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台湾からの義援金などで建てられた病院落成 宮城・南三陸町長が感謝伝える:台湾

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東日本大震災の津波で職員と患者の計74人が犠牲になった宮城県南三陸町の公立病院が、「南三陸病院・総合ケアセンター南三陸」として生まれ変わり、25日に落成式が行われた。再建には台湾からの義援金が多く使われ、同町の佐藤仁町長から台湾の支援に対して感謝が述べられた。

建設費約56億円のうち、22億2000万円を中華民国紅十字会総会(台湾赤十字)が支出した。金額は同会が東日本大震災で援助した建築物の中で最多。

同会の王清峰会長は落成の喜びを示した上で、同病院は「日台の友好関係が末永く続くことの象徴」だと語った。

震災支援のために台湾赤十字に寄せられた募金と利子の合計金額は16日現在、25億7777万1306台湾元(約97億2600万円)。復興予算の執行率は99.9%に達している。




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