「春節」は最も転職の多い季節
中国のお正月は「農暦」でお正月を祝います。香港や台湾でも同じです。来る2014年の「春節」(お正月)は1月31日です。1月30日が「除夕」(大晦日)となります。「徐夕」から「春節」を跨いで1週間ほどが正月休暇となります。
1月1日はどうかと言うと、新暦でお正月を祝う日本のような特別や雰囲気はありません。1日は祝日になり仕事は休みになりますが、12月31日も1月2日も通常通りの仕事です。旧暦の正月である「春節」を盛大に祝うのが華人圏の習慣なのです。
「春節」の前後は重要な案件の打ち合わせや意思決定は避けたほうが無難。「春節」の正月休暇を機に会社を辞める人、ボーナスをもらって会社に辞表を出す人、新しい年を新しい職場で迎えようとする人etc. 「春節」は人が動く季節です。この時期は一年でも最も転職が多い季節なのです。(前回のコラムで書いた通り・・・)
「正月休暇後、担当者が代わってしまった」、「窓口だった人が会社を辞めてしまった」というケースもあります。大きなプロジェクトの最終決定はできればこの時期を避けたほうが無難かもしれません。「重要案件の決定は旧正月明け」、「この時期の出張はできる限り控えている」という人もいます。
日本の会社では考えられませんが、中国や台湾では担当者が代わってしまうと商談が最初から組み立てなおしということがよくあります。会社を辞める担当者が後任者に十分な「引き継ぎ」をしないまま会社を辞めてしまうということがよくあるのです。
重要な案件は会社とトップの意向を十分に確認し、実務の担当者とも普段以上に連絡を密に取り合い、十分なコミュニケーションを欠かさないように仕事を進めることをお勧めします。「春節」の前後は特に注意が必要な時期です。
筆者は基本的に「春節前後の出張はできれば避けるべき」と考えますが、「敢えてこの時期に出張を入れている」という商社の友人もいます。その目的は「忘年会」です。彼は「春節」前に敢えて出張を入れて現地で取引先の「忘年会」の梯子をするというのです。
そのひとつの理由は、彼に言わせると「担当者の進退確認」だと言います。「一年間、お疲れ様でした。お世話になりました。来年もいっしょにがんばりましょう」という挨拶。さらに来年の具体的な計画や将来の方向性など、担当者とのコミュニケーションを取り、信頼関係を深めるには、忘年会の時期は絶好の機会なのです。
ビジネスは「会社」対「会社」が基本です。契約書を交わして仕事は会社対会社で進めていきます。しかし、実際の仕事の現場を動かしているのは担当者です。仕事の現場では「人」対「人」の信頼関係が重要。あたりまえのことなのですが、特に華人圏では「人」対「人」の信頼関係を十分に意識してビジネスを進めていく必要があります。
輸血用血液の不足解消に寄与 献血で牛肉麺1杯無料に
消防・救急に関する緊急通報電話番号、119にかけて消防の日とされている19日、南投県消防局は中興新村(南投市)で防災イベントを開催し、同時に行われた街頭献血では献血者に台湾グルメとして名高い牛肉麺などの無料券が贈呈された。
これは地元で食堂を営み、南投県消防団中興分隊顧問団長を務めている李鴻昌さんによる“粋な”はからいで、今年で4年目。無料食事券は李さんのお店で牛肉麺か排骨(パイコー/スペアリブ)麺1杯と引き換えることができる。
この日は県消防局の林聡吉局長も訪れ、500cc分を採血した。林局長は一年間に必ず3回献血していると話し、これで42回目だという。このほかにも午前9時〜午後4時までに200人がつめかけ、無料食事券を手にした。
台湾血液基金会の台中献血センターによると、通常時における輸血用血液の十分なストック量は7日分としているが、最近ではわずか3〜4日分と不足しており、市民に献血を呼びかけている。
輸血用血液の不足解消に寄与 献血で牛肉麺1杯無料に
消防・救急に関する緊急通報電話番号、119にかけて消防の日とされている19日、南投県消防局は中興新村(南投市)で防災イベントを開催し、同時に行われた街頭献血では献血者に台湾グルメとして名高い牛肉麺などの無料券が贈呈された。
