$ 0 0 師走の京都の風物詩「大根焚(だ)き」が5日、右京区の三宝寺であった。檀家(だんか)や参拝者らが大釜でじっくり煮られた大根と油揚げをほおばって、今年1年間の厄を落とした。6日も午前10時からある。 日蓮宗を開いた日蓮をしのぶ法要に合わせて毎年催されている。20の大釜を並べて2日間で500本の大根を煮込むという。 大根は1食700円。昆布とカツオのだしやしょうゆがよく染みて、切っても真ん中まで茶色に染まっている。オブラート製の護符が付いた大根は「当たり」で幸運を呼び込む。