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「池袋ウエストゲートパーク」台湾10周年で来台

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臭くておいしい!? 台湾や中国の人が愛する美食「臭豆腐」



 「臭豆腐(チョウドウフ)」をご存知だろうか? 中華圏の大衆食堂や屋台で食べることができ、特に台湾名物として紹介されることが多い豆腐の加工食品だ。発酵させた汁に豆腐を漬けこんでおり、強烈な臭いを放つのが特徴。ネーミング通り「臭い豆腐」という意味の食べ物である。中国メディアの報道によると、台湾を訪ねた中国人観光客約400人にアンケートをとったところ、台湾B級グルメの1位に輝いたのは「臭豆腐」だったとのこと。(イメージ写真提供:123RF)
 「臭豆腐(チョウドウフ)」をご存知だろうか? 中華圏の大衆食堂や屋台で食べることができ、特に台湾名物として紹介されることが多い豆腐の加工食品だ。発酵させた汁に豆腐を漬けこんでおり、強烈な臭いを放つのが特徴。ネーミング通り「臭い豆腐」という意味の食べ物である。

 中国メディアの報道によると、台湾を訪ねた中国人観光客約400人にアンケートをとったところ、台湾B級グルメの1位に輝いたのは「臭豆腐」だったとのこと。27%の票を獲得したそうで、実に中国人の4人に1人以上は「臭豆腐がおいしかった」と報告しているのである。元々は中国湖南省が発祥の地とされている「臭豆腐」だが、中国人がおいしいと認める台湾産はどんな違いがあるのか!?

 台湾の「臭豆腐」は、揚げて甘辛ソースをかけ、キャベツなどの漬け物と一緒に食べるのが一般的。ほかには漬けてある汁のままグツグツと煮込んだものや、激辛の麻辣スープで煮たもの、揚げて串刺しにして好みのソースをかけるなど、さまざま。鍋の具として入れることもよくあるパターンだ。夜市や街中を歩いていて「臭い!」と感じたら、それは多分「臭豆腐」。不思議なことに食べた時はキツイにおいをそれほど感じず、好物だという日本人も意外に多い。揚げて小さくカットされた「臭豆腐」は食べやすく、またいろんな味付けや付け合わせが出て来て新しい「臭豆腐」がどんどん出て来ているので、台湾に旅行した時は味わっていただきたいものだ。

 また中国の人気観光都市・杭州では、おいしい「臭豆腐」店が話題になっているとの情報もあり。呉山路にあるというその店は、サッと揚げた「臭豆腐」にもちもち感があり、かかった秘伝のソースが格別においしいとのこと。店長の手作りだというそのソースは家庭の味がして、なつかしい子どもの頃を思い出させるそうだ。そういった素朴な味が受け、中国の人々に広く知れ渡っているという。日本人には馴染み薄い「臭豆腐」だが、中華圏で伝統的に愛されている食べ物なので、一度試してみる価値はあるだろう。

台湾“剣道の達人”死去 三船敏郎氏と剣術談義も

日本伝統の武道である剣道などに生涯を捧げ、「台湾剣道の父」との異名を取った袁エン烽氏が4日亡くなった。90歳だった。(エン=土へんに延)

袁氏は1924年台北市生まれで、剣道やフェンシング、アーチェリーなど様々なスポーツをこなし優秀な成績を挙げ、「乾坤(けんこん)双剣法」や「乾坤八卦(はっけ)単剣法」などの剣法を創始。中華民国剣道協会、中華民国射箭(アーチェリー)協会を発足させたほか、高校の体育教官や台北市教育局体育督学などを務めた。

台湾に剣道を普及させた功績で「台湾剣道の父」と称えられた袁氏は1971年、東京教育大学体育学部などの招きで日本で講演を行い、宮本武蔵の「二刀流」にも似た「乾坤双剣法」を披露。また、武蔵を演じた国際的スター、故三船敏郎氏が袁氏の著書のため「風林火山」の4文字をしたため送ってくれたことに対し、返礼をかねて日本へ会いに行った際は2人で剣術について語り合ったという。

袁氏の息子で環境保護署で役職を務める紹英さんは、父親の思い出として「公務員たるもの、何事もベストを尽くして最後までやり抜くスポーツマンシップを持たねばならない」と常日頃から子供たちに教え諭していたとふり返った。