これは地元で食堂を営み、南投県消防団中興分隊顧問団長を務めている李鴻昌さんによる“粋な”はからいで、今年で4年目。無料食事券は李さんのお店で牛肉麺か排骨(パイコー/スペアリブ)麺1杯と引き換えることができる。
この日は県消防局の林聡吉局長(=写真左)も訪れ、500cc分を採血した。林局長は一年間に必ず3回献血していると話し、これで42回目だという。このほかにも午前9時〜午後4時までに200人がつめかけ、無料食事券を手にした。
台湾血液基金会の台中献血センターによると、通常時における輸血用血液の十分なストック量は7日分としているが、最近ではわずか3〜4日分と不足しており、市民に献血を呼びかけている。
台湾、2013年の総人口2337万 男女比が初めて逆転
内政部が発表した統計によると、2013年の台湾における戸籍登録者総数は2337万人あまりで、女性の人口が初めて男性を超えたことが分かった。
統計によると、去年11月末に初めて女性が男性より多くなり、去年末現在の戸籍登録資料では、男性は1168万4674人で、総人口の49.99%を占める一方、女性は1168万8843人で、50.01%となった。女性は男性より4169人多く、女性を100とした場合、男性の比率(性別比)は99.96。
内政部では、男性の死亡率が女性より高いこと、近年中国大陸を含む海外から台湾へ嫁いだ女性が増加したことなどが性別比の逆転の主な理由だと分析している。
ただ、女性が多くなったのは台北市と新北市をはじめとする都市部で、地方では依然として男性が多い。女性に対して最も男性が少なかったのは台北市で、性別比は92.4。男性の比率が最も高かったのは中国大陸福建省に近い離島、連江県(馬祖)で132.1だった。
このほか、去年の人口増加率は0.25%で、前年より0.14ポイントのマイナス成長。過去の増加率は長期的に見れば減少の傾向にあり、2010年に最低の0.18%を記録した後、2011年に微増に転じたが、2013年には再び落ち込んだ。
英国逃亡の元国防部女性中尉 強制送還で台湾に帰国、逮捕
職場でのトラブルを理由に英国に海外逃亡し同政府に対して政治的保護を求めていた元国防部軍事情報局の女性中尉情報官が、強制送還処分となり、19日午後、桃園空港に到着し逮捕された。今後身柄を台中地方検察署に移し、取調べが行われる。
葉マイ容疑者は2012年6月17〜24日の予定で休暇届けを提出して出国したが、同月18日に英国で政治的保護を申請した後、姿をくらました。このことから国防部北部地方軍事裁判所検察署は29日、意図的に長期間職責を果たさなかったとする「陸海空軍刑法」第39条違反で指名手配し、外交部ではパスポートを無効処分にしていた。(マイ=王へんに攵)
その後、葉容疑者は2013年12月10日に潜伏していたウェールズ・ニューポートで英政府によって不法滞在容疑で逮捕されたが、体の不調を訴えたり、友人を通じた英国国会議員への陳情、メディア露出、強制送還で搭乗する予定だった航空会社の電話線を切断するなどの行動で帰国拒否を表明していた。
ところが英国政府は「帰国後に迫害される恐れが証明されない不法滞在者は、強制送還する」との立場に基づき葉容疑者の台湾への送還を決定。19日午後2時すぎに桃園空港に到着し、身柄が台湾側に引渡された後、台中地検に逮捕され、1年7カ月の逃亡劇は幕を閉じた。
葉容疑者は軍情局時代に同僚から仲間はずれにされ、上司に事情説明をした上で異動願いを提出したが実現せず、国外逃亡を図ったと主張している。国防部によると、葉容疑者の行為は「一般逃亡罪」にあたり、5年以下の懲役に処される可能性があるとしている。
また、葉容疑者の帰国を受け、外交部と駐英代表処(大使館に相当)は、英国側の関係当局などの協力に対し感謝の意を表明した。
赤ちゃんパンダは“超個性的” マイペースで公開2週間目
今月6日から一般公開が始まった台湾初のジャイアントパンダの円仔(ユアンヅァイ)は、その愛くるしい姿から大勢の来場者を魅了しているが、2回目の日曜日となった19日は、展示用の部屋になかなか入ろうとせず、飼育員に抱きかかえられながら“出勤”するマイペースぶりを見せた。
