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さっぽろ雪まつり、台湾テーマの大氷像登場
冬の風物詩「第65回さっぽろ雪まつり」が5日、札幌市大通公園などで開幕し、台湾をテーマにした「台湾−伝統とモダン」がお目見えした。同イベントには2012年から3年連続で出展しており、今年日本で初の収蔵品の展示を行う国立故宮博物院、台湾のランドマークの台北101ビル、台湾高速鉄道の3つの代表的な観光ポイントを組み合わせた高さ10メートル、横幅18メートル、奥行き16メートルの大氷像が登場した。
衛生福利部は、アラブ首長国連邦(UAE)のエミレーツ航空が10日に桃園〜ドバイ路線を就航するのにあわせ、中東地域を対象とした医療観光市場開拓に乗り出す。同部の李偉強・医事司長は「ドバイは所得水準が高い一方で医療は発達しておらず、手術を受けるために多くの人が欧州に行っている。台湾の高水準の医療サービスをPRしていきたい」と話している。
麗宝、重粒子線治療センター建設へ
麗宝生命医学(LLSC)の呉泓泰総経理は5日、台北栄民総医院と協力覚書を締結したことを明らかにした。60〜70億台湾元を投資し、すでに覚書を締結している日立の最新重粒子線抗癌治療センターから設備と技術を導入する。世界の重粒子線治療センターは10カ所に満たないが、うち5カ所は日本にあり、日本を除くアジア初のセンター建設となる。同医院が提供する敷地は約1500坪で、早ければ年内に着工する予定だ。
Happy Goカード、中国での利用解禁も視野
遠東集団が展開する共通ポイントサービス「Happy Goカード」について、政府関係者は、同グループが今後、中国にある、そごう百貨店11店舗でも利用できるよう計画していることを明らかにした。同サービスは日本にあるそごう系の百貨店5店舗で利用できるようになった。
派遣労働者保護法草案を提出へ
行政院労工委員会は近く派遣労働者保護法草案をまとめる。派遣受け入れ企業、派遣会社、派遣労働者の権利義務を定め、切り捨てられやすい派遣労働者の権利を守るのが狙い。労工委員会の潘世偉主任委員は5日、「派遣労働は低賃金の元凶」と語り、成立に熱意を示した。草案では派遣労働者の割合を5%以下に抑え、同一労働同賃金などの条文が織り込まれる。
中台トップ会談、「APECで開催が最適」
中国政策を担当する行政院大陸委員会(陸委会)の王郁キ主任委員は5日、APECの場が馬英九総統と習近平国家主席の会談に適切な場所だとの考えを示した。王主任委員は今月11日の中国側との会談の中で、自らは馬総統と習氏の会談について触れないとしながらも、中国側から提起された場合は陸委会としては参加メンバーを一律に“リーダー”(領袖)と呼称するAPECが会談に最も適切だと思うと述べるとの考えを示した。
学習指導要領改訂 民進党系6県市が拒否
教育部は1月に12年一貫教育の高校向け学習指導要領の見直しを行い、歴史科のうち日本統治時代や中華民国政府の台湾移転後の事象に関する記述や名称を“中立化”にした。これに対し、民進党は改訂の手続き、規定、事実に違反しているばかりでなく、新要領の内容は「大中国」の歴史観に基いており、“台湾化”の歴史観を排除していると批判。史実に背いていることを理由に、強く反対の立場を示す方針で、同党の影響力が強い6県市も教育部の決定に歩調を合わせないとしている。
さっぽろ雪まつり開幕、台湾が大氷像を出展
5日に開幕した第65回さっぽろ雪まつりに、中華民国台湾は、毎日新聞社の「毎日氷の広場」で「台湾―伝統とモダン」をテーマに、「国立故宮博物院」、「台北101ビル」、「台湾高速鉄道」の大氷像を展示している。
