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台鉄の擬似乗車動画がネット上で話題 運転士のつもりで台湾一周!

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両岸閣僚級トップ会談で馬総統「両岸関係の重要な里程標」



馬英九総統は13日、中国大陸を訪問中の王郁キ・行政院大陸委員会主任委員が国務院台湾弁公室(国台弁)主任の張志軍氏と会談したことを受け、「中華民国の大陸政策を主管する機構のトップが中国大陸の土を踏み、相手側部門のトップと両岸関係について意見交換を行った」とし、「これは海を隔てた分治(分割統治)65年来で初めてのことで、両岸が平和と繁栄へ向かう重要な里程標だ」と述べた。

台鉄バレンタインデー特別切符、購入者殺到 20分で完売

台湾鉄道がバレンタインデーに合わせた特別切符を発売し、13日午前9時からの発売を前に嘉義県大林駅では長蛇の列ができ、用意された200セットはわずか20分で完売した。「大林」は中国語で「ダーリン」。英語で最愛の人を意味する「Darling」と発音が似ていることから、台鉄では同駅と、「帰ってくる」の意味に取れる屏東県の“帰来”駅を結ぶ特別切符を発売。

寒気団襲来でバレンタインデーは温泉に

寒気団の襲来で温泉業者の懐が温まっている。旧正月期間中は陽気のため去年より3割5分ほど業績が下がったが、寒さが本格的になり、客足が戻ってきた。烏来、金山、万里などの温泉はバレンタインデーには既に予約でいっぱい。業者は「寒波の襲来で業績が向上している。サウナに入っているようだ(目まぐるしく変化することの形容)」と語っている。

生保会社による海外買収、早ければ下半期に解禁

行政院金融監督管理委員会の曽銘宗主任委員は13日、保険法を改正し、早ければ今年下半期にも生命保険事業者による海外の保険会社や銀行の買収が可能になると述べた。多くの先進国では保険資金による企業買収を禁じているが、東南アジアの一部の国では規定がないため、この政策は東南アジア進出を促進するものとなっている。台湾の二大生命保険会社の国泰人寿と富邦人寿は既に海外の買収ターゲットを探っているという。

台北101ビル傍で米軍投下の不発弾処理

世界貿易センタービル跡の整地工事で13日、米軍が投下した500ポンド爆弾(227キロ)が出てきた。軍の爆弾処理班は小型建機を借りて不発弾を運び、乱暴すぎるのではとの批判が出た。国防部は「爆弾はすでに腐食しており、爆発の危険はなかった」と説明した。現場は台北101ビルから200メートルの距離。

米価がキロ41元の史上最高値付ける

米価が史上最高値を付けている。ジャポニカ米うるち種小売価格は13日、1キロ41元を突破し、この季節での新高値を付けた。行政院農業委員会農糧署は先週、備蓄米を放出したが、それでも米価を抑えることができない。米価は1月22日に39.98元だったが上昇を続けている。放出価格が高かったため、高騰を助成したとの批判に農糧署は、去年の1期作の低温備蓄米で品質が高かったためだとしている。

総統:陸委会主委の大陸訪問は平和への一里塚

馬英九・総統が、中華民国政府で対中国大陸政策を担当する行政院大陸委員会(陸委会)の主任委員(主委)の中国大陸訪問は、台湾海峡両岸が平和に向かう重要な一里塚だと述べた。馬・総統は13日、アメリカの前太平洋軍司令官で、退役海軍大将のロバート・ウィラード氏を団長とするアメリカのシンクタンク、アメリカアジア研究所(The National Bureau of Asian Research NBR)の訪問団一行と会見した。馬・総統は、「5年あまり前、総統に就任して以降、台湾海峡両岸の関係改善に積極的に取り組み、双方の緊張は大幅に緩和できた」とし、さらに「行政院大陸委員会の王郁?・主任委員が中国大陸を訪れ、中共国務院対台湾事務弁公室の張志軍・主任と対面したことは、両岸が平和、繁栄に向かう中で重要な一里塚だ」と指摘した。

馬・総統は、「王・主任委員が現在、中国大陸を訪れているが、中華民国で対中国大陸業務を担当する政府機関の責任者が中国大陸の土を踏むのはこれが初めてだ。さらに王・主任委員は、中共国務院対台湾事務弁公室の張・主任と、両岸関係について意見交換した。これは、1949年に国民政府が台湾に移り、両岸が台湾海峡を隔てて分割統治されるようになってからの65年で初めてのケースだ」と説明。