母パンダの円円(ユアンユアン)は8時50分に時間通り“出勤”。対する円仔は一度入り口から顔をのぞかせたものの、その後すぐ引っ込んでしまい、飼育員の必死の誘導にも“どこ吹く風”で、最終的には抱きかかえられながら“半強制出勤”での登場となった。
台北市立動物園の張明雄広報担当は、通常午前8時に屋外へ出て“ひなたぼっこ”をした後、遊び部屋で活動するのが円仔の日課になっており、遊びに夢中になって時々“出勤”したがらないことがあるが、公開を嫌がっているのではないと説明する。展示用の部屋は広く、パンダの発育に必要な道具や施設も完備されているという。
一方、ベルギーのパンダ専門家Jeroen Jacobs氏が14日に発表した2013年度ジャイアントパンダ・アワードのインターネット投票結果によると、円仔は“個性的なパンダ部門”で金賞を、“子パンダ部門”で銀賞をそれぞれ獲得。張広報担当は高評価の理由を、「成長過程を逐一お知らせし、萌え萌えの姿が多くの人に深い印象を与えたのでしょう」と見解を語った。
高濃度なら小中学校休みに=PM2.5深刻化で
台湾当局は大気汚染の深刻化を受け、微小粒子状物質PM2.5の濃度が一定の値を超えた場合、地方政府の判断で小中学校を休校とする措置を講じる方針だ。中国からPM2.5の飛来が増加しており、今夏までに基準値を設定する。
台湾では大気汚染を測る指標として、二酸化窒素、二酸化硫黄、PM10など5種類の物質が対象となっている。各物質の濃度に応じた大気汚染指数(PSI)が算出され、現行でも「健康に有害」とされる300を超えると小中学校の屋外活動は停止となり、400超で休校となる決まりがある。
ただ、これまでPSIが400を超えて休校が適用された例がない上、呼吸器や循環器疾患を引き起こす恐れがあるPM2.5が対象物質に含まれていないため、野党立法委員(国会議員)などから「最近の大気汚染の実態を反映していない」と見直しを求める声が上がっていた。
ピーチ、高雄−関西線就航 年間62億円の経済効果見込む
格安航空会社(LCC)のピーチアビエーションが18日、高雄−関西線を就航させたのを受け、高雄市政府は関西発の初便搭乗客に記念品や観光パンフレットなどを贈呈し歓迎した。市ではピーチ就航で年間6万人以上の外国人観光客増加と、18億台湾元(約62億円)の経済効果があるものと期待している。
ピーチによる高雄−関西線は毎日1往復の運航。この日、初便の搭乗者のために用意されたのは高雄メトロの一日乗車券やお土産、21の旅館が提供したプレゼントなど総額13万元(45万円)分。同市観光局の許伝盛局長(=写真右2)は、高雄は山と水に恵まれ天候もよいとアピールしたほか、日本人旅行者数の増加と都市交流の促進、さらなる経済の波及効果が期待できるとし、高雄小港空港の年間利用者数の100万人増加を目指したいと意気込んだ。
また、ピーチの井上慎一CEO(左2)は、高雄の暖かい気候は気持ちよいと絶賛、旅行に最適だとした上で、2015年末には高雄便を増やしたいとする考えを示した。
大沢たかお、台湾映画「KANO」撮影で台湾語のセリフに大苦戦
日本統治時代の1931(昭和6)年に台湾勢としては初めて甲子園野球大会の決勝戦に駒を進めた嘉義農林学校野球部の活躍を描く映画、「KANO」のPRのために今月16日から訪台している大沢たかおが18日、華山文創園区(台北市)で行われている展示イベントのオープンセレモニーに出席、撮影時のエピソードを語った。
開口一番、「ダーゲーホー」(大家好/みなさんこんにちは)と台湾語で挨拶した大沢。農業水利事業で大きな功績を残した八田与一役を演じたことについて、「嬉しかったし、緊張もした」とし、「八田与一のイメージ、世界を壊さないように精一杯演じました」と撮影を振り返った。
また、馬志翔(ウミン・ボヤ)監督によると、大沢が劇中で口にした台湾語のセリフ、「較緊[ロ尼]!」(カッキンネ/早くしろ)は、本来台本には書かれていなかったが、水利工事には多くの台湾人の部下も携わっていたことから、現地の言葉を話せば人物像がよりリアルに描かれるのではないかと急遽採用されることになったという。しかし、慣れないセリフでNGを連発したと周りから暴露されると、大沢はしきりに照れ笑いを浮かべた。
