台中地裁の警察官に身柄を拘束され、裁判所に連行された。また、高被告は委任弁護士を通じて控訴する方針を発表したほか、被告の家族と財産は台湾にあり逃亡の理由はないとしているが、裁判官の決定は尊重すると述べている。

大統長基食品は今年10月の衛生機関の調査で、違法な添加物や安価な油の不正混入が発覚、その後の調べで高振利被告は2007年からオリーブオイルなどの商品にコットンシードオイルや銅クロロフィルなどを混ぜて販売していたことがわかり、検察は詐欺などの罪で起訴、懲役20年を求刑していた。

台湾新幹線、相次ぐ運行トラブル 不満の声高まる

台湾高速鉄道の台中駅で15日正午頃、ポイント(分岐器)の不具合で列車が立ち往生する事故が発生した。同じ原因によるトラブルは10月の運賃改定以来3回目となり、乗客の安全を脅かしかねないそのずさんな安全管理に、多くの利用者が不快感を示した。

台中駅ではこの日正午12時17分ごろ、ポイントの故障による緊急点検のため、上下線合わせて16本が遅延や運休、約1万1000人が影響を受けた。その後午後1時50分に運転を再開したが、最大で42分の遅れが出た。

2007年1月の開業以来初となる運賃の値上げ(5.4%〜12.5%)を今年10月上旬に実施した高鉄。それ以降、電力供給システムや分岐器故障などによる運転トラブルが3回も起きており、管理不備の実態が改めて浮き彫りになった。

交通部高速鉄道工程局の統計によると、分岐器故障は今年に入ってから7件目で、開業以降では54回目となる。同局では、検査のための専門チームを1週間以内に発足させるよう求めたほか、外国の専門家を招くことも検討している。

台湾で一番人気のスポーツは「サイクリング」 自転車シェアブームで

ネットリサーチの「OpView社群口碑資料庫」の最新調査によると、2013年に台湾で最も流行になったスポーツは「サイクリング」であることがわかった。台北市などが運営する自転車シェアリング事業が人気を後押ししたと見られる。

この調査は健康意識の高まりを受け国内のスポーツ人口が増加している中、今年のインターネット上の掲示板や交流サイト(SNS)、ブログなどで話題となったスポーツをランキング化したもので、それによると、サイクリングが第1位となり、以下、野球、ランニング、フィットネス、バスケットボール、水泳、登山、ダンス、サッカー、ヨガが続いた。

特にサイクリングは台北市が「YouBike」、高雄市が「City Bike」の名称でそれぞれ自転車シェアリングを運営、市民生活に密着した事業展開で、自転車への注目を集めることに成功。関心の高さは関連産業にも影響しており、ジャイアント(捷安特)やメリダ(美利達)など地元自転車メーカーは台湾で最も支持されているブランドの1位と2位をそれぞれ獲得している。

このほか、カラー・ランやバブル・ランなどの各地で催されているイベントの効果もあってランニングも流行のスポーツに成長しており、主催企業のブランドも消費者の心理をしっかりとつかんでいるという。また、フィットネス関連ではたるんだお腹をいかに小さくし、腹筋を割れさせるかといった話題が顕著だった。

日台でサクラのツリーに点灯、クリスマス到来を祝福/台湾・台南


台南市の遠東デパート台南店前広場で14日夜、「甘巴[父/多] がんばって」チャリティーイベントが開催、桜の木を利用したクリスマスツリーが飾られ点灯式が行われた。この催しには、頼清徳台南市長、徐旭東・遠東グループ会長などをはじめ、青森県弘前市、静岡県藤枝市・焼津市、群馬県水上町など日本の友好都市の代表らが一堂に会し、間もなく訪れるクリスマスを祝した。

イベントは恵まれない子供たちのために遠東グループが主催したもので、事前に寄付で集められた120足のスニーカーが徐会長の手によって福祉施設・南台南家庭扶助センターの子供たちに一足早いクリスマスプレゼントとして贈られた。

