三菱地所、南港BOTプロジェクトで潤泰新と提携
建設会社の潤泰創新国際(Ruentex)は24日、東京で三菱地所と出資契約を交わした。三菱地所が1株当たり45台湾元で、同社子会社のデベロッパー潤泰旭展の発行済み株式の10%を取得する。三菱地所の出資額は7億1200万元。9席ある潤泰旭展の役員ポストのうち、三菱が1席を得る。潤泰旭展は台湾鉄道南港駅ビルBOT複合開発プロジェクトのために2007年に設立された。同駅ビルの商業施設部分は2015年1月のオープンを目指しており、今回の事業提携により、三菱地所のノウハウの導入を図る。
中華郵政、人民元預金・送金開始へ準備
中華郵政が人民元預金・送金業務の取り扱い準備を進めている。現在の規定では中華郵政は外貨預金の引き受けはできない。また、中台間の送金については米ドルしか扱っていない。中央銀行はこの件について「審査と法改正が必要であり、時間がかかる。人民元預金よりも送金の方が先に実現するだろう」としている。法改正のほか、中華郵政は外貨預金のためのシステム導入や専門人員の訓練などの準備が必要となる。
急拡大する3Dプリンタ市場、台湾企業も照準
3Dプリンタ市場の急拡大が予測される中、台湾の関連企業も商機獲得に向けた動きを進めている。市場調査機関IDCの最新報告書によると、2017年までに世界の3Dプリンタ出荷台数は12年の5倍に、20年には10倍に増える見通し。台湾では実威、震旦行がそれぞれ米3Dシステムズと米ストラタシスの代理店となっているほか、金宝、上奇、震旦行が自社ブランドのプリンタを販売している。
「KANO」、大阪アジアン映画祭開幕作品に決定
魏徳聖監督プロデュースの最新作「KANO」が、来年3月7日〜16日に行われる大阪アジアン映画祭で、オープニング作品として上映される。台湾以外の地域での最初の公開となる。3月7日に上映の「KANO」は日本統治時代の1931(昭和6)年に夏の甲子園野球大会で台湾勢として初の決勝戦に進出し、準優勝をおさめた嘉義農林学校の活躍を描く物語。永瀬正敏、大沢たかお、坂井真紀、伊川東吾らが出演している。
台湾で最も早い初日の出は蘭嶼
中央気象局天文台によると、2014年元旦に平地で初日の出が最も早く拝めるのは離島の蘭嶼(台東県)で午前6時33分。また、台湾本島平野部では最南端の鵝鑾鼻(ガランピ、屏東県)と三仙台(台東県)で共に午前6時35分だという。なお、2013年最後の日の入りが最も遅いのは南沙群島の太平島で午後6時12分。
今年の10大流行語、「倍返し」などランクイン
ポータルサイト準大手の「yam 蕃薯藤」は「今年の10大流行語」を発表した。第1位には馬英九総統が9月8日の緊急記者会見で、検察への干渉疑惑をかけられた王金平・立法院長を批判した際に語った「これが(検察への)“働きかけ”でなければ、他の何がそうであろう」が選ばれたほか、「倍返し」や「進撃の巨人」など日本由来の言葉もランク入りした。
蒋介石のドキュメンタリー初上映
中華民国憲法記念日にあたる25日、蒋介石総統についてのドキュメンタリー、「その介(かた)きこと石のごとし―蒋中正と中華民国」が初公開され、中正紀念堂で上映会が行われた。このドキュメンタリーでは蒋総統の台湾における執務の様子や生活について、様々な記録映像やオーラルヒストリー、蒋総統の日記などを通して物語を語るような形で紹介。大きな時代をくぐり抜け波乱を乗り越えてきた蒋総統の心の遍歴をたどる。
猫を容器に詰めた女子大生を書類送検
台中市内の大学に通う女子大生が自身のフェイスブック(FB)にペットの猫を保存容器に詰め込んだ写真を掲載したところ、批判が殺到したばかりか、台中市によって動物保護法違反で台中地検に書類送検される騒ぎとなった。大学生は先週末に猫を連れて高雄へ遊びに行こうと思い立った。猫がキャリーケースを嫌がったため、とりあえずプラスチック製の保存容器に詰めた様子を撮影し、FBに「猫の缶詰、悪い子は罰しないと」のコメントを添えて公開した。