台湾・中央研究院、日本の国立天文台と「すばる望遠鏡」観測機器共同開発へ

台湾の最高学術研究機関、中央研究院(台北市南港区)は7日、日本の国立天文台(東京都三鷹市)と協力継続の覚書を交わしたと発表した。今後は共同で米ハワイ島のマウナケア山頂にある国立天文台すばる望遠鏡の性能向上へ向けた研究開発を行い、天体観測に役立て宇宙の神秘を探る。

この提携で両者は将来、すばる望遠鏡に搭載される新世代超広視野カメラの完成後、多種多様な最先端の可視光・赤外線天文観測機器の共同開発にあたる。台湾側では同時に2400もの天体のスぺクトルを捉えることができる PFS(主焦点超広視野天体分光器)に用いられる2つの重要部品の開発を受け持つという。

これらの機器で得られた観測データによって、宇宙科学や銀河考古学、銀河系の変遷などについての知見が深まることが期待されている


80歳の“美魔女ガイド”、台湾で日本人観光客に人気―中国メディア

台湾メディアの報道によれば、現地で日本人相手の観光ガイドをする80歳の女性、蔡欣蓉さんが「美魔女」と呼ばれ話題になっている。若々しく、日本人客には「台湾のママ」として帰国後も手紙をもらうほど人気だという。中国新聞網が7日伝えた。

報道によれば、蔡さんは「年齢を言い当てられたことがない」というほど見た目が若く、業界では「年を取らない女性」とも言われている。

小学校で日本語教育を受け、ガイドになる前には日本人がよく訪れる土産物店で働いていたため、日本語が堪能。ガイド歴は40年で、客はほとんどが日本人ツアーの参加者だ。

蔡さんは「美魔女」でいるために特別なことはしていないという。ただ、「若い頃に苦労をしたし、ガイドになってからはよく歩いて筋肉を使うので、若々しくいられるのかも」と話している。仕事以外で唯一の楽しみはマッサージだそうだ。

“スマホ液晶で世界一”の工場長が語る 日の丸ブランドが千葉を選んだ理由

 iPhone(アイフォーン)5Sをはじめとして最新のスマートフォンなどで使用される液晶パネルは「ジャパンディスプレイ」(本社・東京、大塚周一社長)の製品がほとんどだという。千葉県茂原市にある、最新ラインを備えた主力工場は、日本の製造業復活の可能性を示している。
■異例の早さで上場目指す
 同社はソニー、東芝、日立製作所の中小型液晶パネル事業を統合し「日の丸液晶会社」といわれる。
 官民ファンドの産業革新機構が2千億円を出資して株式約70%を保有。事業を始めたのは平成24年4月で、異例の早さで上場を目指していると伝えられる。
 茂原市は房総半島のほぼ真ん中に位置し、人口9万人の地方都市。最先端技術でしのぎを削るメーカーがこの地を選んだのはなぜか−。
 3日に茂原市で開かれた成田空港活用協議会のビジネスセミナーで同社茂原工場の引場正行工場長が20分ほどの講演を行い、答えを明かした。
■茂原の「地の利」
 「成田空港、羽田空港、東京の3拠点とすべて1時間以内で結ばれている」
 商談で海外から訪れる顧客を本社と工場へ。製品などを一刻も早く後工程の工場があるアジア各地へ空輸する。その地の利を考えたからだという。
 もっとも工場を一から建てたわけではない。パナソニックから取得したときはテレビ向け液晶パネル工場だった。これを中小型液晶用に1年弱で設備を改めて25年6月から稼働を始めた。
 引場工場長は改装までのスピード感を強調するとともに、「常務、専務とか副部長とか副課長とか一切いない。フラットで風通しのいい会社」と説明した。
 1980年代に世界を席巻した日本の半導体。新興国の追い上げなどで今は見る影もなく、日立など3社による統合会社エルピーダメモリは経営破綻した。その轍(てつ)を踏まないように、親会社とのしがらみを断っているという。
■新技術ホワイトマジック
 大型テレビなどと違い、中小型ディスプレーは日本メーカーが韓国、台湾勢と勝負できる分野だ。同社の平成24年の世界シェアは首位だというが、激しく追い上げられている。

