台湾桃園国際空港は改修工事が続くの北側滑走路について、当初の予定を前倒しし、年内にも供用を再開する見通しを明らかにした。工事に伴い慢性化していた混雑の緩和に寄与するとみられている。
開業から30年以上が経過した同空港では、数年前から2本ある滑走路や誘導路の全面改修を行っている。年初には南側滑走路が更新され、総2階建ての超大型旅客機エアバスA380型機の運用が可能となった。
同空港によると、北側滑走路は来年1月の供用再開を目指していたが、改修工事が順調に進んでいるという。現在各種試験を行っており、問題がなければ、滑走路2本での運用を始めるとしている。