衛生福利部長がドバイ訪問へ、医療協力覚書調印か

衛生福利部の邱文達・部長が医療協力覚書調印に向けてドバイを訪問する。国際医療サービスの市場開拓に向けて、衛生福利部の邱文達・部長は14日、アラブ首長国連邦の一つであるドバイ訪問に出発する。邱・衛生福利部長は、台湾と中東との交流は少なかったが、ドバイを本拠とするエミレーツ航空がドバイと台湾を結ぶ直航便を10日に就航させたことで、双方のビジネス、および医療面での協力関係発展が期待できるようになったと話した。

邱・衛生福利部長は今回、ドバイと複数の国際医療機構が共同で設立したヘルスケア・シティを視察し、台湾の国際医療政策の参考とする。邱・部長によると、中東地区の病人の多くがヨーロッパやタイ、シンガポールで治療を受けており、今回の直航便就航でこれらを台湾に呼び込むことが可能になったという。

邱・部長は、「エミレーツ航空の直行便でやってきたドバイの王子も台湾の医学の進歩を目の当たりにし、患者たちが台湾に来るようにと希望した。これは大変重要なポイントで、直航便ができた今、我々は医療面での協力覚書に調印する」と述べた。台湾は、中華民国対外貿易発展協会が代表して、ドバイと医療協力覚書を交わすということ。

台湾が協力、アフガニスタンのWTO加盟が実現へ

台湾の協力により、アフガニスタンがWTOに加盟する見通しに。中華民国のWTO(世界貿易機関)常駐代表である?幸媛・女史は12日、スイスのジュネーブで、中華民国政府を代表してアフガニスタンの商業・産業省次官と、アフガニスタンのWTO加盟に向けた議定書に調印した。

アフガニスタンは2004年に開発途上国として、WTOに加盟申請。経済改革、貧困問題解決、地域の安全の安定維持促進が狙い。その後10年にわたる交渉の中で、中華民国台湾、カナダ、EUヨーロッパ連合、日本、アメリカなど8つの会員国がアフガニスタンとの二国間協議を求めると共に、WTO加盟に協力した。アフガニスタンのWTO加盟は今年上半期にも実現する見通しで、実現すれば161番目の会員国となる。

中華民国のWTO代表団によると、?幸媛・代表は議定書調印式でアフガニスタン関係者に歓迎と祝福の意を伝した。頼・代表は、「この議定書は、アフガニスタンが長期にわたって目指している、世界の経済・貿易体制とのリンクへの重要な一里塚だ。アフガニスタン再建に、台湾はずっと全力で協力しており、今後は経済・貿易面での協力関係をより強められるよう希望する」と述べたという。

代表団は、アフガニスタン市場でのビジネスチャンスと、中央アジアでの市場開拓のため、台湾はアフガニスタンに対し、台湾製の電機製品、光学製品、プラスチック製品などに課せられる関税の引き下げを働きかけていると説明。アフガニスタン側は、アフガニスタンにおける台湾のビジネス人員の就労許可証が期間満了となった場合、1年ごとに滞在期間を延長可能とすることに同意しているという。代表団は、「アフガニスタンの情勢は次第に正常化しており、また経済・貿易面での発展はアフガニスタン政府の重点政策であることから、WTO加盟により、台湾企業の貿易拡大のチャンスが広がる」と指摘している

阿里山フラワーフェス、例年より5日早く開幕へ

台湾中南部の嘉義県にある景勝地、阿里山のフラワーフェスティバルが、例年より5日早い3 月10日に開幕する。4月10日まで。行政院農業委員会林務局嘉義林区管理処によると、異常気象の影響で、阿里山森林レジャーエリアではヤマザクラ、リュウキュウカンヒザクラ、カラー、ヒナギク、アザレアなどがすでに満開となっている。

花見客を迎えるため、嘉義林区管理処では3月8日の土曜日から、阿里山森林レジャーエリアと外部とを連絡する無料のシャトルバスを運行する。 フラワーフェスティバルの主役、ソメイヨシノは日本統治時代の1903年に日本から導入され、1918年には900株余りが植えられた。1920年にこの900株余りのヨシノザクラが同時に開花し、阿里山で最初の桜祭りとなった。それ以降、栽培が進められ、阿里山は台湾を代表する桜の名所となった。