「みなさんお持ちのスマートフォン、タブレットのほとんどは私どもの製品ではないかと思います」
 基本的な性能で差がつきにくくなっているスマホは、タッチパネルがその評価を分ける。画面の見やすさ・美しさ、操作性、省電力、薄さ−。旧3社の強い分野の技術を持ち寄って製品を作っていると自負する。
 1つの例が「ホワイトマジック」という低消費電力化の新技術だ。NTTドコモの2013−2014冬春モデルの「ARROWS NX F−01F」(富士通製)にも搭載されている。
 これまでの液晶はRGB(赤緑青)という3原色を表示する方法だった。これに白を表現できる画素を加えて明るさをだすようにした。それによって電力消費を抑える。つまり、電池が長持ちするということのようだ。
■世界相手の競争に勝つ
 「高性能の液晶ができる世界でナンバーワンの工場。技術と規模の両方でグローバルの競争ができる」
 茂原工場のラインは第6世代と呼ばれるガラス基板を使う。強みは各大手メーカーのさまざまな要望に応え、短時間で納品できるようにしていることだ。
 「毎日、毎日、需要が変わっている」
 競争に勝つには「1日でも1時間でも早く」。そして、それには首都圏中央連絡自動車道(圏央道)の延伸も必要だと訴えた。
 茂原市から成田空港方面へは圏央道の松尾横芝インターチェンジまで行き、そこからは一般道だ。成田空港近くの大栄ジャンクションまで開通すれば時間はさらに短縮される。
■地域経済の光と影
 圏央道と成田空港−。千葉県にあるインフラ(社会基盤)を活用してビジネスチャンスは広がっていく。ただ、地元出身のある企業の幹部はこう漏らしていた。
 「優秀だった同級生で日立茂原工場に就職したのがいたけど、西日本の工場へ配置転換され、そのうえ辞めることに。今はそれまでの技術を生かせる仕事には就けていませんよ。でもジャパンディスプレイがきていなかったらもっと大変なことになっていました」

石田衣良さん、「池袋ウエストゲートパーク」台湾10周年で来台

小説家の石田衣良さんが「PRIDE 池袋ウエストゲートパークX」の台湾での出版PRのため初めて来台、7日夜には座談会などが開かれた。

石田さんの今回の台湾訪問は「池袋ウエストゲートパーク」シリーズが2004年に台湾版が発売開始となってから今年で10年を迎えるのに合わせたもの。当時は台湾でドラマ版(宮藤官九郎脚本、長瀬智也主演)も放映された。

石田さんは小説に描かれているような、若者が頽廃的になり刺激を追い求め、混沌としている日本のような状況はこれから世界中のどこでも起こり得るとし、将来に希望を持てない若い世代には諦めずに友達や仕事の中に自分の価値を見出してほしいと述べた。

東京池袋のチャイナタウンを通して中華系の文化との接触が増えたという石田さんは、将来は自分の作品に欧米や中華圏のカルチャーも作品に取り入れ、台湾の夜市、特に大好きなふわふわミルクかき氷のことを小説に書きたいと語った。

今回が初の訪台となった石田さんはMRT(捷運)や高速鉄道に乗ると待ちきれずに携帯を取り出し次々に撮影、日本にいる鉄道マニアの息子に送り続けたという。

昨年の台湾人出国者数、過去最高に 日本へ行く人は5割増

交通部の統計によると、2013年の台湾人の年間出国者数は前年比7.9%増の延べ1105万人に達し、これまでの最高を更新した。渡航先別にみると、上位3位は順に中国大陸、日本、香港で、特に日本への渡航者が過去最高となる235万人に達するなど、前年と比べ50.4%の大幅増となっている。

同部観光局では、円安や中国大陸での鳥インフルエンザ(H7N9型)感染拡大への懸念、東南アジアでの政情不安が日本へ渡航する人の急増につながったとみている。

中国大陸への渡航者の数は307万人とトップを占めたが、現地での鳥インフルエンザのヒト感染例発生もあり、その人数は前年比で2.1%減少している。

一方、海外から台湾を訪れた旅行客数も過去最高の802万人(前年比9.6%増)に達しており、国・地域別上位3位は中国大陸、日本、香港・マカオだった。このうち、大陸からの訪台者数は287万人と前の年と比べて11.1%増加しているのに対し、日本からは0.8%減の142万人にとどまった。

