国賓飯店と東急ホテルズ、業務提携50周年
台北国賓大飯店(アンバサダーホテル)と東急ホテルズの業務提携が今年2月で50周年を迎えるのを前に、台北で20日に記念式典が行われた。50周年を機に、両ホテルチェーンのどちらかの会員が、相手方のホテルを利用するとカードにポイントが加算されるようになった。この日は日本料理試食会や旅行代理店向けの商談会もあった。このほか、東日本大震災の際に台湾から巨額の義捐金が贈られたことに感謝の意を表すため、音楽朗読劇「イキヌクチカラ」も上演された。歌手の五木ひろしが出演した。
外国籍社員の自社株売買、所得税を課税へ
財政部は、企業の国外拠点に勤務する外国籍従業員にも、華僑及び外国人投資証券管理規定に基づき、自社株売買などで得た利益に所得税を課すと決めた。昨年1月1日にさかのぼって適用され、課税率は台湾籍従業員より高い15%となる。申告納税は台湾の代理人などに委託して行う。以前は、国外拠点に勤務する外国人籍従業員は台湾居住者ではないため課税対象外だったが、その特権が失われることになる。
高速鉄道とJR東海、世界で新幹線売り込みへ
台湾高速鉄道とJR東海は、新興国をはじめとする世界への新幹線の売り込みで提携する。交通部高速鉄路局によると、海外での新幹線の受注拡大に向け、両社は来月にも合同会議を開き、提携内容を協議するという。高速鉄道(新幹線)システムの輸出をめぐっては、日本は東南アジアなどで中国やフランスとしのぎを削っているが、高鉄局では「新たな市場の獲得につながれば」と両社の提携に期待している。
台湾LG、スマホで台湾大手に挑戦
台湾LGの金柄亨董事長は20日、スペインで開催中の携帯通信関連見本市・MWCにおいて、スマートフォンのフラッグシップモデル「GPro 2」を発表した。台湾では4月に発売する。ラインナップをそろえた上で、来年は台湾のスマホ市場でシェア3位以内をめざす。一方、LGは昨年、台湾で液晶テレビ22万台を売り上げ、白物家電で台湾2位と躍進した。今年の販売目標は24万台に設定した。
地元経済団が九州訪問=商談会・セミナーに参加
台湾で最大規模の経済団体である中華民国工商協進会の経済貿易訪問団が、今月24日から九州経済連合会(福岡市)を訪問し、九州の有力企業を交えて一対一の商談会やセミナーに参加、経済面での親交を深める。滞在は26日までで、同会の駱錦明理事長を団長に、総統府上級顧問の陳冲氏、経済部工業局の呂正華副局長、台湾セメントの辜成允会長ら政府・企業関係者ら53人が参加する。
3大工業科学園区、売上高・雇用者数が過去最高
台湾の3大工業科学園区(サイエンスパーク)とされる新竹、中部、南部の各工業園区では昨年、売上高、輸出額、雇用者数のいずれも過去最高を更新した。好調な半導体産業やディスプレイ産業が牽引約となった。行政院国家科学委員会によると、昨年の総売上高は2兆1875億台湾元と前年比9%増えた。雇用者数は計25万4000人に達し、約9000人増えた。輸出額は同7%増の1兆3399億元、輸入は同5.3%増の7897億元だった。
東港のサクラエビ漁、厳格管理で安定成長
屏東県・東港は世界的なサクラエビの水揚げ港だ。資源保護のため、東港漁協は旧正月前の16日間を禁漁とした。また、6月〜10月までを禁漁期間と定めるとともに、サクラエビ漁の許可証も発行して厳しく管理している。このため漁業資源が枯渇することなく価格も安定している。サクラエビは東港と静岡県が主要産地。日本の業者もセリに参加しているため輸出価格が上がっている。
日本のAVに著作権認定の判決
知的財産権裁判所は20日、日本のアダルトビデオ(AV)3本について、知財権を認め、海賊版業者と店員に懲役6月の判決を下した。日本のAV業者が共同で告訴していたことに対する判決。2年の時効を過ぎていたため、損害賠償請求はできなかったが、今後は請求が可能になる。台北地裁は、1999年の最高裁による「公序良俗に反するビデオは著作権法の保護を受けない」との判断を適用し、日本の業者の訴えを退けていたが、知財権裁判所に控訴していた。
黒松、チョーヤ梅酒の販売を今月末に開始[食品]
飲料大手の黒松は今月末から、チョーヤ梅酒(大阪府羽曳野市)の商品を販売する。茶飲料やコーヒーといった従来のソフトドリンクに加え、酒類の品目を増やして売り上げ拡大を狙う。
黒松は、昨年10月にチョーヤ梅酒と台湾での販売代理契約を締結。今月末から「CHOYA CLASSIC」など梅酒13種類を販売する。日本で知名度が高い同社の梅酒をさまざまな流通ルートで販売、価格も15%下げて消費者への浸透を図る。
20日付経済日報によると、黒松の王銘泉・代理事業処総監は「これまでの飲料や清酒に加えチョーヤ梅酒で新たな市場に進出できる」と述べ、販売増へ意欲を示した。チョーヤ梅酒の広報担当者は、NNAに対し「黒松は台湾でも屈指の飲料メーカーで、チョーヤ飲料を台湾の人に幅広く知ってもらうチャンスだと考えている」とコメントした。チョーヤ梅酒は1994年から台湾での販売を開始。黒松の販売網を生かすことで台湾でのブランド確立を目指す。
黒松は、このほか日本酒の「白鹿」や、フランスやスペイン産ワインの輸入・販売を手がけている。
東芝、台湾新幹線の新駅システムを単独受注
東芝は21日、台湾高速鉄道(新幹線)で建設が計画されている新駅3カ所向けに、放送や信号制御などのシステムを単独受注したと発表した。受注総額は約28億円。