このほか、長期にわたる台湾滞在で好きになったものはあるかとの質問に対して大沢は再び台湾語で「ローバーボン」(滷肉飯/ルーロー飯)と即答。会場につめかけたファンたちの笑いを誘った。
大沢は2泊3日のスケジュールを終え、この日の午後に日本に帰国。空港には50人以上のファンが見送りに訪れ、握手やサインに応じていた。
映画「KANO」は台湾で2月27日から公開される予定。
軍不祥事で軍事刑務所を閉鎖 台湾、改革アピールに躍起
兵営内に設置された娯楽施設でアーケードゲームに興じる男女兵士ら。完全志願制を目指す国防部は「快適な軍」への改革とPRに躍起だ=13日、屏東県・萬金営区で(吉村剛史撮影)(写真:産経新聞)
台湾では昨年7月に発生した陸軍下士官の虐待死が社会的批判を浴び、馬英九政権を揺さぶったが、これを契機とした軍事裁判法の改正で1月13日、台湾唯一の軍事刑務所「日新山荘」(台南市)が閉鎖され、服役中の受刑者らは全員一般刑務所などに移送された。だが一連の不祥事で軍の人気は低迷しており、馬政権が推進する徴兵制から完全志願制への移行にも黄信号が点滅。国防部(国防省に相当)では兵営の環境改善などアピールに躍起だ。(台北 吉村剛史)
1月13日、台南市の日新山荘から65人の受刑者らが台南刑務所や台南拘置所などに移送され、台湾の軍事刑務所は事実上閉鎖された。昨年8月に254人が一般刑務所などに移送されたのに続く処置。
発端は昨年7月、兵役にあたっていた陸軍下士官=当時(23)=が、除隊3日前に急死した事件。
カメラ付き携帯電話の所持が軍紀違反として営倉(懲罰房)入り処分を受けていたが、体調不良を訴えたにも関わらず過酷な訓練を強要され、熱中症で救急搬送先の病院で死亡した。
国防部では対応の不適切を認めて遺族に謝罪し、陸軍上層部を含む大量処分を行い、馬政権も国防部長(国防相)を事実上更迭。
大規模な軍への市民の抗議デモが展開される中、立法院(国会)では軍人の平時の犯罪や軍紀軍律違反を軍法ではなく一般刑法の適用対象とするなどに法改正し、2度にわたって行われた受刑者らの移送とともに、約400件にのぼる軍法案件も国防部から、法務部(法務省)管轄の一般司法機関に移された。
これらの中には1979年、中国・福建省アモイまで約2キロの距離にある台湾側の離島・金門島で軍務に就いていた際、泳いで中国側に逃亡した当時の陸軍大尉の事件も含まれている。
その後、北京大学教授や世界銀行副総裁を歴任した林毅夫・人民政治協商会議常務委員(61)に関する台湾での「逃亡罪」だ。
2008年の馬英九政権発足後、中台関係は劇的に改善しており、その扱いの変化も注目されたが、台湾の検察当局は同じ13日、逃亡の違法行為は継続中であるとする国防部の見解を踏襲して、刑法のさだめる時効(20年)は適用されず、当面、指名手配を解除しないことを発表した。
同じ13日、台湾南部・屏東県の陸軍基地・萬金営区では、志願兵のみによる実験部隊の設置が発表され、「快適な兵営生活」が内外メディアに公開された。
兵舎の寝室は個室ではないものの、ベッドと机、ロッカーが極力独立した空間をつくるように配置されており、シャワールームは完全個室化。
また軽食コーナーやカラオケルーム、インターネットルーム、ビリヤード場、アスレチックジム、ゲームセンター、健康相談室などを備えた総合棟では男女兵士が楽しそうにゲームに興じる様子も披露された。
しごきで急死した下士官が営倉に送られた原因でもあったスマートフォンなど携帯電話の使用も条件付きで解禁され、軍は「家族と携帯メールを交わし、記念日には上官の配慮で帰宅も可能」という内容のPRビデオも作成。
実際に携帯電話を所持する兵士らは「普段から友人らとの連絡も可能になった」ことで「長い兵営生活も苦にならない」といい、下士官のひとりは「以前に比べて500倍快適」などと語っていた。
