【台湾ブログ】お花見強行軍、２日間で京阪奈良を疾走制覇
レコチャイより・・・・・
台湾人女性の万（ハンドルネーム）さんが、一家で走り抜けた関西お花見旅行の2日間をブログにつづった。
「京阪奈良お花見疾走」と名付けられた万さん一家の旅行日程は3泊4日。しかし初日は夜遅く到着、4日目朝早く出発なので、観光に使える時間は2日だけ。この2日間をフルに活用するために、一家は文字通りの「疾走」を開始した。
初日はなんと持参した寝袋を使って、関西国際空港のロビーで睡眠。2日目は朝5時から行動を開始し、京都の嵐山、仁和寺、金閣寺、原谷苑、府立植物園を駆け抜け、錦市場を見た後、滋賀県の桜の名所・海津大崎へ。夜遅くようやく京都の宿へ入った。
2日目も出発時間は朝6時。鴨川、清水寺、祇園、二条城と京都の名所を踏破し、午後は奈良へ。東大寺、奈良公園を巡って、休む間もなく大阪へ取って返し、大阪城を観光。道頓堀で大阪焼きを食べ、その日の夜には関西国際空港入り。また寝袋で休み、4日目の朝に台湾に戻った。
両日共に、日中の活動時間は17時間。万さん自身も「超人的」と書くその日程は、「ご飯と電車以外は座る暇なし」という超ハードスケジュールで、聞いただけで疲れてくる。こんな日程で大丈夫だったのかと心配になるが、やはり無事では済まなかったようだ。
「2日目の午後には腰はガタガタ、足はガクガク。階段を上るのにも子どもたちの支えがいるほど。。」と振り返り、「『私がおぶった方がまだ早いよ。そんなに頑張らないで！』と子どもたちに言われて、『這ってでも自分で歩く！』と宣言したけど。最後の大阪城の階段では、本当に“這う”ことになった。。」と過酷すぎた道中を紹介した。
奈良公園では、万さんは疲労のあまり、鹿に踏まれる危険性が頭をかすめつつも、芝生に寝転んで休憩。鹿せんべいを手に近づいてきた子ども目がけて走ってきた鹿に本当に踏まれかけ、驚いて跳ね起きる羽目にも陥った。
「もう1日続けるのは絶対無理だった」と断言するほど疲労困憊した万さんだが、最後に「でも桜の季節に日本に行けて本当におもしろかった。こんなに楽しいとは思わなかった！」とコメント。ブログには、各地で撮った美しい桜の写真を多数掲載した。