各地観光スポット、計1千万人が訪問
交通部観光局が4日発表した、春節(旧正月)期間中の全国の観光地訪問者数は計1016万人に達した。好天に恵まれた北部では東北角国家風景区や小人国テーマパークなどに人気が集中。全国の観光地に占める訪問者数の比率は38%に上った。観光地の人出は同じ6連休だった2011年比13%増加。2日は1日あたりの人出が260万人に達し、過去最高を記録した。景気回復に伴い民間消費も成長、旅行者増加にもつながった。
春節の中国人観光客急増、関連商機は35億元
春節(旧正月)期間中の訪台中国人観光客が激増した。1月30日〜2月4日の6日間で約8万人が訪れ35億台湾元の商機をもたらしたとみられる。移民署のまとめでは、団体客は前年同期比20%超の増加。個人旅行者は1月31日だけでのべ9537人が入国するなど過去最高を記録。1日当たりの平均入国者数はのべ6907人で6倍に増えた。
転職シーズン到来、8割強が転職計画
今年も春節明けの転職シーズンを迎えている。1111人力銀行によると、春節前にインタビューを実施した社会人の82%が転職を計画中であるか、旧正月明けの転職が決まっているという。転職を希望する理由は、【1】現在の職場の福利厚生に不満(45%)【2】より良い待遇を求めて(43%)、【3】現在の仕事では達成感が得られないため(31%)など。一方、需要サイドから見ると、求人が多いのはIT、ソフトウェア、半導体など。これにホテル、レストラン、卸・小売が続く。
飲食チェーン3社、年内に3600人採用
飲食チェーン大手の王品餐飲、瓦城泰統、鼎泰豊小吃店の3社は、年内に台湾で合計3600人以上の求人を予定している。ステーキハウスなどを展開する王品餐飲は今年中国、台湾で店舗拡大を加速する方針で、両地域で正社員・非正社員含め合計4500人の求人を行う。うち台湾では2500人を採用する予定だ。 同社は正社員店舗スタッフ月賃金2万7000元、幹部候補生同3万3000元で採用する。
新幹線・嘉義駅、1日は過去最高の利用者数
台湾高速鉄道によると、春節連休の3日目の2月1日、嘉義駅の利用者数は1日あたり過去最高の3万6839人に達した。同日は旧暦では1月2日に当たり、中華圏では嫁に行った娘たちが実家に帰る日となっているため、嘉義駅の利用者数の堅調な伸びにつながった。前年同期比約10%増えた。
春節連休の動物園、大行列円仔を目当てに
好天が続く春節連休を利用して台北市立動物園の人気者である台湾初の赤ちゃんパンダ、円仔(ユエンヅァイ)を見みようと、多くの見物客が動物園に詰めかけている。特に2日は約7万人を数えるなど、円仔の一般公開が始まった1月6日以来の最多を記録した。生後7カ月となる円仔の体重はもうすぐ18キロを突破する。最近はスイスイと木に登ることができるようになった。
金運上昇“元宝ランタン”初登場=平渓の天灯祭り
新北市・平渓で3日、恒例の天灯節(スカイランタン・フェスティバル)が開催され、約6万5000人が訪れた。これまで空に向かって飛ばすランタンは、紙袋を逆さにしたような形のものがほとんどだったが、今回は開催日が旧暦の1月4日で財福をつかさどる神の「財神」を迎える縁起の良い日にあたることから、元宝をモチーフにした天灯120個が初めて制作され、空高く舞い上がった。
『進撃の巨人』作者らがサイン会
台北市の南港展覧館でアニメ・マンガフェスティバル「台北国際動漫節(TICA)」が開催され、初日の4日は台湾でも大人気の『進撃の巨人』の作者、諌山創が海外で初めてのサイン会を行うなど、入場者が半日で4万5000人を超える盛況ぶりだった。TICAは中華動漫出版同業協進会の主催で今年2回目を迎え、内外の50社・団体から過去最高の432ブースが出展中だ。
立法院新会期、21日に開始
立法院の新会期が21日に始まる。最大野党・民進党の立法院における団体、立法院党団の総召集人、柯建銘・立法委員によると、民進党は、新会期に立法院が「台湾海峡両岸業務対策チーム」を組織し、「台湾と中国大陸による協定締結処理条例草案」を党団の優先議題にするよう希望している。柯・立法委員はまた、与野党は特別捜査チームの存廃問題に真剣に向き合うべきだと強調した。
