【50トン爆発物で中国政府打倒を画策?7人逮捕 「影の軍隊を結成」新華社報道】
7日の新華社電によると、中国広東省の警察当局はこのほど、爆発事件によって社会騒乱を企て、中国政府の打倒を画策したとして男ら7人を逮捕した。ほかに14人を拘束し、50トンの爆発物を押収した。
逮捕されたのは項逢選容疑者(41)ら。項容疑者はネットで仲間を募り、武装闘争を通じて「民主憲政の道」を実現するため「民選党」を結成、自らが新政府の総統になることを計画していたという。
項容疑者は窃盗罪で懲役5年の刑を受け、出所後はクリーニング店を経営していた。ことし3月、通報を受けて警察が内偵を開始、8月に容疑者の家を捜索し爆発物やパンフレット4千部を押収した。逮捕された7人は幹部グループとして「影の軍隊」を結成。富裕層の誘拐などによって資金を調達しようとしていたという。(共同)