韓国・JTBCは、ハロウィーンに当たった先月31日夜、韓国ソウルの街に仮装した人々が繰り出し「お祭り騒ぎ」となったが、そのさなか暴力行為やセクハラなどの事件が相次いだと伝えた。また当日の様子を、他のメディアも大きく伝えた。
ハロウィーンの夜は気温5度を下回る冷え込みとなったソウル。外国人が多い一角として知られる梨泰院などは仮装をした大勢の人波であふれたが、事件も相次いだ。あるタクシーでは泥酔した客が警察官に暴行し逮捕、また別の場所では酔った男が女性にセクハラをしたとして逮捕され、さらに人混みで殴られたと血を流して警察に訴える人もいた。
車道を所構わず横断する危険行為はもはや「基本」。歩行者が車道に下りないように臨時の柵も設置されたが、ほとんど意味をなさなかった。そして人々が去った後、道路はまるでごみ捨て場のように、空き瓶やごみ袋が散乱していた。
日本でも東京渋谷などでの「騒動」が大きく報道されたハロウィーンだが、韓国ではこの日の事件発生件数が通常の3倍以上に上った。
この報道に、韓国のネットユーザーからは嘆きのコメントが数多く寄せられている。
「ハロウィーンは『ごみの日』だね」
「もはや国籍不明のハロウィーンを使ってお金を稼ごうとしてる業者は誰なんだろう?悪いやつだ」
「完全にただのばか騒ぎになっている」
「国の恥だ」
「そのやる気を政治参加に生かしなさい」
「欧米の人たちだってみんなが楽しむわけじゃないハロウィーンを、なぜ韓国人が夢中になってまねするのか…情けない」
「いったい何のためにこんな騒ぎをしてるの?最近の子どもたちを見ると、教育に問題があると思う」
「韓国は一度すべてを捨てて最初からやり直すべき」
「子どもたちのお祭りを自分たちの祭りと勘違いして酒を飲んでいるとは…」