阿里山では、カンヒザクラ、リュウキュウカンヒザクラ、霧社ザクラ、チシマザクラの順に開花し、3月中旬にソメイヨシノが登場する。3月下旬にはシダレザクラ、タカサゴザクラ、普賢象、カンザンザクラ、キリンザクラ、ゴショザクラ、八重桜が開花する

台湾高速鉄道、運賃8%引きの予約は14日に開始

台湾高速鉄道が3月13日から実施する運賃8%引きサービスの予約受付が14日に始まる。この割引は平日のオフピーク時に運賃を8%割り引くもの。3月13日以降、月曜から木曜日までの午前9時から11時36分まで、および午後8時以降の各列車の普通車指定席が対象。

台湾高速鉄道によると、毎週下り92本、上り80本の合計172本でこのサービスを実施。週単位で見た場合は全体の18%になるという。

台中武陵農場の桜フェスティバルが開幕

台湾中部・台中市の桜名所、武陵農場で12日、桜フェスティバルが開幕した。武陵農場では現在、桜桃と桜を掛け合わせてできた「紅粉佳人」が五分咲きで、18日から19日にかけて満開になる見通し。

花見の環境を守るため、武陵農場では昨年、車および入場者の量を制限した。今年も同様で、桜フェスティバル期間中の1日当たりの入場者数を宿泊客1800人、行楽客4200人の合計6000人までとする。

宿泊客は武陵農場が発行した車両通行許可証を持った人のみ入場可能。この制限は24日まで実施されるとのことで延長はされない。

中油、米シェールガス2017年にも輸入開始[資源]

台湾中油(中油)は、米国産シェールガスの輸入が最速で2017年に始まるとの見通しを明らかにした。米エネルギー省がルイジアナ州の液化天然ガス(LNG)ターミナルに対し、自由貿易協定(FTA)未締結国・地域への輸出を11日に承認したことを受けたもの。13日付工商時報が伝えた。

中油の林聖忠董事長は12日、ルイジアナ州のLNG輸出プロジェクトに参画する方針を表明した。輸入量は年80万トンを見込む。また、米エネルギー省の認可に基づき同州のLNGの調達は、輸出開始から20年間になると述べた。

主要埋蔵国の1つである米国ではシェールガスの採掘が進む一方、輸出はFTA締結国に限定してきた。今回、未締結国・地域への輸出承認を受け、新たに米国調達ルートが構築できた形だ。

中油は、エクソンモービルなどとカナダのシェールガスの共同開発に向けた取り組みを進めてきた。昨年にはオーストラリアのLNG企業、イクシスLNGと15年間の調達契約を締結するなど、エネルギー調達先の分散を進めている。

「台湾トップ美魔女」伊能静に新恋人!10歳下の俳優と手つなぎ登場―ベルリン映画祭

11日、開催中の第64回ベルリン国際映画祭でこのほど、台湾の女優の伊能静と中国の俳優チン・ハオが手つなぎ姿で登場。昨年から伝えられていた交際関係を肯定した形になった。
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11日、開催中の第64回ベルリン国際映画祭でこのほど、台湾の女優の伊能静と中国の俳優チン・ハオが手つなぎ姿で登場。昨年から伝えられていた交際関係を肯定した形になった。 2014年2月11日、開催中の第64回ベルリン国際映画祭でこのほど、台湾の女優の伊能静(いのう・しずか)と中国の俳優チン・ハオ(秦昊)が手つなぎ姿で登場。昨年から伝えられていた交際関係を肯定した形になった。NOWnewsが伝えた。

グランプリを争うコンペティション部門の出品作、中国のロウ・イエ(婁[火華])監督「推拿(Blind Massage)」のプレミア上映会に、主演俳優のチン・ハオと伊能静が登場。交際報道が話題の2人だが、レッドカーペットではしっかり手つなぎ姿で登場。熱愛関係を身をもって示したことになる。

2人は昨年末、共演がきっかけで交際報道が浮上。44歳の伊能に対しチン・ハオは34歳という年齢差、さらに知名度では伊能が圧倒的に上ということで、格差も注目を集めたが、当時は互いに否定していた。