今回日本からツリー点灯式に招かれたのは、群馬県水上町代表団の岸良昌町長、河合生博議員、青森県弘前市の平山仁さん、静岡県代表団の加藤博昭さんなどで、台湾と日本の文化・物産都市間交流も行われた。

頼台南市長は日本から訪れた来賓に歓迎の意を示し、北部から訪れた徐・遠東グループ会長らの列席に対して謝意を表明。点灯式が雨に見舞われたことから、“赴雨”(雨に向かう)は“富戸”(お金持ち)だと台湾語の掛け言葉で同市の来年の発展に期待を示した。これに対し、徐会長はこれまでの頼市長の市発展への尽力を高く評価するとともに遠東グループの台南重視を強調した。

イベントはダンスグループによる華やかなツリー点灯式を皮切りに、太鼓パフォーマンス、家庭扶助センターの子供らによるタップダンスが披露され、会場では日本の恵方巻きがふるまわれた。

日本の高校生、台湾の「お・も・て・な・し」を満喫

日本の帝京大学高校(東京都)や聖和女子学院高校(長崎県)、山陽高校(広島県)などがこのほど、それぞれ新北市にある姉妹提携校などを訪れ、現地の若者と活発に交流を行い、台湾の食文化や人々の生活を体験した。

同市教育局によると13日、国立華僑実験高級中学校を訪問した帝京大学高校の生徒らは、ギターや情熱的なダンスで熱烈な歓迎を受け、その後は台湾式春巻き(潤餅巻)や豆乳、さつまいもなどのグルメを堪能したほか、若者の街・西門町(台北市)の案内を受け、日本統治時代からの台湾の地名の由来を教わり、文化的要素満載の一日を楽しんだ。

聖和女子学院の高校2年生も修学旅行のため今月9日〜13日までの日程で台湾を訪れ、3日目の11日にはカトリック学校の光仁高校を訪問した。クリスマスが近づいていることもあり、双方の生徒らは中国語、日本語、英語によるクリスマスソングの披露や茶道や書道の体験交流、英語や数学、歴史などの授業見学も行った。学校のHPでは、「来年もぜひ交流を深めたい」と感想が書き込まれるなど、こちらも大満足の様子だった。

そのほか、山陽高校と姉妹提携校の穀保高級家事商業職業学校、初芝橋本高校(和歌山県)と永平高校の交流もあり、それぞれ異文化への理解を深めた。

台湾「自由経済モデル区」計画修正案提出へ 来年の国会通過目指す

行政院経済建設委員会の管中閔主任委員は「自由経済モデル区」の計画修正案および条例草案を今月中にも行政院(内閣)などに提出する考えを明らかにした。年末にかけて審議を行い、来年の立法院(国会)での通過を目指す。

江宜樺行政院長など関係者らは15日、馬英九総統に対し「自由経済モデル区計画案」の修正内容を報告。環太平洋戦略的経済連携協定(TPP)への参加に寄与するよう、法律の緩和と長期的利益効果、グローバル化の推進などに重点をおきながら、スマート物流の拡充のほか、金融サービス、教育の刷新計画を新たに盛り込み、新規産業の誘致や専門的な人材の確保を進めたいとしている。

管主任委員は今後、「自由経済モデル区」の計画修正案を今月19日に行政院に提出し、26日以降に行われる特別条例の草案審議を経て、年末には立法院に提出する予定とし、来年明けの国会での通過を目指したいと語った。

同モデル区の具体的な内容としては、「人員・商品・資金の自由な流動の促進」、「市場開放とグローバル化」、「国際的な租税競争への対応」、「越境産業協力の促進」、「用地取得の利便性向上」、「良好な運営環境の設置」などが挙げられており、ホワイトカラー外国人雇用条件を緩和し、会計士、弁護士、建築家などの投資制限を緩め、個人法人の区別なく台湾で法人組織を設立できるようになるとしている。





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