一方、与党・国民党は、新会期の主軸は経済の振興にあると強調。国民党中央政策会の林鴻池・執行長は、「最重要課題は経済の振興だ。両岸サービス貿易協定の審議を早く終わらせるべきだ。それは経済的な膠着状況を打破するためのものだ。両岸サービス貿易協定が立法院を通過しても、まだ商品貿易協定が待っている。これらはいずれも将来の経済発展、及び地域的経済統合参加への基礎に影響する」と説明した。
林・執行長は、サービス貿易協定に関する公聴会が終わってからは、条文ごとの審議を始められるよう、できる限り早く審議項目に組み込まれるべきだと強調し、与野党に対して全力をあげて経済振興に当たるよう呼びかけた。また、民進党が推進しようとする「両岸事務対策チーム」の設立について、林・執行長は、行政機関の実質的な話し合いに影響する可能性があるとして、ほかの方法で監督を強化することを提案した。
台中市長選、現職の胡・市長が出馬へ
今年11月に行われる台中市長選挙で、現職の胡志強・市長が再選を目指すことが明らかになった。与党・国民党所属の胡志強氏は、2001年12月から2010年12月まで、二期にわたって台中市長を務め、その後、台中市が台中県と合併して、中央政府直轄市となって以降も選挙に勝って、直轄市としての初代台中市長となっている。
胡志強氏が今年の選挙に立候補するかどうかが注目されていたが、台中市議会の林士昌・議長は4日、胡氏が再選を目指すことに決めたと明らかにした。胡・台中市長は、5日に記者会見を開いて正式に出馬を宣言するという。
国民党の台中市本部における台中市長選の候補者指名に向けての作業は6日にスタート、今月14日と15日に立候補の届出を受け付ける。これまでに立法委員の蔡錦隆氏と、紀国棟氏が出馬の意向を示している。
現職の胡氏が再選を目指すことに決めたことについて、最大野党・民進党の候補者、林佳龍氏は、胡氏の決定を尊重するとしながらも、台中市の変化は市民のコンセンサスだと、自信を示した。
蔡英文氏、林峯正氏の政治団体結成に反対せず
最大野党、民進党の蔡英文・前主席が、林峯正氏の新たな政治団体結成について、前向きに捉えた。民間司法改革基金会の林峯正・前執行長は先月、新たな政治団体の結成に全力で取り組むと明らかにしたのに続き、4日、一部メディアは、林峯正氏が、民進党の林義雄・元主席が新たな政治団体の旗振り役になる可能性を示唆したと報じた。
これに対し、民進党の多くの立法委員は、野党の力が分散すると憂慮し、党中央に慎重な対処を求めた。
一方で、民進党の蔡英文・前主席は4日、「我々は民主的で多元的な社会だ。政治という世界において、もし多くの人が参加したいと考え、共に台湾社会のために頑張ろうという事であれば、検討すべき事柄となる」とし、「理念が同じであれば、台湾に対する責任感も同じであるという事であり、統合の可能性もある。民進党はひとつの政党であり、政党という役割では制限を受ける点もある。野党勢力として新たなグループが生まれ、皆が共通の理想に向かって努力するならば、決して悪いことだとは思わない」と述べた。
また、民進党の游錫堃・元行政院長も、協力の可能性に前向きなコメントをしている。林峯正氏は、2003年から2006年まで、台湾国際放送の運営母体・中央放送局の董事長を務めていた。
国内諸問題の景気への影響大と考える企業が多数
企業に対する景気調査で、景気に対するマイナス影響について、国内の諸問題の影響を受けていると考えている企業が多いことが明らかになった。台湾では毎年2月は転職シーズンとされており、多くの企業も旧正月明けに求人を行う。このほど、台湾の大手人材紹介サイトが1000社あまりの企業を対象に求人に対する調査を行ったところ、58%の企業が今年中に求人を行う計画と回答し、また、その多くが第一四半期に欠員を募集することが分かった。
産業別では、今年、求人を行うと答えた企業のうち、金融、投資、保険業、文化、教育、出版業、ホテル・レストラン業、医療保険、環境、衛生業、一般サービス業などの各産業の企業の割合が全体の平均より高くなった。