安倍首相の靖国参拝、台湾も遺憾表明 「受け入れられない」
安倍晋三首相が26日午前、靖国神社を参拝したことを受け、台湾外事部門の責任者、林永楽氏は同日、「非常に遺憾であり、受け入れられない。日本が歴史の事実を直視し、責任ある態度で周辺との友好関係を発展させることを望む」と表明した。中国新聞網が26日伝えた。
日本の現職首相の靖国参拝は、2006年の小泉純一郎氏以降、初めてだ。
安倍首相は昨年の自民党総裁選挙の際、「第一次内閣の時期に参拝できなかったのは痛恨の極みだ」と発言。ただ、昨年末の首相就任以降、4月の春季例大祭、8月の終戦記念日、10月の秋季例大祭の際には参拝せず、供物や玉串料を奉納した。
中国大陸製“名刺管理アプリ”にご用心 誤送信で機密流出の恐れ
スマートフォンのカメラで名刺を撮影すると、電話番号やメールアドレスを自動的に読み取りデータ保存する名刺管理アプリケーションで、中国大陸製の商品の一部に、読み取り機能が不正確で、本来の相手とは異なる送り先にメールが誤送信される可能性があることがわかった。
ある中国大陸製のアプリでは、名刺上に書かれたメールアドレスの中で、台湾を表す国・地域別コードトップレベルドメイン「.tw」を中国大陸の「.cn」に自動的に置き換えられてしまうことがあるという。仮にユーザーが気づかなかった場合、家族や顧客などの個人情報が中国大陸の該当アドレスに誤送信され、悪用される恐れがある。
問題が指摘されたアプリの製作元はこの件に関して、コンピューターの識別ミスだとし、疑問点などがある場合、名刺の画像とバージョン情報を提供してもらえれば修正すると説明している。
新北市政府研究発展考核委員会の呉肇銘主任委員は、携帯電話やアプリユーザーは危機意識を持ち、メール送信前にアドレスなどを確認することが自衛の手段になると呼びかけている。
台湾・馬総統、APECでの中国大陸との首脳会談の可能性を否定
馬英九総統は25日、来年中国大陸の北京で開催されるアジア太平洋経済協力会議(APEC)の首脳会議で、大陸側にその意思がないとして、台湾と中国大陸間での首脳会談の可能性を否定した。
これはビジネス誌「亜洲週刊」の取材の中で発言したもので、台湾と中国大陸間のいわゆる両岸間で指導者同士が会談することについて馬総統は「一定の条件が必要」とし、今はその条件が整っていないとの認識を示した。特に「中国国民党主席」の身分は「中華民国代表」とはいえないとし、中国大陸が承認していない「中華民国総統」の肩書きを堅持する考えを強調した。
また、中国大陸・国務院台湾事務弁公室の報道官がAPECでの両岸首脳会談はないと発言したことに触れる一方で、大陸側との会談の可能性を否定するものではないが、あくまでも「国家の需要」と「国民の希望と支持」を実施の前提とし、両岸間には依然として克服すべき多くの課題があるとして慎重な姿勢を示した。
今年10月にインドネシアのバリ島で開催されたAPECの首脳会議では台湾の蕭万長前副総統と中国大陸の国家主席、習近平氏との間で会談が持たれ、両岸関係強化について話し合われたばかりで、来年のAPEC首脳会議への馬総統の出席やトップ会談実現の可能性に注目が集まっていた。
2013年消費者10大ニュース発表、「食の安全」関連が上位に
消費者文教基金会は2013年の消費者トラブルなどにまつわる10大ニュースを発表、工業用の成分を混入した、いわゆる「毒入りでんぷん事件」が第1位となった。今年は業者の“假”(にせもの)に始まり、政府の“瞎”(見て見ぬふり)に終わった1年だった。
1位は“毒入りでんぷん”事件。急性腎不全を招くとされるマレイン酸を含んだ違法添加物がでんぷん製品に使用されていることが発覚し、一昨年から問題となっている可塑剤混入食品の時と同様、庶民の食卓にのぼる食品の安全が懸念された。また、食品管理署の情報公表など対応も後手に回った。