女優・歌手として活躍する伊能は、2009年に台湾の歌手ハーレム・ユー([广/臾]澄慶)と離婚。2人の間には12歳になる息子がいる。映画「東京へ来たばかり」やチャン・イーモウ(張芸謀)監督「ザ・フラワーズ・オブ・ウォー」のチン・ハオは、硬派なイメージが人気の演技派俳優だ。「台湾トップ美魔女」と呼ばれる伊能は、アイドル時代とあまり変わらない若さやスタイルが女性の憧れを集める。2人の手つなぎ写真を見たネットユーザーからも「10歳差には見えない」「お似合いのカップル」と、好評が聞かれている。

学生の生理休暇、小学校にまで拡大

社会人に限らず、学生にも生理休暇が与えられている台湾。これまでに大学、高校、中学校などで多くの学校が女子生徒の生理休暇を認めている。このたび、その範囲が小学校にも拡大されることになった。台東県の東海小学校ではいち早く新制度を取り入れたという。『蘋果日報』が報じた。

最近は初潮が低年齢化し、小学生で迎える場合が多くなっている。教育部(日本の文部科学省に相当)は多くの大学や高校、中学校などで女子生徒の生理による欠席が考慮されているが、小学校にはそうした取り組みがないことから先月、各学校に向けて月1回の生理休暇制度の提案を出した。なお、生理休暇を病欠の一部とするかどうかは現在検討中だ。

早速生理休暇を導入した東海小学校は、保護者からの連絡があれば生理による欠席として処理するそうだ。しかし、この提案に対しては「これまで通り病欠でいいのではないか」とする学校も多く、女子生徒や保護者らも必要性を感じていないとのこと。東海小学校に通う6年生の女子生徒は、「これまで生理で体調が悪いときは病欠で休んでいた。生理休暇なんて取ったら男子の話のネタになるだけ」と話した。

台鉄の擬似乗車動画がネット上で話題 運転士のつもりで台湾一周!

台湾鉄路管理局ではこの1月に列車の運転室から台湾鉄道の各路線を撮影した8倍速の映像を動画サイト上で公表した。動画では台北を出発後、中部の台中、南部の高雄、東部の花蓮と進み、いながらにして台湾を一周できる。

台鉄によるとこの動画の撮影には少なくとも4日間かかるといい、ダイヤをにらんでうまく列車の乗り継ぎプランを立てていなければ、すべての路線を一気にカメラに収めることはできないという。

近年、台湾鉄道の路線は高架化・地下化が進み複雑になりつつある。台鉄では各路線を毎年ビデオに収めているが、これは本来、事故発生時などいざという時の対応を検討するのに備えての記録用。

これをインターネット上で一般に公開してみたところ、「まるで自分が列車を運転しているかのよう」、台湾各地の美しい風景を目にして「とても感動した」などの声が上がっており、なかなか好評のようだ。

興味のある方は、ぜひ“台鐵縮時攝影 中央社”でキーワード検索を。

台湾6県市、静岡県と防災協定締結へ 交流強化に大きな前進


台北市を含む6つの県、市と静岡県の「防災に関する相互応援協定」が17日、内政部消防署(新北市)でそれぞれ結ばれることになり、防災分野における日台の協力関係がより一層強化されることになる。

この協定の調印をめぐって静岡県主催の防災会議が昨年、台北市内で開かれたほか、同県と台北市、新北市、台南市、桃園県、嘉義県、基隆市との関連協定締結に向けた覚書もそれぞれ取り交わされた。協定の主な内容は連絡窓口の構築や防災訓練・研修人員の派遣交換などを含む普段からの業務提携、災害後の復興・再建展開などが含まれている。

消防署によると防災協定締結後、日本側関係者が署内の中央災害対策センターを訪れ見学する予定。

南投で開催の台湾ランタンフェスタ、海外メディアも注目

南投県南投市の中興新村で14日、旧正月の締めくくりとなる元宵節(旧暦1月15日)の風物詩、「台湾ランタンフェスティバル」が開幕した。交通部観光局によると、日本や中国大陸、韓国、アメリカ、ドイツなどから約50社、計304人のマスコミ関係者などが取材に訪れるなど、内外から大きな注目を集めている。

