米バージニア州で10日までに、黒人教会やユダヤ教礼拝所の爆破を計画したとされる白人至上主義の男ら3人が逮捕された。
米連邦捜査局(FBI)が同州の連邦裁判所に提出した文書によると、ロバート・カーティス・ドイル容疑者とロナルド・ビーズリー・チェイニー3世容疑者は8日、FBIのおとり捜査によって逮捕された。
FBIは今年9月、ドイル容疑者が州都リッチモンド郊外の自宅で「過激思想を広めるために黒人教会やユダヤ教礼拝所を銃撃、爆破する計画」などについて話し合う会合を開くとの情報を入手した。会合は同月27日に開かれ、現場にチェイニー容疑者の車があったことが確認された。
両容疑者は10月末、武器密売業者を装ったFBI工作員と会って機関銃や爆弾、静音装置付きの拳銃を注文した。
FBIは8日、引き渡し場所に現れたチェイニー容疑者を逮捕。同日中にドイル容疑者も逮捕した。ドイル容疑者の自宅に置いてあった車の後部座席からは、注文済みの拳銃に適合する銃弾30発が入ったリュックも見つかった。
当局はさらに、両容疑者が計画した銀宝飾品業者への強盗殺人に加担しようとした疑いで、もう1人の男を逮捕した。
3人の容疑者はいずれも重罪の前歴がある。ドイル容疑者は過去に薬物の所持と譲渡、横領、重窃盗など7件で有罪を言い渡されていた。