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台北市が春節お薦め寺廟コースを提案:台湾

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今年の旧正月、台湾で過ごす国民が多い


今年の旧正月休みは6日間と、特別に長いということはないため、台湾で旧正月を迎える国民が多く、ホテルやレストランでの予約率が上昇している。今年の旧正月休みは30日から2月4日までの6日間。台湾の旧正月休みとしては普通で、特に長いとは言えない。

台北の代表的なホテルのひとつ、リージェントホテルによると、旧暦大晦日の30日、一家団欒して楽しむ年越し料理の席は3ヶ月前から予約で埋まり、中華料理、西洋料理、日本料理のレストランのいずれも満席だという。

また、旧暦のお正月二日目となる2月1日、台湾では嫁いだ女性が実家に戻る、里帰りの日となっている。この日のレストランの予約状況も大変よく、このホテルの中華料理と食べ放題のバイキングはすでに満席になり、そのほかのレストランも9割前後の予約となっているという。

台湾鉄道のローカル線で列車が脱線 負傷者なし

台湾鉄道によると1日午前6時10分頃、中部・南投県を走る集集線の集集−水里間の集集2号トンネル内で旅客列車が脱線した。乗客・乗員約20人にけがはなかった。

事故を起こしたのは車テイ発台中行きの区間車で、4両編成のうち3両目の進行方向側の車輪が脱線したという。これにより集集−車テイ(=土へんに呈)間で一時運転を見合わせたほか、バスによる代行輸送を行った。

同線は午後12時10分から全線で運転を再開したが、台鉄の発表では12時30分までに列車9本と乗客約570人に影響が出たという。

台鉄では現在事故の原因を調べている。

ぽかぽか陽気の春節 各地の行楽地にぎわう

旧正月を迎えた31日、台湾では好天に恵まれ、各地の行楽地は家族連れなど多くの人でにぎわった。

新北市三峡では大晦日(除夕/30日)の夜から清水祖師廟への参拝客が押し寄せ、31日は終日多くの初詣客や満開の桜を楽しもうとする花見客でごった返した。この影響で最寄りの国道3号(フォルモサ高速道路)鶯歌インターチェンジをはじめ周辺道路で断続的に渋滞が発生したが、多くの人出で付近の商店は大繁盛となり、店主らは嬉しい悲鳴を上げていた。

一方、昨年末に破裂するトラブルに見舞われながらも1月3日に“復活”を遂げた基隆のラバーダックにも多くの人々が観賞に駆けつけ、主催者側の発表によれば31日午後5時までに8万人が訪れたとしている。

中央気象局によると、1日は東部の花蓮と台東など一部地域を除いて全国的に晴天となる見込みで、予想最高気温も北部と南部で27度、中部で26度のぽかぽか陽気になると見られている。ただ、放射冷却現象の影響で、台湾の西部と離島などでは朝晩と日中の気温差が13〜14度と大きくなるとして注意を呼びかけている。

また、この好天は3日まで続くとしているが、4日からは東北季節風が強まることから北部と北東部を中心に天気は下り坂となり、ところにより雨の恐れもあるとしている。

台湾・台北市が春節お薦め寺廟コースを提案

旧暦の元旦(春節)をあす31日にひかえ、台北市では市民に向けて、保安宮、霞海城隍廟、行天宮、龍山寺、慈恵堂・慈祐宮の5つの寺廟初詣でプランを推奨している。台北市内には歴史の古い寺や廟が多く、去年は11カ所が「台湾宗教百景」入りした。

台北市民政局による今年の春節・初詣でお薦めコースは次の5つ。

▼ 大龍ドウ保安宮(大同区) / 保生大帝を祭った廟で建物も装飾も美しい。旧暦大晦日(30日)の夜11時から幸福祈願の鐘が鳴らされ、108回の鐘の音で人々に吉が訪れる。また、おみくじ「国運籤」では人々がこの一年の商いを占う。(ドウ=山へんに同)

▼ 台北霞海城隍廟(大同区) / 主神の城隍爺以外で人気が高いのが縁結びの神様、月下老人。毎年菓子を携えお礼参りをするカップルは6000組を超えるという。お参りついでに迪化街の古い街並み(老街)を散策するのもよい。日本統治時代に建てられた大正時代の建物にはバロック様式の装飾が施され、タイムスリップしたかのよう。

▼ 台北行天宮(中山区) / 関聖帝君を祭った行天宮は福建南部の燕尾翹脊様式で台湾を代表する建築の一つ。北部台湾で参拝客が最も多く、青い道衣のボランティアらが善男善女を導き、建物の解説などもしてくれる。旧暦元旦の零時になると元始天尊聖誕の儀が厳かに行われ、天門より神が迎え入れられる。

▼ バンカ龍山寺(万華区) / 観世音菩薩を祭る龍山寺は市指定の旧跡。三進四合院の古典的な宮殿式建築で、神殿の前には台湾でも珍しい竜がとぐろを巻いた銅製の蟠龍柱が立っており、左右に鐘楼と鼓楼が配されている。大晦日の晩から灯りの下をくぐって家内安全や子孫繁栄を願う。開墾や海洋貿易で栄え、「一府二鹿三バンカ」と言われた清朝統治時代の台湾がしのばれる。(バン=舟へんに孟、カ=舟へんに甲)

▼ 松山慈恵堂(信義区)と松山慈祐宮(松山区)/ 福寿山ふもとの慈恵堂では大きな瑶池金母の像が祭られている。今年は旧暦1日から10日間、中国大陸河南省の雑技団によるパフォーマンスも。山を下りると有名な饒河夜市のそばにあるのが慈祐宮。260年の歴史を有し、主神は黒い顔の媽祖様として親しまれる。神殿の獅子(狛犬)は雄が口を開け、雌が口を閉じているが台湾では珍しい様式だ。








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