人材紹介サイトの担当者は、求人を行う企業の比率は、例年と大きく変わっておらず、これは今年の経済、景気が昨年とほとんど変わらないと考えているからだと指摘した。
その一方、企業が景気に悪影響があるとして憂慮している諸問題のうち、「民間の消費冷え込み」、「政党間の争いによる政策実行の停滞」、「景気関連の政策実行のスローダウン」の、国内のマイナス要素3つが上位3位を占めた、として、「ランキングで上位となったのは、いずれも国内のマイナス要素であり、国際的なマイナス要素は下位となった。つまり、アメリカ、ヨーロッパの経済の回復はゆっくりではあるが、少なくとも確立されている。一方で国内はその流れに乗るどころか、さらに悪化している」と指摘した。
そして、「企業は、国際的なマイナス要素は、欧米国家の景気回復により薄まりつつあると考えている一方で、国内景気は以前、様々な阻害を受けており、我が国の経済に不利となっていると考えている」と分析した。
旧正月期間出入境者数、8.8%増の延べ85万
旧正月前後7日間の出入境者数がのべ85万人と、昨年の同じ時期に比べて8.8%増となった。内政部出入境及び移民署は4日、旧暦の大晦日の前の日にあたる1月29日から、旧正月5日にあたる2月4日までの7日間の出入境者数が、のべ85万人を超え、昨年の旧暦大晦日の前の日から旧正月5日までの7日間に比べて、延べ人数で6万8000人あまり増加、8.8%増と明らかにした。
出入境及び移民署国境事務大隊は、「旧暦のお正月は伝統的な祝日で、毎年数多くの人々が、連休を利用して海外旅行に出かける。また、海外で暮らす人々や中国大陸で働く台湾のビジネスマンも、ふるさとでお正月を過ごす。その為、出入境の人数は大幅に増加する」と指摘している。
出入境及び移民署はまた、昨年の同じ時期に比べて増加した理由として、今年は格安航空会社(LCC)の就航や台湾海峡両岸の旧正月時期の増便を挙げた。出入境及び移民署は、4日が旧正月の連休の最後の日である事から、台湾の各空港、港を利用する人は連休で最多となり、のべ13万8000人に達すると予測している。
3日「迎財神」、平渓で「元宝」型天灯が放たれる
台湾北部新北市の平渓区では3日、一回目の天灯フェスティバルが行われ、古代中国の貨幣「元宝」をかたどった天灯があげられた。3日は旧暦の1月4日で、台湾では金運を司る神様、「財神」を迎える日とされている。今年、平渓の天灯フェスティバルは三回に分けて行われ、一回目は2月3日、二回目は2月8日、三回目は2月14日(旧暦の1月15日元宵節の当日)
天灯は、1メートルをゆうに超える、紙袋を逆さにしたようなものに願い事を書いた上で、熱気球の要領で空に飛ばすもので、ぼんやり輝きながら夜空にゆらゆらと舞い上がっていく姿は幻想的。初日の3日は平渓区にある菁桐小学校のグランドで行われた。新北市政府は、午前11時から天灯を上げられる券480枚と、お金の入った赤いご祝儀袋、「発財金」1200枚を配った。三十分も経たずに全て配り終えたという。
夕方からのイベントでは、獅子舞や電音三太子などの踊りのパフォーマンスの後、菁桐小学校の打楽器楽団による、オカリナや打楽器の演奏が行われた。この日は「財神」を迎える日である事から、演奏に合わせ、「元宝」と呼ばれる、古代中国で使われた貨幣をかたどった天灯が空に放たれた。3日に平渓を訪れた人は、のべ6万5千人に達したという。
なお、8日に平渓中学校で行われる二回目の活動では、インターネットで集められた世界の国々と地域の人々からの願い事が書かれた天灯を放つ。また、三回目の14日は、平渓区にある十分広場で行われる。この日は、台北市立動物園のジャイアントパンダの赤ちゃん、「圓仔(インヤー)」をかたどった大型の天灯などが夜空に放たれるという。
台北市松山 霞海城隍廟 発財金
「元宝」を触ると金運がよくなる
2月4日は旧正月の五日目。台北市松山にある霞海城隍廟では金運をもたらすとされる「発財金」が配られた。
廟に置かれている大きな「元宝(古代中国の通貨)」に手で触ると金運がよくなるそうだ