中華民国の日本在外公館、台北駐日経済文化代表処の沈斯淳・代表は、雪まつりのテープカットに参加し、挨拶した。沈・駐日代表は、「台湾新幹線こと、台湾高速鉄道、世界有数の超高層ビル、台北ワンオーワンビルにはいずれも日本の技術が入っている。また中華民国台湾の国立故宮博物院が今年6月から東京国立博物館で、10月からは九州国立博物館で特別展を行う予定だ。日本にいても、国立故宮博物院の有名な翠玉白菜、肉形石などの宝物が見られる。」とアピールした。
沈・駐日代表は、「2013年、台湾と日本の間を行き来した旅行者数がのべ365万人に達した。今後は双方の努力によって、のべ400万人突破の目標達成が期待できる。今回のさっぽろ雪まつりを通じて、日本の人々に、台湾の魅力を理解してもらい、より多くの人が台湾を訪れるよう希望する」と語った。
沈・駐日代表はさらに、「今後は日本のプロ野球、北海道日本ハムファイターズで活躍している、台湾出身の陽岱鋼・選手を通じて、台湾と日本とのスポーツ交流をより強化したい」と希望した。
北海道の山谷吉宏・副知事は、2011年3月11日に東日本大震災が発生した後、台湾が日本へ多大な支援を行ったことや、その年の5月に台湾の団体が率先して北海道を訪れ、北海道観光の宣伝に協力したことに対して、謝意を示すとともに、台湾と日本は連帯の関係にあり、心と心の交流だ。」と指摘した。
到着ビザ発給も、クルーズ観光を振興[観光]
交通部観光局は、ビザを取得せずに台湾を訪れた旅行者に到着ビザ(VOA)を発給できるよう、外交部や内政部出入国・移民署に働きかけていることを明らかにした。政府が誘致を強化しているクルーズ客船の旅客を主な対象に想定しており、観光客数の拡大につなげたい考えだ。
5日付工商時報が伝えた。観光局が特にVOA発給の優先目標と位置づけているのは、インド、インドネシア、タイ、マレーシア、フィリピンの5カ国からの旅行者。これら5カ国は若年人口が多いことから将来的に経済成長が続くと予想され、台湾観光業への貢献が大きく見込めるとの期待がある。
交通部の統計によると、昨年1年間に台湾を訪れた国際クルーズ船は過去最高の延べ373隻で、それに伴う観光客数と観光収入は延べ53万6,000人と16億台湾元(約53億4,000万円)に上った。今年はそれぞれ412隻、57万8,000人、17億1,000万元を目標に掲げている。
台湾・三峡祖師廟の「神豚賽」、938キロの豚が優勝
台湾北部・新北市三峡区の祖師廟で奉納豚の重さを競う恒例の“神豬賽”が5日行われ、入賞した10匹中、同市鴬歌区の廖国清さんが出品した豚が約938キログラムで特等賞に輝いた。幸先のよい一年を象徴するコンテストはにぎやかに催されたが、今年も「動物虐待」か「伝統文化」か賛否両論の中での開催となった。
地元では早朝から巨大豚を乗せたトラックが市内を巡回し、ひと目見ようと集まった地元住民らがカメラや携帯で競って撮影、練り歩いた後は廟内に運ばれ、門前広場では子どもたちによる獅子舞も披露され更に黒山の人だかりとなった。優勝した豚について廖さんは、愛情を持って根気よく良質の餌を与え、夏は扇風機で涼しく、冬は暖房で暖かくし大事に育ててきたと語っている。
この伝統行事は清の開墾時代に豚を屠って山神を祭る信仰と、宋の名僧・清水祖師の生誕記念が結びついたもので毎年旧暦の正月6日(今年は2月5日)に行われ、豚は肉や骨を取り除いた皮に絵付けと飾り付けを施し市中に展示され神に奉納される。地元住民が毎年持ち回りで主催し、最近では豚の飼育を専門業者に委託し主催者が買い取っている。
本来は豚への供養を意味していたが、近年は重量を競うことがエスカレート。餌を無理やり詰め込み、自力で動けなくなるまで食べさせ太らせるのは動物虐待にほかならないとして非難の声も上がっている。今年は英デイリーミラー紙が「通常の10倍の重さにまで太らせ殺して神を祭る」とこの行事を紹介したところ、ネット上では野蛮で残酷だなどと批判が相次いだ。