「厳しい軍」から「快適な軍」への、過度とも思えるイメージチェンジの背景には、下士官虐待死が招いた軍の不人気が、馬政権が推進する兵制改革を阻害しかねない状態を招いているためだ。
立法院での国防部の報告によると、2013年の募集目標は2万8531人に対し、11月末時点での応募は8603人で達成率約30%に低迷。
台湾では少子化で徴兵制への社会的不満がたかまり、08年の総統選で徴兵制廃止を公約に初当選した馬総統が、当初14年末までの完成を目指し、志願制と徴兵制の並立制としたが、一昨年も志願兵の応募達成率は56%で、国防部は昨年9月に移行期間を16年末までとし、目標の2年間の先送りを決定した。
行政院(内閣)では今年から志願兵の給与を2000台湾元(約7000円)〜4000元(1万4000円)加増し、離島勤務手当なども増額することを発表した。
最下級の二等兵でも現行2万9625元(約10万3000円)が3万3625元(11万7000円)となり、離島勤務手当の最大額が加算されれば5万3625元(18万6000円)と、台湾の大卒の平均初任給約2万7000元(9万3500円)を大きく上回ることとなった。
一方、与党中国国民党の立法委員(国会議員)からは、かつて中国大陸で共産党軍に敗れた後、中国・雲南省からタイ北部やミャンマーに逃れて遊撃戦を続けた後、現地に定住していった国民党軍の子孫(推定10〜20万人)にも対象を広げるべきとの案も浮上。国防部では「可能だ」と回答している。
不妊治療で訪台する外国人が増加、費用は半分
台湾生殖医学会の劉志鴻理事によれば、近年、中国本土や香港、シンガポールなどから台湾を訪れ、不妊症治療で体外受精をする夫婦が増えている。台湾を訪れる最大の理由は、費用が安く済むことだ。中国本土や香港の人を専門に受け入れる病院もあるという。中国新聞網が17日伝えた。
報道によれば、台湾で1回の対外受精にかかる費用は12万〜15万台湾ドル(約40万〜52万円)で、中国本土や香港、シンガポールの半額以下だ。飛行機代や宿泊費を差し引いても、台湾の方が安く済むという。
中国本土の人が台湾に滞在できる期間は1回の訪台につき2週間。そのため、一度検査や準備に訪れ、一度本土に戻って、改めて体外受精のため訪れる人もいるという。
人気歌手ジャム・シャオが困惑…、日本人女性ファンとの騒動で裁判沙汰も
18日、台湾の男性歌手ジャム・シャオが、写真集の発表記者会見を開催。日本人ファンとのトラブルについて語った。
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18日、台湾の男性歌手ジャム・シャオが、写真集の発表記者会見を開催。日本人ファンとのトラブルについて語った。 2014年1月18日、台湾の男性歌手ジャム・シャオ(蕭敬騰)が、写真集の発表記者会見を開催。日本人ファンとのトラブルについて語った。東森新聞網が伝えた。
18日、台湾の人気男性歌手ジャム・シャオが、ブータンで撮影した写真集「片刻/永恒」の発表記者会見に登場。ジャムには昨年から、ストーカー行為があった日本人女性ファンとの間にトラブルが続いている。
最初にトラブルが浮上したのが昨年7月。ジャムのファンを名乗る資産家の日本人女性が、彼と同じマンションに引っ越し、夜中に料理を持って来てベルを鳴らすなどの迷惑行為があった。さらに同10月、ジャムおよびスタッフが、路上で動物の排泄物を持った男に襲われる事件が発生。警察では同じ女性が事件の主謀者であると特定し、公然侮辱罪や名誉棄損、恐喝、傷害などの容疑で、女性を含む複数名が書類送検されている。
しかしその女性は今月15日、一連のトラブルを完全否定し、ジャムと彼のマネジャーを提訴すると自身のブログで発表。これに対しマネジャーは、「やりたいようにすればいい。世間の判断に委ねるのが最もいい方法だと思う」と、怒りのコメントを発している。
女性とのトラブルについて、「何を提訴したいのか分からない」というジャム。さらに女性については、「彼女の心理状態はどうなっているのか、理解に苦しむ」と困惑ぶりを語っている。マネジャーによると、裁判所からは18日の段階で何ら連絡を受けていないという。