台湾桃園国際空港で16日、利用者が待合室に設置してあるテレビに携帯電話をつなぎ、アダルトビデオを公然と放映していたことが分かった。悪質な違法行為だとして、利用者を告訴する構えだ。
騒ぎは16日夜、会員制交流サイト上に放映時の模様を映した動画が投稿されたことから発覚。「恥さらしだ」「子供が見たらどうする」などのコメントが寄せられた。
桃園空港によると、問題のテレビが設置されていた待合室は国産映画作品などを紹介する特別仕様で、通常は隣接する免税品店によって映像が流されているという。ビデオはスマートフォンなどテレビと接続ができる通信機器を使って放映されたとみられる。
利用者の行為はわいせつ物陳列とコンピューター使用妨害などの罪で3年以下の懲役または(および)10万台湾元(約35万円)以下の罰金が科せられる恐れがある。
空港では今後、監視を強化するとしている。