新北市動物保護防疫処ではコンテストに出品された豚は調査の結果、市内で飼育されたものではない上、餌を詰め込むなど虐待の形跡はなかったとして動物保護法違反には当たらないとコメントしている。
台湾の中国人旅行者激増、春節期間の経済効果35億台湾ドル
今年の春節で、台湾に旅行する中国人が激増している。団体ツアー客は昨年同期から20%増加し、個人旅行客は数倍増となっている。元旦の訪台客は過去最高の9537人で、個人旅行者の数も初めて団体客を上回った。春節期間の6日間で8万人の中国人の訪台が予想され、宿泊や買い物などの経済効果は35億台湾ドルと試算される。2月6日、経済日報が伝えた。
出入国部門の担当者によると、春節期間中の中国からの団体ツアー客は1日平均7327人回で、前年比20%増えている。個人旅行は、昨年は1日平均1200人だったのが、今年は4.7倍の6907人に激増した。
台湾旅行社によると、中国人の台湾旅行のピークは1月24、25日から始まり、2月初めまで約15日続いている。
台湾球界復帰の日本人左腕、「チームを優勝に導きたい」
台湾プロ野球、ラミゴ・モンキーズの新助っ人、正田樹(ヤクルトほか)が5日、南部・屏東県でキャンプ中のチームと合流し、2010年の興農ブルズ(現・義大ライノズ)退団以来4年ぶりとなる台湾球界復帰について「ベストを尽くしてチームを優勝に導きたい」と意気込みを語った。
また、台湾プロ野球への印象については「ここ数年、大きく進歩した」とした上で打者のテクニックなどを評価し、「レベルが上がりつつあるこの環境に適応するには、自らをもっと厳しく鍛えるしかない」とコメントした。
日本では2008年オフ、阪神から戦力外通告を受けた正田だが、2009年には活躍の場を求めて興農に入団し、最多勝利(14勝)と最多奪三振(115個)のダブル受賞に輝いた。台湾2年目となる2010年にも11勝を挙げ、チームの前期優勝に貢献した。2年連続の2桁勝利達成は日本人投手としては中信ホエールズの中山裕章と兄弟エレファンツの中込伸に続く3人目の快挙だった。
馬をモチーフにした巨大ランタンがお目見え
開幕を7日に控えた元宵節(今年は2月14日)の風物詩「2014台北ランタンフェスティバル」の試験点灯が5日夜行われ、メイン会場の花博公園は多くの見物客でにぎわった。
「夢幻国度(ドリームランド)灯区」など12の展示エリアに並ぶランタンのうち、最も注目を集めているのは、今年の干支にちなんで馬をモチーフにしたメインランタンの「飛躍阿駿」(空飛ぶ駿ちゃん)。高さ13メートル、横幅11メートル、奥行き10メートルのこの巨大オブジェは、主な材料としてリサイクルした光ディスクを1万7868枚使うなど、「エコロジーと幸せ」をコンセプトとしている。
飛躍阿駿のほかに、胸の操縦室に昨年7月の誕生以来台湾中を虜にしている赤ちゃんパンダの円仔(ユアンヅァイ)が入ったロボットをモチーフにした高さ8メートルの「夢幻円仔金剛」も、ハイテク感と可愛さを兼ね備えたデザインで話題を呼んでいる。
台北市政府主催の台北ランタンフェスティバルは1997年に初めて実施され今年で18回目。今月16日まで開催される。
台湾・雲林の町おこしが奏功 春節期間中の経済効果7億円弱
雲林県政府は5日、今年の旧正月連休中、県内に選定した「100大観光スポット」への行楽客が急増し、6日間で約70万人、およそ2億台湾元(約6億7000万円)の経済効果があったと発表した。