2位は純度の高さをうたう食用油にコットンシードオイルなど安価な油が混ぜられ販売されていた問題。大手を含む数社が商品の回収を迫られたが、食管法の罰則適用は人体に有害な成分の混入のみに限られ、消費者に対する補償措置は遅れている。
3位はパンや米などの食品成分の偽装表示問題。天然素材をうたった高級パンに人工香料が使用されていたことや、台湾産の米にベトナム産の米が混じっていたことが明るみに。しかし、いずれも管轄機関での処罰は軽かった。
4位は2011年に発覚した可塑剤混入食品をめぐる集団訴訟の一審で、賠償金がわずか100万台湾元(350万円)にとどまったこと。人体には無害だからというのが判決が軽い理由だった。
5位は台湾高速鉄道の故障による相次ぐ運転見合わせ。危機管理への対応の甘さが浮き彫りとなったほか、消費者に対して乗車券の払い戻し以外の補償措置は取られなかった。年に5件ものトラブルがあった中、さらに運賃の値上げも行われている。
このほか、6位はビーフンのうち9割で米の分量が規定に満たず、代わりにコーンスターチが用いられていたこと、7位は検査に合格しているはずの工場で廃水垂れ流しがあったことが発覚、農作物の汚染が懸念されていること、8位は整備が大幅に遅れている第4世代移動通信システム(4G)の導入コスト高が懸念されていること、9位は高速道路短距離区間の無料化案が交通渋滞緩和につながるか疑問視されている問題、10位は米や豆類の残留農薬の問題、となっている。
消費者基金会ではこれら10大ニュースとともに、問題の政府管轄部署に与えるというパロディの「酸莓賞」を発表、1位から4位まですべてが食品の安全に関わるニュースだったことから、2013年の「金賞」“受賞者”に衛生福利部が選ばれた。
台日ビジネス仲介業者が日本企業の台湾進出を支援
ギフト関連雑誌の出版や見本市の主催などを行うビジネスガイド社の台湾現地法人で、台湾と日本双方の企業の展示会出展を支援している台湾商導会展有限公司が設立1周年を迎え、このほど台北市内で記念パーティーが実施された。
同社の古賀信享代表取締役社長は、これまで同社が主催する日本での展示会への出展を募集し、台湾からのバイヤーを日本へ送り込むことを主要業務としていたが、今年8月に台湾貿易センター(TAITRA)との契約が整い、来年4月にはTAITRA主催のギフショナリー台北にジャパン・パビリオンを出展することになったと発表。双方のギフト関連業者の交流支援強化と台湾での事業拡大に期待を示した。
今後も台湾での見本市を通じて、日本商品の台湾市場への新規参入や台湾企業との協力による中国大陸進出の促進などを働きかけたいとしている。
防空圏問題 台湾・馬総統、中国大陸との協議の可能性示唆
馬英九総統は25日、中国大陸が東シナ海に防空識別圏を設定したことについて関係各方面に対し、対話による解決策の模索を重ねて呼びかけるとともに、大陸との協議でこの問題を取り上げる可能性を示唆した。
与党・国民党の主席を兼務する馬総統はこの日、台北市内で開かれた党中央常務委員会に出席。両岸(中台)の学界などに、中国大陸が台湾に政治対話を迫っていくだろうとの見方が広がっていることについて、「政治的な議題を避けることはないが、(対話に応じるかどうかは)切迫性の有無で決める」との方針を改めて強調、また、切迫性のあるものとして大陸による防空識別圏の設定問題を取り上げ、「協議の可能性を排除しない」との考えを述べた。
中国大陸は11月下旬、釣魚台(日本名:尖閣諸島)の上空をはじめ広い範囲にわたる防空識別圏の設定を発表しており、台湾の防空圏とは約2万3000平方キロの空域が重なっている。政府は「事前の話し合いがなかった」などとして大陸側に不満および厳正な立場を表明する一方、民間機の飛行計画の提出については安全重視の観点から「航空各社に要望があれば代行する」としていた。
台湾公取委、iPhone販売めぐり米アップルに罰金