台湾最高峰・玉山と日本の富士山が「友好山」提携

台湾の最高峰・玉山(旧称・新高山、海抜3952メートル)と日本の最高峰で昨年、世界遺産に登録された富士山(同3776メートル)をめぐる「友好山提携」協定が7日、山梨県富士吉田市で双方の山岳団体代表により調印された。

この協定では玉山と富士山について山岳関係者同士の交流、山の自然や文化のPRがうたわれており、調印した日本富士山協会の庄司清和副会長は文化・産業などの分野で交流を推進すると述べ、台湾側・中華民国山岳協会の何中達理事長は玉山の魅力を多くの日本人に知ってほしいとした。

台湾には3700メートルを超える富士山クラスの山や峰が10ほどあるが、中でも3952メートルと ひときわ高くそびえる玉山は聖なる山として地元先住民のブヌン族には「パットンカン」、ツォウ族には「パグノ・ラカソ」(石英の山)と呼ばれ、海外では19世紀の米国商船船長の名にちなみ「モリソン山」と呼ばれていた。

1895年日清戦争後に台湾が日本領となった際の測量でこの山が富士山より高いことが確認され、1897年6月、明治天皇によって「新高山(にいたかやま)」と改名。「日本一の山」とされ、次高山(雪山)、能高山と並んで「台湾三高」と称された。当時は連合艦隊の巡洋艦「新高」が日露戦争などで活躍、のちに1941年の日米開戦を告げる符丁として語られた「ニイタカヤマノボレ」もこの山にちなむとされる。

終戦後は1947年12月、国民政府によって「玉山」と命名され今日に至っている。

巨大アヒル、台湾公開終了 「行かないで!」 惜しむ子供たち

昨年末から行われていた黄色い巨大アヒル(ラバーダック)の基隆での展示が8日、最終日を迎えた。巨大アヒルの台湾公開はこれが最後となるため、多くのファンが雨の中、別れを告げようと駆けつけたほか、主催者側も風船を空に飛ばしたり放水アーチを行ってアヒルの“任務完遂”を祝った。

ラバーダックはオランダ人芸術家のフロレンティン・ホフマン氏が手がけた作品で、昨年9月19日に台湾・高雄に初登場した。その後は桃園(同10月26日から)へと場所を移したが、公開数日後に地震の影響で破裂事故が起きた。最後の会場となる基隆港(同12月21日から)でも同じハプニングが発生、さらにアヒルの関連商品をめぐって生みの親との意見対立でイベントの製作担当者が変わるなど、アヒルの台湾展示には様々な紆余曲折があった。

それでも台湾公開最終日となる8日、あいにくの雨模様にもかかわらず、500人近くのファンがアヒルとのツーショットを撮ろうと会場につめかけ、「行かないで!」とアヒルちゃんとの別れを惜しむ子供らの声も聞かれた。

主催者側では50日間の展示期間中、延べ300万人の人出と10億台湾元(約34億円)規模の経済効果があったと見込んでいるが、地元ではアヒルの展示で売上げが伸びたとして、ラバーダックとは別に、高さ18メートル、長さ26メートル、幅24メートルの「ドリームダック」(夢想鴨)の一般公開を9日から16日まで行うという。

台湾で鉄道・地下鉄の利用者、過去最高に

交通部の調べによると、台湾の主要鉄道(在来線と新幹線)および地下鉄(台北メトロと高雄メトロ)の1日あたりの利用者数が昨年、最高を記録したことがわかった。中でも台北メトロは利用者数が1日平均174万人と台北圏の人口(台北市269万人、新北市395万人)の4分の1を超えており、人々の生活の中で大きな比重を占めていることがうかがえる。

台湾には現在、国営の台湾鉄道(台鉄)と南北を90分で結ぶ台湾高速鉄道(高鉄)があり、さらに台北と高雄の都市部ではそれぞれ地下鉄網(MRT)の整備が進んでいる。

調査によると、これら軌道輸送の2013年の利用者数は、台北メトロが1日あたり174万人(前年比5.7%増)と最も多く、次が台鉄で62万3000人(同3.5%増)。高鉄は13万人(同6.9%増)と著しい成長をみせている。また、台鉄の座席利用率は特急「自強号」が76.3%と最高で、各駅停車の「区間車」も62.9%と過去12年で最も高かった。