〔台湾株式〕大幅続落=休場中の世界株安が圧迫(5日)
休場明け5日の台湾株式市場の株価は大幅続落した。加権指数は前営業日(1月27日)終値比198.09ポイント(2.34%)安の8264.48で引けた。終値ベースでは昨年11月下旬以来の安値で終了した。台湾市場の春節(旧正月)連休中に世界各国の株価が大幅下落したことで、投資家の間で動揺が広がったことが背景。中でも、ファウンドリー(半導体受託製造)世界最大手の台湾積体電路製造(TSMC)などハイテク関連の大型株が下げを主導する展開となった。
台湾での13年Q4特許出願数、HTCは4割減
知的財産権の付与などを管轄する経済部智慧財産局(智慧局)によると、昨年第4四半期の台湾における外資企業を含む専利(発明に関する特許、実用新案登録、意匠登録)出願数のうち、特許出願は1万3,910件で前年同期比8.2%減った。産業別にみると、モバイル端末業界では韓国サムスン電子が約8割の大幅増となった一方、スマートフォン大手の宏達国際電子(HTC)は4割近く減った。
サムスンが昨年第4四半期に台湾で出願した特許数は82.9%増の75件で、HTCは38.9%減の44件だった。昨年通年ではHTCがサムスンより4件多い225件。ただ前年比ではHTCが3%減ったのに対し、サムスンは50.3%増えた。米アップルは50.2%の大幅増となった。
昨年第4四半期の台湾における特許出願数が最も多かったのは、EMS(電子機器の受託製造)世界最大手の鴻海精密工業で678件。以下、工業技術研究院(工研院)が277件、米半導体大手のエヌビディアが211件で続いた。国・地域別では日系企業からの出願が計3,072件で最多だった。
日本の植民地時期に集中、台湾高校歴史教科書綱要の改定とその背景
27日、台湾の高校歴史教科書の綱要が改訂された。歴史教科書の変更点の多くは日本植民地時期に集中しているという。写真は国民党本部。
2014年1月27日、台湾の高校歴史教科書の綱要が改訂された。「日本統治時期」は「日本植民統治時期」と表記すること、インフラ建設など日本の統治は台湾住民のためではなく、日本人移民の生活を改善することが目的だったと強調するなどの内容が盛り込まれた。
■反日シフトではなく、台湾は「中国の一部」か「多元的地域」かという対立
歴史教科書の変更点の多くは日本植民地時期に集中しているという。報道によると日本関連の修正点として以下の点が挙げられている。
・「日本統治時期」を「日本植民統治時期」に変更
・「統治政策と台湾人の反応」を「植民統治政策と台湾人の反応」に変更。
・「慰安婦」については「強要された」との記述を追加
・インフラ整備などの日本の統治は台湾住民のためではなく、日本人移民の生活を改善することが目的
反日シフトかと思われた方もいるかもしれないが、実は日本がメインの話ではない。つまり、反日か否かではなく、台湾はさまざまなルーツの人々がやってきて作り上げてきた「多元的地域」なのか、それとも「中国の一部」なのか、という対立なのだ。
日本と関連しない部分の変更点を見ると、その対立点がはっきりする。
・「中国」の表記を「中国大陸」へ
・「オランダの台湾統治」は「オランダの台湾侵入」へ
・「鄭一族の統治」は「明朝鄭一族の統治」へ
・「清代の統治」は「清朝の統治」へ
「中国」と表記すると台湾と中国は別物っぽく感じてしまうので、「中国大陸」と表記した。「オランダの台湾侵入」にしてみると、侵入される前には「中国の一部としての台湾」が確固として存在したような気になれるので変えてみたといった具合だ。
実は昨夏にも同様の対立があり、馬英九(マー・インジウ)総統が行政文書の表記を「日治」(日本統治期台湾)から「日拠」(日本占拠期台湾)に変更する決定を下している。
■台湾の立ち位置をめぐる議論は今なおセンシティブ
興味深いのは改定に対する抗議デモのスローガンだ。今回の改定には直接関係ない、「光復」という言葉を使うのはやめろとのプラカードが見られた。2次世界大戦後、台湾は中華民国の統治に移るが、その記念日となる10月25日は台湾光復(失地回復)節と呼ばれている。しかし日本統治以前に中華民国が台湾を統治していた事実はない。光復とは中華イデオロギーにまみれた言葉だという反発だ。