台湾の公平公益委員会(公正取引委員会に相当)は25日、米アップル<AAPL.O>のスマートフォン「iPhone(アイフォーン)」販売に関し違法な行為があったとして、同社に2000万台湾ドル(66万6700ドル)の罰金を科したと発表した。販売に関する問題でアップルが罰金を科せられるのは初めて。
公平公益委によると、子会社アップル・アジアが、中華電信<2412.TW>など台湾の通信会社に対し、iPhone販売価格を設定する際、あらかじめアップルの許可が必要としたことが、公正取引法違反とみなされた。
中華電信、台湾モバイル<3045.TW>、遠傳電信<4904.TW>の台湾通信3社は、アップルとの契約で価格を設定する権利を持っていたが、アップル・アジアは、通信会社にサービス契約価格などの変更も求めていたという。
川崎重工、台湾でLNGタンク受注 2018年末完成へ
川崎重工業は26日、台湾の公営石油ガス企業「CPC」が台中港で建設する液化天然ガス(LNG)タンク3基を現地の建設大手と共同で受注したと発表した。受注額は約270億円で、2018年12月の完成を予定している。
川崎重工は国内で大型LNGタンクのシェアが50%以上を占める。海外での受注にも力を入れており、今後5年でLNGタンクの売上高を現在の倍の300億円規模に引き上げる目標だ。
三菱地所、台北・南港の開発プロジェクトに参画
不動産大手の三菱地所は25日、台北市南港区に建設中の開発プロジェクトに参画することを明らかにした。流通・紡績などを手がけるコングロマリット(複合企業)の潤泰創新国際のグループ会社に出資、デベロッパー業務で協力する。同社にとって、台湾で初の大型プロジェクト参画となる。
三菱地所は、100%出資の特別目的会社(SPC)を通じて、潤泰グループが南港開発のために資本金20億台湾元(約69億6,000万円)で設立した「潤泰旭展」に10%出資し、役員も派遣する。現在、台北MRT(新交通システム)と台湾鉄路(台鉄)の南港駅上に、30階建てビル2棟と14階建てビル2棟の計4棟を建設中。2015年4月に全体が完成し、10月までに商業施設、オフィス、ホテル、駐車場の営業を開始する予定。テナント管理業務などは潤泰旭展が行い、三菱地所は出資分に応じた配当収入を受け取る。南港は台湾高速鉄路(台湾高鉄)が15年に台北駅から延伸する予定で、新たなターミナルとして期待されている。
三菱地所の広報担当者は、NNAに対し「プロジェクト子会社への出資を通じて、潤泰創新国際と長期的なパートナー関係を構築し、台湾や中国での事業展開を進めていきたい」と語った。
円安、LCC就航が後押しし台湾人の訪日旅行が堅調
台湾人旅行者で「東京」のホテルを検索する約65%は、3つ星〜3.5星ホテルを好み、最も人気のある宿泊地は新宿となっています。2位の「大阪」となり、約70%が3つ星〜3.5星ホテルを好み、難波/心斎橋周辺のホテルが人気という結果に。
オンラインホテル予約サイト世界最大手のHotels.comの台湾サイトによると、日本への旅行人気が上昇し続けていることがわかった。日本政府観光局(JNTO)の訪日外客数(2013年1月〜9月暫定値)の資料によると、台湾からの訪日旅行者数は、韓国に次ぎ第2位の1,669,967名2012年同期に比べて52.3%も増加している。これは円安の影響に加え、昨年から今年にかけ、格安航空会社(LCC)を含めた航空会社の台湾と日本を結ぶ路線が増加していることが要因となっている。
Hotels.comの台湾サイトの利用者によるHotel Price Index(2013年1月〜6月)の結果をみると、海外旅行都市TOP20のうち、東京が1位、大阪2位、京都が3位となり、世界の観光地の中でも日本旅行の需要が非常に高くなっている。また、今回初めて17位に那覇、18位に福岡、19位に浦安がランクイン、国内全般において台湾人旅行者に人気があることが明らかとなった。
