韓国・聯合ニュースによると、ベトナムで韓国の繊維メーカーの代表が賃金を支払わないまま行方不明になっていたことが分かり、現地の労働者らから批判が相次いでいる。
現地メディアなどによると、ベトナム南部のホーチミン市にある韓国企業K社の代表が、突然工場の稼動を中止し、姿を消した。同企業の労働者は1000人を超えており、企業側の未払い給与と滞納している社会保険料は、81万ドル(約9670万円)に達している。また、工場の設備の一部はすでに他の会社に売却されている。
同企業に勤務していたポ・プオクさんは、「未払い賃金を25日までに支払うと会社側は約束していたが、12日に工場の稼働を中止した。代表は韓国に逃げたようだ」と現地メディアに話した。