台湾独立の盛り上がりはすでに過去のものとなった。台湾は経済的に中国本土と深く結びついているし、力関係的にも独立は難しい。台湾の人々もそのことはよく理解しており、最大野党・民進党の内部にも独立綱領を破棄するべきではとの議論もあるほどだ。
しかし盛り上がりが過ぎたとはいえ、台湾は開かれた島なのか、それとも中国の一部なのかという対立はセンシティブな問題であり続けていることを今回の改定騒動は示している。
◆筆者プロフィール:高口康太(たかぐち・こうた)
翻訳家、ライター。豊富な中国経験を活かし、海外の視点ではなく中国の論理を理解した上でその問題点を浮き上がらせることに定評がある。
台北アニメ・マンガフェスタ開幕、「進撃の巨人」作者らがサイン会
台北市の南港展覧館でアニメ・マンガフェスティバルの「台北国際動漫節(TICA)」が開催され、初日となる4日は台湾でも大人気の「進撃の巨人」の作者、諌山創が海外で初めてのサイン会を行うなど、入場者が半日で4万5000人を超える盛況ぶりだった。
台北国際動漫節は「中華動漫出版同業協進会」の主催により昨年、初回イベントが催されたもので、2回目を迎えた今年は内外の50社・団体から過去最高となる432ブースが出展。4日は初訪台の諌山のほかに、「16歳、はじめて。」の蜜樹みこ、「できちゃった男子」の御景椿らもサイン会を実施し会場を沸かせた。
今回の台北国際動漫節は、「大電撃文庫展」(台湾角川)の初開催もあり、主催者側では40万人の入場と1億8000万台湾元(約6億200万円)の経済効果を見込んでおり、昨年の実績(33万人、1億3000万元=約4億3500万円)を上回る目標の達成に自信を示している。開催は8日まで。
宇多田ヒカルがイタリア人男性と再婚へ
歌手・宇多田ヒカルが再婚するというニュースは中華圏でも大きな話題となっている。3日、中国メディア・新浪網が台湾メディアを引用し、「日本の歌姫、宇多田ヒカルが3日、ツイッターで再婚を宣言した。相手はイタリア籍の男性」だと報じた。
宇多田さんは19歳の時、ミュージックビデオの監督を務めた紀里谷和明氏と結婚、5年後に離婚している。今度のお相手は23歳のイタリア人男性。昨年6月に実母の藤圭子さんが亡くなり喪中の身だが、藤さんも祝福していたことから、予定通り結婚することを決めたという。
新浪網のニュース欄には、中国ネットユーザーからも多くの書き込みが寄せられている。
「『First Love』を思い出した」
「イタリア人・・・イタリアの男性は浮気する確率が世界一高いって誰も教えなかったの?」
「もう31歳なんだ・・・」
「宇多田は日本の歌手の中で1番好き」
「俺の女神」
「本当の愛を見つけたんだね、おめでとう」
「幸せになって良かったね。素敵な歌をたくさん書いてね、待ってます」
「結婚しても歌は辞めないよね?」
「天才シンガーソングライター!」
「唯一好きな日本人アーティスト」
「なんで日本の歌手は外国人とばかり結婚するの?」
お勧めの海外旅行先、九州などが選出=台湾の国会議員
台湾の立法委員(国会議員)による「お勧めの海外旅行先」リストに、日本の九州などが入っていることが分かった。4日付の中国時報が伝えた。
九州をお勧めの旅行先に選んだのは、台湾の最大野党・民主進歩党所属の邱志偉氏。日本人女性を妻に持つ邱氏は、込み合いがちな東京や京都に比べ、九州のほうが物静かで「(これまでの人生を振り返って考える)『反省の旅』をしたい人にもってこい」と推薦の理由を説明。また、「一度は行きたい観光スポット」として長崎市の坂本龍馬之像と原爆資料館を挙げた。維新志士の尊い精神やピンチをチャンスに変えた日本の奇跡の復興から学ぶことがあるからという。
九州のほかに、質素で心豊かな人々が魅力のラオス(民進党の鄭麗君氏)や弱肉強食の法則を実感させるアフリカの草原(与党・中国国民党の呉育仁氏)なども「お勧めの海外旅行先」に名を連ねた。