また、Hotels.com台湾サイトの2013年1月1日〜6月30日のデータによると、台湾人旅行者で「東京」のホテルを検索する約65%は、3つ星〜3.5星ホテルを好み、最も人気のある宿泊地は新宿となっている。2位の「大阪」となり、約70%が3つ星〜3.5星ホテルを好み、難波/心斎橋周辺のホテルが人気という結果となった。
三菱地所、台北・南港の開発プロジェクトに参画[建設]
不動産大手の三菱地所は25日、台北市南港区に建設中の開発プロジェクトに参画することを明らかにした。流通・紡績などを手がけるコングロマリット(複合企業)の潤泰創新国際のグループ会社に出資、デベロッパー業務で協力する。同社にとって、台湾で初の大型プロジェクト参画となる。
三菱地所は、100%出資の特別目的会社(SPC)を通じて、潤泰グループが南港開発のために資本金20億台湾元(約69億6,000万円)で設立した「潤泰旭展」に10%出資し、役員も派遣する。現在、台北MRT(新交通システム)と台湾鉄路(台鉄)の南港駅上に、30階建てビル2棟と14階建てビル2棟の計4棟を建設中。2015年4月に全体が完成し、10月までに商業施設、オフィス、ホテル、駐車場の営業を開始する予定。テナント管理業務などは潤泰旭展が行い、三菱地所は出資分に応じた配当収入を受け取る。南港は台湾高速鉄路(台湾高鉄)が15年に台北駅から延伸する予定で、新たなターミナルとして期待されている。
三菱地所の広報担当者は、NNAに対し「プロジェクト子会社への出資を通じて、潤泰創新国際と長期的なパートナー関係を構築し、台湾や中国での事業展開を進めていきたい」と語った。
台日漁業委員会第2回会合 ルール確立に向け継続協議で一致
台日はきょう、今年4月に調印した台日漁業取り決めの適応水域における操業ルールの策定に向けて意見交換を行う台日漁業委員会の第2回会合を東京で開催した。
日本の窓口機関、交流協会によると今回の会合で双方は、これまでの意思疎通の結果を基礎にそれぞれの立場について理解を深め、取り決め適用水域における操業ルールについて率直かつ実務的な意見交換を行ったとし、今後も同水域におけるルール確立に向け引き続き協議していくことで一致したとしている。
台湾からは台北駐日経済文化代表処業務組の周学佑組長(=写真左)を団長に、亜東関係協会、漁業署、外交部、海岸巡防署、漁業関係者らが、日本からは交流協会総務部の小松道彦部長(右)をはじめ、水産庁、外務省、海上保安庁のほか、沖縄県および宮崎県などの漁業関係者などが出席した。
台湾の年越し花火 台北101は松山、南港がベスト・ポジション
ウェザー・リスク(天気風険)社によると、今年大晦日から来年元日にかけて花火大会が実施される台北101周辺では東からの風が吹くと予報されるため、風上にあたる松山、南港地区が最適な観賞地点になると予想している。
同社はきょう、年越し花火が打ち上げられる台北101、美麗華(共に台北市)、剣湖山(雲林県)と義大世界(高雄市)などのスポット予報を発表。それによると、今年の大晦日は東北季節風が弱まる関係で、例年に比べて幾分温かくなるとみられており、夜間の予想最低気温は北部で15〜17度、中部で16〜18度、南部で17〜19度、東部で16〜18度となっている。ただ、北部と東北部では曇りがちの天気となり、ところにより雨がぱらつくこともあるとしている。
また、台北101と美麗華は地形の影響を受け、東よりの風が吹くため、特に101周辺では風上にあたる、四獣山・彩虹河浜・松山・南港地区は“ベスト・ポジション”とする一方で、世界貿易センター・基隆路・荘敬路一帯は風下の“NGポジション”としている。
中南部の天気は比較的良好とされ、剣湖山や義大世界では弱い北風が吹くものの、周辺のどこからでも花火が楽しめるだろうと予測している。
沖縄行きピーチ航空機、爆弾騒ぎで出発に遅れ