台鉄・高鉄・南北の地下鉄を全て合わせた利用者数は1日平均265万9000人(前年比5.4%増)となり、鉄道・地下鉄共に記録を更新している。特に地下鉄は台北・高雄合わせて1日平均190万6000人と過去最高となった。これについて交通部では、去年11月の台北メトロ信義線の開通以来、沿線商業地域の利便性が高まったほか、並行する路線や乗り換え駅の混雑緩和で乗車がより快適になったためではないかと話している。

「タブレット」選び、使い道から考えよう 目的で選ぶ「3つのOS」


 タブレット端末は、搭載している基本ソフト(OS)によって3種類に分けられます。…と書き始めると固くなってしまうので、とりあえず使い道から考えましょう。
 ◆「タブレットでワード(文書作成ソフト)やエクセル(表計算ソフト)を使い、ビジネス文書や本格的なリポートを作りたい?」
 イエスなら、ウィンドウズ搭載のタブレットを検討した方がいいでしょう。アップル社製iOSを搭載したiPad(アイパッド)シリーズや、グーグル社製アンドロイドを搭載した各社の端末でもビジネス文書は作れますが、マイクロソフト社のオフィスソフトが動くのは大きな利点になります。
 ◆「手持ちのスマートフォンと操作性をそろえたい?」
 それなら残り2つの選択肢の方がユーザーも機種も「多数派」です。スマホとタブレットは利用アプリを共有できることが多いため、iPhone(アイフォーン)ならアイパッド、あるいはアンドロイド端末同士でそろえると、追加アプリ購入費は安く済み、操作方法も共通しているため混乱しません。
 ◆「スマホやタブレットをいじること自体が好き?」
 イエスならアンドロイド向きかも。以前ほど顕著ではありませんが、初心者でもとっつきやすいiOS、画面や設定を自分好みにできるなどカスタマイズ性が高いアンドロイドといった特徴は残っています。また、アンドロイド端末は種類が多いため、防水やテレビといった機能重視の人には「選ぶ楽しみ」がありそうです。

 ビックカメラ有楽町店の嘉村彩菜主任は「ブランドイメージが強いのがアイパッド(iOS)。『タブレットを始めるならアイパッド』という指名買いが多い」と説明。「アンドロイドはスマホの延長線上で、画面がより大きくてネットやメールが簡単にできると。ウィンドウズだと遊びより仕事の延長線上で使われる方が多いですね」と話しています。
 ちなみに、MM総研が昨年11月に発表した昨年上半期の国内タブレット端末出荷概況によると、OS別シェアはiOS46・2%、アンドロイド42・8%、ウィンドウズ11・1%。メーカー別ではアップルが158万台で、2位の台湾・ASUS(エイスース)の56万台を大きく引き離し、以下はソニー、富士通、シャープ。多くのメーカーが製品を出しているアンドロイド陣営がアップルを急追している状況が浮かびます。

台湾映画初、「KANO」音楽にドルビーアトモス採用

台湾で今月27日に公開予定の映画「KANO」に、最新シネマ音響技術のドルビーアトモスが採用されていることがわかった。同方式の台湾映画での導入は今回が初。

ドルビーが2012年春に発表したドルビーアトモスは最大64チャンネルを使用し、精密な音の位置や移動を表現した最新音響技術。ウェイ・ダーション(魏徳聖)プロデューサーの監督作品「セデック・バレ」で採用されたドルビーサラウンド7.1を超える規格で、ドルビー側から技術者を台湾に招いて交流を図るなど製作期間は5カ月に及んだという。

製作を担当したのは、過去に「悲恋城市」や「2046」、「海角七号 君想う、国境の南」などの音楽を手がけたドゥ・ドゥチー(杜篤之)氏で、同方式は観賞時に観客自身が映画の中にいるかのように感じられるとしたほか、台湾映画への導入で、自分の作る音響の効果をさらに高めることができるという。