雲林県は現在、同県で開催されている台湾初の大規模農業展覧会「雲林農業博覧会」に合わせ、県内20つの自治体にランド・アートの概念と環境美学を融合させた観光スポットを設定し、町おこしに取り組んでいる。
県の計画処によると1月30日〜2月4日の春節期間中、虎尾鎮の雲林布袋戯館や日本統治時代の建物を書店やカフェとしてリニューアルした虎尾合同庁舎などに大勢の観光客がつめかけ、特にシ桐郷の花畑には35万人の花見客が観賞に訪れたという。(シ=草かんむりに刺)
また県では、70万人の行楽客のうち約2割が県内に宿泊し、レストランでの食事や特産品、お土産の購入などの消費活動があったとしている。
台北でブックフェア開幕、中国本土の新書紹介のコーナーも
台湾の台北市で5日、ブックフェア「台北国際書展」が開幕した。世界68カ国・地域の出版社648社が参加している。会場には中国本土の新書を専門に紹介するコーナーもあった。(写真は「CNSPHOTO」提供)
台湾の台北市で5日、ブックフェア「台北国際書展」が開幕した。世界68カ国・地域の出版社648社が参加している。会場には中国本土の新書を専門に紹介するコーナーもあった。
「日本では大学生にこんなことまで教えるの!?」
5日、中国新聞網によると、台湾・聯合報は、日本のある大学ではノートの取り方から指導しなければならなくなっていると報じた。資料写真。
2014年2月5日、中国新聞網によると、台湾・聯合報は、日本のある大学ではノートの取り方から指導しなければならなくなっていると報じた。
以前、台湾の作家の張大春(ジャン・ダーチュン)さんがある大学生から「宿題のレポートを書くため、個人情報を教えてもらいたい。ネットに公開されていないので」という内容のメールを受け取ったことが話題になったが、日本の大学生もまず「ググる」ことが当たり前になっている。
デジタルネイティブ世代(※生まれた時からインターネットやパソコンがある環境で育ってきた世代)にとって、ネットで検索することは当然の行為となっている。埼玉県にある西武文理大学では、2011年から新入生に対して「アカデミックスキル」という授業が行われている。これは、大学での学習に必要な技術を学ぶもので、ノートの取り方やレポートの書き方、図表の使い方、4年間の学生生活の計画を立てることなどを教えるという。教員は「A4サイズの紙が入らない大きさのかばんを持ってくる学生もいる」と話す。
多くの大学で生活の乱れなどによる学生の欠席が目立ち、問題となっている。立命館大学では2013年12月から父母教育後援会の支援で「100円朝食」を導入し、他の大学、大学院でも次々に同様のサービスをスタートさせている。金沢大学では「大学・社会生活論」のなかで、ゴミの分別の仕方や料理で出た油の処理の仕方なども含め、親元を離れて大学生活を送るための授業が行われているという。ある女子学生は「家にいたときは全部親がやってくれていた。この授業で学ぶことは多い」と話している。
こうした手取り足取りの指導に、記事は「まるで運転免許の教習のようだ」と伝えている。
佐藤健が2度目の台湾訪問へ 主演映画PRで
俳優の佐藤健が主演映画の宣伝のため、7日に訪台する。滞在中は映画のプレミア上映会に参加するなどし、台湾のファンらと少し早いバレンタインデーを過ごす予定だという。
佐藤は主演の映画「カノジョは嘘を愛しすぎてる」が台湾で2月14日に公開されるのに先駆けて来台。2度目の訪台となる今回は32時間滞在する予定で、前回は過密スケジュールで色々な場所に行けなかったことから、台北で遊ぶ時間があればと話しているという。
華山文創園区で8日に行われるプレミア上映の会場では、昨年渋谷で開催された写真展示会「佐藤めくる展」の一部作品も展示されることになっており、台湾のファンに普段とは違った佐藤の姿を楽しんでもらいたいとしている。