台湾桃園国際空港で26日午前、ピーチ・アビエーションの沖縄便機内に爆弾が仕掛けてあるとの電話があり、乗客・乗員らが一時避難する騒ぎがあった。しかし、検査の結果、爆発物は発見されず、乗客らは正午過ぎになって出発した。
騒ぎがあったのはピーチ航空MM922便で、26日午前10時に台湾桃園空港を離陸して沖縄に向かう予定だったが、代理担当会社の地上勤務職員が同機について爆破予告の電話を受け、直ちに航空警察に届けた。
警察では爆発物処理班を派遣、100人余りの乗客・乗員を避難させた上で機内のチェックや詳細な荷物検査を行い、安全に問題がないことを確認した上で正午過ぎ、乗客らは沖縄に向かった。
警察では虚偽の電話をした犯人とその動機について捜査を続けている。
ジェリー・イェン、「ルパン三世」で共演の小栗旬に感謝
台湾の人気グループ、F4のメンバーの1人、ジェリー・イェン(言承旭)が24日、実写版「ルパン三世」(北村龍平監督)の長期ロケを終えタイから帰国した。複数の台湾メディアが26日までに伝えた。
この映画でジェリーはルパンの宿敵、マイケル・リー役で出演する。
撮影についてジェリーは、制作チームには韓国やスペインなど各国スタッフも加わっていて少し大変だったが、主演の小栗旬と異国でのロケ体験について語り合うことができたおかげで、現場の張り詰めた空気から解放されたと話している。
2014年元旦には37歳の誕生日を迎えるジェリーだが、この数日は家族と共に過ごす予定で、母親の愛情がこもった餃子をいっぱい食べたいと自身の公式サイトで明かした。
映画「ルパン三世」は日本では2014年夏に公開される見通し。
交通フリーパス購入でお得な限定クーポンブック贈呈へ
台北市観光伝播局はきょう、台北周辺の交通機関などで利用できるフリーパス、「Taipei Pass台北観光護照(パスポート)」を購入すると贈呈される2014年度版ガイド&クーポンブックをお披露目した。
この「Taipei Pass 台北観光護照」は台北メトロ(MRT)や台北市と新北市の路線バスなどで自由に乗り降りできるフリーパスで、台北メトロ各駅窓口や台北駅のインフォメーションセンターで購入可能。今回発表された2014年度版クーポンブック付きのものは来年1月1日から数量限定で販売される。
クーポンブックには82店で使用できるお得な優待券などがついているだけでなく、台北周辺の観光スポットが4つのテーマごとに紹介されており、台北観光をより深く楽しむことができるようになっている。中国語版3万部、英語版2万部、日本語版1万部がそれぞれ用意されるという。
観光伝播局の邱蓬新副局長は「クーポンブックを片手に、食べたり飲んだり遊んだりと存分に楽しんでもらいたい」とアピール。同局によると2011年以降、フリーパスの発行枚数は増加し続けており、今年は11月までに昨年の発行数10万513枚を超える11万6556枚が販売されたという。
「運びやすいように」 猫を保存容器に詰めた学生が書類送検
台中市内の大学に通う女子大生が23日、自身のフェイスブック上にペットの猫を保存容器に詰め込んだ写真を掲載したところ、批判が殺到したばかりか、台中市動物保護防疫処によって動物保護法違反で台中地検に書類送検される騒ぎとなった。
この騒ぎは台中市内の大学に通う大学生が、週末に猫を連れて高雄へ遊びに行こうと思い立ったが、キャリーケースを嫌がったため、とりあえずプラスチック製の保存容器に詰めた様子を写真撮影し、フェイスブック上に「猫の缶詰、悪い子は罰しないと」のコメントを添えて公開したもので、掲載後間もなく批判の声が殺到したという。
この学生は、試しに入れてみたもので、インターネット上での写真公開については友人らと新しい持ち運びの方法をシェアしたかっただけとし、悪意はなかったと主張している。また、「ごめんなさい」、「間違っていたのは認めます。こんな方法をとるべきじゃなかった」と反省の言葉を口にする一方で、ネットの住民はきちんと状況を理解するべきだともコメントしている。
