真宗大谷派の本山・東本願寺(京都市下京区)で18日、大規模修復が2012年から続く阿弥陀(あみだ)堂の内部が報道陣に公開された。宗祖親鸞の遺徳をしのんで21~28日に開く法要「報恩講(ほうおんこう)」にあわせて一般に公開する。
大規模修復は1895(明治28)年の再建後初めてで、今年末に終える。中心部の内陣本間(ないじんほんま)と左右の余間(よま)からなる内陣では、天井や柱、壁の全面に約11センチ角の金箔(きんぱく)30万枚ほどをはる修復をほぼ終えた。
一般公開では御影堂門の修復工事で門からおろした釈迦(しゃか)三尊像も参拝できる。