(韓国では道をゆずらず立ち往生)
韓国・世界日報によると、韓国江原道太白市で1人の住民が救急車を年間300回近く利用したことが確認され、問題となっている。
新政治民主連合のジン・ソンミ議員が韓国国民安全処(韓国の行政機関)から提出を受けた資料「2014年119救急車利用上位10位の統計」によると、太白市のある居住者は救急車を年間295回も利用していた。事実上、毎日のように救急車を利用していたことになる。
太白市にはこのほかにも救急車を頻繁に利用した住民が3人おり、それぞれ282回、270回、260回だった。なお、4人は全員、腎不全を患っていた。江原消防本部の関係者は、「消防署の救急隊員と患者が町内の顔見知りである場合もあり、救急車を単純移動の手段として使用している場合がある」と明かした。この問題について、何らかの規制が必要だとの指摘が各方面から出ているという。
この報道に、韓国のネットユーザーからさまざまなコメントが寄せられている。
「地域格差が現れている」
「この問題は太白市だけじゃない」
「無知な高齢者のために、税金が無駄に使われている」
「どうやって1年でそんなに救急車を使えるんだ」
「度を超えた回数だ。今からでも経費を請求すべきだ」
「救急車を利用する度に料金を取ればよい。そうすれば、この問題はすぐに解決する」
「非常識なごく少数の人のために、救急車を有料化するのは問題だ」
「消防署の職員は本当に苦労が多そうだな。給料を上げるべきだ」
「腎不全になったお年寄りが集中的に救急車を利用しているようだが、重要なのはその患者の方々を移送するのに適当な手段がないということだ。これは大きな問題だ。」