「KANO」では、球場に集まった5万人の観衆が四方八方から「天下の嘉農」と叫ぶシーンなどで、声がそれぞれ特定の方向から聞こえてくるため、豊かな臨場感が味わえるとしている。

このほか、映画内では1930年代の雰囲気を忠実に再現するため和服や学校の制服、野球のユニフォームなど1700着以上の衣装が用意されたほか、髪型のバリエーションも台湾映画史上最多の1286種類におよび、どの出演者も少なくとも2〜3度ヘアスタイルが変化している。

担当者によると、衣装やヘアメイクの作業は「セデック・バレ」より複雑だったとし、登場人物の異なる職業や台湾の多様なエスニックグループに合わせるために、髪型などは毎日のように変化を加えなければならなかったという。

分断後初、担当閣僚会談へ=11日、南京で

台湾の対中国政策を所管する大陸委員会の王郁※(※=王ヘンに奇)主任委員(閣僚)が11日、初めて中国を訪れ、中国国務院台湾事務弁公室の張志軍主任(閣僚級)と南京で会談する。中台関係を担当する双方の官庁トップの公式会談は初めて。1949年の中台分断後、当局間では最高レベルの会談となる。
 国民党の馬英九政権が発足した2008年以降、経済を中心に関係強化を進めてきた台湾と中国はこれまでの民間窓口機関を通じた交流から、当局間の直接対話という新たな段階に入る。台湾との平和統一を目指す中国はこれを機に、経済交流から政治対話へと移行したい考えだ。

香港・マカオ住民の移住にハードル高める

香港およびマカオの人たちの台湾への移住の際のハードルが引き上げられる。内政部はこのほど、「香港・マカオ住民の台湾地区への移住および居留許可条例」の一部を改正、台湾元500万元(日本円約1685万円)を台湾に送金して1年経てば居留申請を可能にするとの条文を削除すると共に、いわゆる「投資移民」のハードルを1000万元(日本円約3370万円)に引き上げることにした。預金ではなく実際の投資活動が必要だという。

これ以外にも、香港やマカオの人で、兄弟や配偶者、両親が台湾に戸籍を持っている場合、台湾での居留権を取得できるとの規定も取り除かれた。他国の人々と同様の待遇に調整するためのもので、一親等の親、子供の関係でしか、居留権の申請はできなくなる。

一方で、香港やマカオからやってきて台湾で学ぶ学生についての制限は緩和する。台湾で大学を卒業した香港やマカオの人は、卒業後台湾で5年働き、その間、一年の半分以上台湾にいて、さらに過去1年の月収が最低賃金の二倍、すなわち台湾元3万8094元(日本円約12万8250円)に達した場合、定住の申請が可能になるということ。

これらの規定は行政規定に属するため、立法院の審議は必要ない。具体的な実施日は内政部が後日明らかにする。

花東線電化は6月に完了、台北−台東が3.5時間に

在来線・台湾鉄道の花東区間の電化工事が6月末には完成し、プユマ号投入で台北・台東間が3時間半で結ばれる。台湾鉄道は6日、台湾東部の花蓮駅と、南東部の台東駅を結ぶ区間、花東区間の電化工事は6月末には終わり、開通できると明らかにした。

日本製の振り子式列車、プユマ号を投入することで、台北から台東までの間は、現在の最短時間より約1時間早い、3時間半で結ばれるようになる。現在、台北から台東までの直行列車はディーゼル機関車しかなく、4時間半かかる。

これにあわせて、台湾鉄道では7月に花東区間のダイヤ改正を予定、週末や休日で乗客の増える時間帯には、台北から花蓮までを結ぶプユマ号は30分に一本、そのほかの時間帯でも、特急列車を現在の37分に一本から、30分に一本にするという。この特急列車は自強号で三種類ある。ディーゼル機関車のものは台北から花蓮まで2時間40分、先頭車が引っ張り、最後尾車が押す、プッシュプル方式と呼ばれる列車が2時間25分、日本製の振り子式列車、タロコ号とプユマ号が最も早く、2時間。

台湾鉄道では、花東区間の電化が完了し、プユマ号17編成がすべて投入されれば、台北と花蓮間の輸送能力は23%から25%程度高められ、また、台北と台東間では、13%から40%の増加が見込めるとしている。プユマ号は現在までに13編成が実際の運行に加わっている。