台中市動保処の余建中処長によれば、この学生の行為は動物保護法27条に抵触する恐れがあるとして、24日午前に台中地検に書類送検したという。仮に悪質性が認められれば、1年以下の懲役または拘留、3万台湾元(約10万円)以下の罰金などが科される場合があるとしている。
2014年元旦、台湾で最も早い初日の出は蘭嶼の6時33分
中央気象局天文台によると、2014年元旦に平地で初日の出が最も早く拝めるのは台湾南東部の離島、蘭嶼(らんしょ、台東県)で午前6時33分、また、台湾本島平野部では最南端の鵝鑾鼻(ガランピ、屏東県)と三仙台(台東県)で共に午前6時35分だという。(時刻はすべて台湾時間)
台湾北部で日の出の時刻が最も早いのは三貂角(新北市貢寮区)で6時37分、鼻頭角(新北市瑞芳区)は6時38分、蘇澳(宜蘭県)が6時37分。
台湾東部では離島の緑島(台東県)が6時34分、富岡、太麻里沿岸(共に台東県)で6時36分、崇徳(花蓮県)で6時37分。
また、台湾本島以外では、南沙(スプラトリー)諸島の太平島が6時40分、馬祖島で6時48分、東沙(プラタス)諸島で6時49分、金門島で6時51分。
なお、2013年最後の日の入りが最も遅いのは南沙群島の太平島で午後6時12分。台湾本島では七股、安平(共に台南市)、旗津(高雄市)、関山(屏東県)で午後5時25分となっている。
台湾マクドナルドで女子店員がピンクのメイド服で接客しているぞ!
最近、台湾マクドナルドで女子店員がピンクのメイド服で接客をしている姿が激撮されたそうだ。そのメイド店員たちが悶絶可愛すぎだと話題になっている。
さらに驚くべきことに、この試みは台湾マクドナルド公認のものであるらしい。
・マクドナルド台北駅前店
2013年12月24日のクリスマス・イブ、女子店員がピンクのメイド服で接客をしていたのは、マクドナルド台北駅前店(館前店)だ。インターネット上にアップされた画像や動画を見てみると……確かにマクドナルドのカウンターの中で女子店員がメイド服で接客をしている。
しかも、なぜか美少女率高し! ピンクのメイド服と白のフリルつきエプロンがまぶしく、もう、「……イイネ!」のビッグウェーブだ!
美少女店員「ありがとうございます、ご主人様♪」
彼女らは単にメイド服を着て、業務をこなしているわけではない。合間合間に、「ご主人様、準備が整いました」、「ありがとうございます、ご主人様♪」と、すっかりメイドになりきっているのだ。これこそ「真のおもてなし」かもしれない。その悶絶キュートな接客模様はぜひとも動画で確認してほしい。
・台湾ネットユーザーの声
「なんてこった!!」
「マックがマックじゃなくなった(笑)」
「こんな可愛い子だらけなんて、マクドナルドに行きたくなった!」
「どこの店舗? 詳細求む!!」
「白ソックスの子も黒ソックスの子もいて、イイネ!!」
「スマイルください」
「お持ち帰りたい!!」
「素晴らしいクリスマスプレゼントだ」
「昼飯はマクドナルドで決まりだ」
・台湾マクド公認のイベントだった
台湾メディア ET Today によると、このコスプレ大会は、台湾マクドナルドで1年に1度行なわれる内部コンペであるという。12月27日〜31日の期間中、各店で店員が仮装をして営業、その後、社内マネージャーが審査し、勝利した店の店員には賞品が贈られるそうだ。
台北駅前店ではコンペの前に予行をしてみたところ、思わぬ好評を得たという。なお、この仮装大会は期間中に各店にスケジュールが割り当てられ、その日限りの試みになるようだ。ちなみに、台北駅前店の本番は12月31日とのこと。
・期間中に台湾マクドナルドにいってみよう
ほかの店舗の詳しいスケジュールは発表されていないようだが、27日〜31日の間、台湾のマクドナルドでは毎日どこかの店で店員が仮装をしているということ!