円安の日本、明洞の中国人観光客を吸い込む(2)
実際に昨年韓国を訪れた台湾人は54万5000人余りで2012年より0.7%減少したが、日本へ向かった台湾人は50%以上急増し221万人に達した。タイ人もやはり韓国行きは3.8%減ったが、日本行きは74%増加した。香港、シンガポール、マレーシアも似た傾向だ。韓国人は言うまでもない。
昨年日本を訪れた韓国人は前年より20%増加した245万人余り。これに対し韓国に来た日本人は274万人余りで21%減った。
韓国のサービス業界は直撃弾を受けた。旅行新聞によると昨年1〜10月に旅行会社が誘致した外国人団体観光客は329万2420人で前年より14.2%減った。売り上げ減少額は30%に達する。
問題はこうした傾向を円安のせいだけでは片付けにくい点だ。日本は安倍晋三首相の陣頭指揮の下、速く細かく観光政策をまとめ施行している。各省庁の幹部が民間専門家らとともにリアルタイムで政策を検討し施行している。観光ビザ免除対象国の拡大、免税品目の拡大などの成果も次から次へと導出されている。昨年末にはカジノなど複合型観光施設の設置法案が国会に提出されてもいる。
韓国観光研究院国際観光研究センター長のイ・ガンウク氏は、「アジアの観光市場で競争力を確保するには、いわゆるファーストムーバー、すなわち先導商品の育成が必要だ。このためには各種規制と官庁間の仕切りを果敢に取り払わなくてはならない」と話している。
中国本土当局、「国家機密」口実に真相を隠すことを禁じる条例を公布
台湾の聯合新聞網は5日、中国共産党当局が「秘密保護法実施条例」を公布し、各級の政府役人は「国家機密」を口実に民衆に公開すべき情報を隠してはならないと定めたと報じた。
3月1日から施行される。中国共産党の官製メディアは「政府の透明度を高めるため」だと説明しているが、ネットユーザーは「公開するかどうかは、どうせ政府が決めるんだろう」と冷ややかだ。
ロイター通信は中国共産党当局の「秘密保護法」は分かりにくく、機密の範囲には毎年の処刑者数や工業データ、環境汚染データも含まれると報道。中国共産党の地方役人が「秘密保護法」を口実に環境汚染に関する情報の開示を拒むことはしょっちゅうだが、開示を求める声は高まっている。しかも、環境保護がなぜ国家機密と関連するのか分からない。
北京の弁護士、董正偉氏は昨年、中国環境部(省)に「全国土壌汚染状況の調査方法とデータ」の開示を求めたが、環境部は「国家機密」を理由にこれを拒んだ。「国家機密を不法に盗んだ」や「国家機密を不法に漏らした」などの罪名も中国共産党当局が人権活動家らを逮捕する際によく使われている。
国際ブックフェアが開幕 日韓など4カ国がテーマ
台湾の出版業関連の一大イベント「2014台北国際ブックフェア」が5日、台北で開幕した。今年は初めて日本、韓国、シンガポール、タイの4カ国をテーマとしており、大きな注目を集めている。
今年で22回目を迎えたこの催しは6日間にわたって台北世界貿易センター1号・3号館(世貿一・三館)で開催。68カ国・地域から648社が出展するほか、内外の作家やイラストレーター、漫画家など計400人が参加する。
特に今年はアジアの中でも出版業界が発達しているとされる日本、韓国、シンガポール、タイの4カ国がテーマで、国際交流の促進や版権の売り込みなど、文化面におけるアジア地域の協力拡大に期待がかかっている。
開幕式に出席した龍応台文化部長(=写真右4)は独立系書店や台湾の優れたデザイン・印刷技術力を紹介する専門コーナーがそれぞれ設置されていることをイベントの特色として挙げたほか、今回のメインテーマからは台湾のアジア重視がうかがえるとし、同イベントは台湾と世界を結ぶベストな取り組みだと述べた。