TAITRA、今年もハラル食品展でモスリム引き付け

中華民国対外貿易発展協(TAITRA)が、イスラム教徒の食品展を今年も開催する。対外貿易発展協会は今年6月下旬に、台北国際食品見本市、台北国際食品加工設備および製薬機械見本市、台北国際包装工業見本市、台湾国際ホテル・レストランおよびケータリング産業見本市とともに、台湾国際ハラル製品見本市を開催する。ハラル製品とは、イスラム教徒向けの食品など。台湾国際ハラル製品見本市は昨年初めて実施、大好評で数多くのバイヤーを引き付け、受注の大幅な増加につながった。

対外貿易発展協会展覧会処の、裘汝鈞・組長によると、昨年はインドだけでバイヤーが353人集まり、2012年に比べて80%の大幅増となった。このため、対外貿易発展協会では、今年も引き続き、ハラル製品見本市を開催する他、マレーシアなどから業者を招いて、ハラル製品の将来性に関するシンポジウムも開催するとしている。

ふなっしーが台湾に初上陸、「震災時の支援に感謝」

日本の千葉県船橋市の「非公認」キャラクター、ふなっしーが6日午後、台北世界貿易センター南港展示ホールで開催中の、「台北国際コミック&アニメフェスティバル」に登場。ふなっしーの台湾訪問は初。自身のデビュー曲、『ふな ふな ふなっしー♪』に乗って現れ、激しいダンスで大勢の観客を熱狂させると流暢な中国語で、「台湾の人たちが大好き。日本人はみな台湾の人たちが好き。三年前の東日本大震災の時に助けてくれた。本当にありがとう!」と話し、拍手喝采を浴びた。

観客とのじゃんけんゲームで優勝した人とは抱擁、最終段階まで勝ち残った人たちとは記念写真を撮影。約30分のステージでは得意のアクションを連発し、司会者が「興奮しすぎでは」と驚くほど会場を盛り上げた。

イベント後、報道関係者に対し、古代中国の歴史や文化が好きで、中国語を約三年独学していると流暢な中国語の秘密を明かし、中国語でのCDデビューにも意欲的だったということ。

ソチ冬季五輪、中華民国台湾から3選手が出場

ロシアのソチで行われている冬季オリンピックに、中華民国から3人の選手が出場する。ソチオリンピックの開会式は台湾時間で7日の深夜12時に始まり、23日の閉会式まで、15競技89種目で世界のトップ選手たちがメダルを争う。

中華民国台湾からは、男子スピードスケート、男子ショートトラック、そして、男子リュージュに1人ずつ選手が参加。ウィンタースポーツの盛んではない台湾からの出場選手としては、近年の冬季オリンピックでもっとも多い選手団。男子リュージュの連徳安・選手は8日に出場、スピードスケートの宋青陽・選手は10日、ショートトラックの呂明龍・選手は13日からの出場。

旧正月を祝うロケット花火が喉を直撃女の子が死亡

ロケット花火が喉に直撃して女の子が死亡。画像は『中央社即時新聞』のスクリーンショット 今年の旧正月は1月30日から2月4日にあたり、期間中はあちこちで新年を祝う爆竹やロケット花火の音が聞こえた。そんなおめでたい家族行事の最中、ロケット花火が7歳の女の子の喉に当たり、死亡する事故が起きた。

警察の調べによれば、事故が起きたのは、3日夜。台東県台東市の集落に住む楊さん一家が、道ばたでロケット花火を放っていたところ、そのうちのひとつが女の子の喉に当たった。女の子は気管と頸動脈を損傷し、病院へ運ばれたが死亡した。

ロケット花火は女の子の叔父が放ったもので、発射台代わりにしていたビール瓶が点火と同時に倒れ、花火が地面と平行に飛び、5、6メートル離れた場所にいた女の子の喉を直撃したということだ。

叔父が使用したロケット花火は、長さ61センチ、先端が固いプラスチック製のもの。不安定で危険性が高いため、12歳以下のこどもへの販売が禁止されている。しかし、今回購入したのは叔父で、誤った使用方法のために発生した事故であることから、今回の事故を受けて、このロケット花火の販売が停止される予定はないそうだ。









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