中国デザイン祭りは17日に北京市大興区で正式に開幕した。北京新航城控股有限公司副総経理の王宝玲氏は現場で演説し、北京新空港(北京大興国際空港)の建設は2段階に分けられ、2040年をめどに旅客の取扱量は1億人に上り、世界最大の空港になると発表した。
同氏によると、新空港は2019年に正式に稼働し、滑走路4本を有し年間旅客取扱量は4500万人。2期の建設が同時に進められ、2025年をめどに年間旅客取扱量は7200万人、貨物取扱量は200万トンに達する。2040年をめどに滑走路を6本に増やし、年間旅客取扱量は1億人、貨物取扱量は400万トンに達する見通しだ。
世界一の空港である米ロサンゼルス空港の9600万人という年間旅客扱量に変化がなければ、北京新空港は2040年に世界最大の空港になる。そのほか、「龍」をイメージしてデザインされた首都空港に対して、新たなターミナルビルは「鳳凰」をイメージしてデザインされる。