今年で25回目を迎えた同フェスティバルは各地の祝賀イベントの中で最大規模となり、米ケーブルテレビ「ディスカバリー・チャンネル」に世界で最も重要なフェスティバルの1つとして取り上げられたことがある。最大の目玉はその年の干支をテーマとしてデザインされたメインランタンで、今年は古代中国の名馬をモチーフにした高さ過去最高を誇る23メートルの「龍駒騰躍」(空高く舞い上がる駿馬=写真)が来場者の目を楽しませてくれる。

午後6時55分頃に始まる点灯式を前に、2時からはパレードや様々なパフォーマンスが行われており、名古屋や三重、北海道、高知からのよさこいチームによる演舞も繰り広げられる。

観光局では、元宵節の関連イベントに参加しようと海外から台湾を訪れている旅行者の数がすでに5万6000人を超えており、うち3万人以上が台湾ランタンフェスティバルを鑑賞するため、中興新村に足を運ぶだろうとしている。 バレンタインメッセージ

長澤まさみ、台湾のファンにバレンタインメッセージ

俳優の長澤まさみは、今月21日に予定されている主演映画「潔く柔く」の台湾公開を前に、映画ポスターを通じて地元ファンへのメッセージを送った。

映画の公開日をバレンタインデーの1週間後に控え、「祝大家情人節快楽」(皆さん、良いバレンタインデーを)との挨拶。

映画「世界の中心で、愛をさけぶ」(2004年)などで台湾でも一定の知名度がある長澤。最近は日台合作ドラマ「流氓蛋[米羔]店」(ショコラ)への出演やその放送開始に合わせた、デビュー以来初となるサイン会の実施など台湾での活動が活発化し、ますます人気が高まりそうだ。

30年前の恩師に教え子が海を越えて感謝の寄せ書き贈る


大同大学(台北市中山区)で教鞭をとっている男性の退職をひかえて、30年前に同校を卒業した元学生が恩師に感謝の意を示そうと、台湾各地や北米に散らばった同級生のもとを訪れ、寄せ書きを作成するエピソードがあった。

寄せ書きの発起人となったのは30年前に大同工学院機械学科を卒業した江重良さん。学生時代の恩師、李基禎専任副教授がまもなく退職すると知り、当時の同級生の寄せ書きを集めて感謝の思いを伝え、節目の記念にしてもらおうと思い立ったという。

当時李さんはまだ教壇に立ったばかりで学生との年齢も比較的近かったこともあり、とても打ち解けた関係で、保守的な時代だったが、学生たちは李さんの尽力により校則で禁じられていた卒業旅行に出かけることができた。このため、江さんたち教え子らは恩師の退職時には一生に残る思い出を作ってもらいたいと常々考えていた。

現在は大同大学の主任秘書を務める呉俊瑩さんも李さんの学生の1人。台湾各地にいる同級生のサインは比較的容易に集めることができたが、13人はアメリカやカナダで活躍しており、出張の際に色紙を携えて一人ひとりを訪ね、1カ月ほどかけてようやく完成した。

色紙を受け取った李さんは満面の笑みを浮かべ「言葉では表現できない」と喜び、太平洋をまたいで集められた寄せ書きは恩師と教え子たちの絆をさらに深めることになった。

台湾の子供ら、東京のラン展に出演 駐日代表からのエールも


東京ドームで15日から始まる「世界らん展2014」のメインステージに台湾の小・中学生が出演しダンスパフォーマンスが行われる。

この展覧会は23日までで、開催期間中には、台湾や日本、タイ、ハワイなどの伝統舞踊が披露される。来場者の台湾に対する理解を深めてもらおうと、初日には台湾からの子供の舞踏グループ「水精霊(水の妖精)児童舞団」(=写真)により台湾の伝統的な民俗舞踊「四季流転」や「客家(ハッカ)風情」、「節慶」(お祭り)などの演目が行われる。

これに先立ち、日本の民間団体「台湾を応援する会」の台湾応援ゆるキャラ「タイワンダー☆」が歌に合わせてダンスを披露するなど、会場の雰囲気を盛り上げてくれるほか、沈斯淳駐日代表(大使に相当)夫妻もイベントに出席し、パフォーマーたちにエールを送って日台文化交流を深める。




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