中国メディア・華声在線は湖南省長沙市の闇市場ではびこる代理出産会社の実態を暴いた。
「どんな不妊・不育症でも、85万元(約1615万円)で男の子を授かることができる」。これは、長沙の代理出産会社のウェブサイトに掲げられたキャッチコピーだ。同社は自称グローバル企業の長沙支店で、卵細胞の買い取り、代理出産サービスを提供しており、男女の産み分けまでも可能だとしている。
従業員によると、25万元(約475万円)、35万元(約665万円)、55万元(約1045万円)、85万元(約1615万円)の四つのコースがあり、85万元のコースは産み分けが可能で、手術も安全、しかも代理母の容貌や気品なども選べるという。流れとしては、顧客ニーズを確認し、適合する卵細胞提供者を集い、体外受精で受精卵を代理母に移植するという。ある卵細胞提供者はお金に困って卵細胞を売る決意をしたと述べ、報酬は2万元(約38万円)だと明かした。