日台2つの“東海”大学の学生が国際交流
日本の東海大学の学生たちが同大学の海洋調査研修船、「望星丸」に乗って台湾・台中にやって来た。一行は海外研修活動でタイやシンガポールなどアジア各地に寄港するが、台湾では20日、同大学の教員と学生計113名が姉妹校である台中の東海大学を訪問、日台2つの「東海」大学同士による交流活動が行われた。
両大学は2003年に学術交流協定を結んで以来、学科間の交流や夏休みの交流活動を続けている。今回の姉妹校交流では台湾の捏麺人(ニエミエンレン、小麦粉細工人形)の紹介のほか、バスケットボールの交流試合やオカリナ・サークルによる演奏、日本の伝統舞踊の披露が行われた。
日本の東海大学(本部:東京都渋谷区)は前身の航空科学専門学校(静岡県清水市)を継いで1946年に設置された。現在は日本各地に10キャンパスあり、23学部99学科のほか、短期大学や中学・高校なども擁している。
一方、東海大学(台中市西屯区)は1955年に台湾で初の私立大学として設立されたミッション系の大学で8学部34学科。丘の上の広々とした牧場とキャンパスが特色で、建築家イオ・ミン・ペイ(貝聿銘)の路思義教堂は同校のシンボルとなっている。
台湾と日本の企業同士、電気バスの開発で提携へ
台湾の電気バスメーカー、華徳動能(RAC EV)と電気自動車・ハイブリッド車の設計、製作などを手がけるピューズ(PUES EV)(本社:東京都千代田区)が20日、電気バスや電気配送車の開発で提携すると発表した。
同日の覚書調印式に出席した華徳動能の創業者、蔡篤雄氏は、台湾への技術提供・投資において日本は「最も重要な存在」だとした上で、今回の提携は両社の海外進出に寄与するだけでなく、台湾で生産される電気バスの日本への輸出にもつながるのではと期待を寄せた。
現在、台湾における中・大型バスの数が約6200台。経済部(経産省)工業局では、海外メーカーとの提携促進や優遇政策の実施を通して電気自動車産業の育成・発展を後押しし、バスの電気化、スマート化を10年後の2024年までに達成したい考えだ。
日本、保有する核廃棄物で2000発の核弾頭を製造することが可能
台湾・自由時報(電子版)は20日、「日本は保有している核廃棄物で核弾頭2000発を作ることができる」と題した記事を掲載した。
香港誌・亜洲週刊の最新号は、日本の核エネルギーの軍事利用が密かに進んでいると報じている。安倍政権は多くの国が呼び掛ける「核兵器の不使用」声明に署名せず、日本維新の会の石原慎太郎共同代表は「核武装」の必要性を主張している。
中国人民解放軍の機関紙・解放軍報も「日本は50万〜100万トン級の核爆発装置を2〜5個、すでに生産したか製造中の可能性がある。毎年9トンの兵器級プルトニウムを抽出し、少なくとも2000発を超える核弾頭を製造することが可能だ」と警戒感を示している。
また、日本は核兵器開発に関する高度なコンピューター・シミュレーション技術を持っており、毎秒6000億回で計算する超高速コンピューターの開発に成功している。3D化を進めるなど、日本は核兵器開発を加速させている。
韓流ドラマが救世主に!鳥インフルで落ち込んだ鳥肉消費、劇中の「あるセリフ」で回復へ
韓流ドラマに出てくるセリフがきっかけとなり、鳥インフルエンザで落ち込んでいた中国の鳥肉消費が回復しつつある。
2014年2月15日、台湾の中央通訊社によると、中国で人気となっている韓流ドラマ「星から来たあなた」に出てくる「初雪が降ったらフライドチキンとビールを」というセリフがきっかけとなり、H7N9型鳥インフルエンザで落ち込んでいた鳥肉消費が回復しつつある。
「星から来たあなた」は2013年末からソウルのテレビ局・SBSで放送がスタートした連続ドラマで、中国本土での放送権を中国のポータルサイト・百度(バイドゥ)傘下の動画サイト・愛奇芸(アイチーイー)が取得し、韓国と同時放送している。15日の時点で再生数は3億5000万回を記録しており、百度で「星から来たあなた」をキーワードにした検索結果数は4820万件に上るほどの注目ぶりとなっている。
劇中に登場する「初雪が降ったらフライドチキンを食べてビールを飲まなきゃ」というセリフをきっかけに、市場は回復しつつある。浙江省杭州市の日本料理店でフライドチキンとビールのセットを販売したところ、売り上げが好調となっており、冷凍食品を扱う企業は鳥インフルエンザの影響で旧正月(春節)前から販売高が落ち込んでいたが、発注が急に驚くほど増えたという。
また、劇中で俳優キム・スヒョン扮する主人公が読んでいる童話「エドワード・チューレーンの不思議な旅」も売れ行きが好調となっているほか、劇中に出てくる洋服やアクセサリー、家庭用品などもネット通販を中心に売り出されるなど、韓流ドラマをきっかけとした消費に注目が集まっている。
都市の「生活の質」ランキング、ウィーンが首位、東京は43位
台湾・自由時報は20日、米コンサルティング会社マーサーが2014年版の「世界生活環境調査・都市ランキング」を発表し、オーストリアの首都ウィーンが首位に選ばれたと報じた。
2位以下はチューリヒ、オークランド、ミュンヘン、バンクーバーと続いた。アジアの最高位はシンガポールの25位。2位以降は日本が独占し、東京の43位、神戸の47位、大阪の57位が続いた。
マーサーのシニア・リサーチャー、スラジン・パラカティル氏は「欧州の大部分は政治の安定性が高く、犯罪率も低い。アジアに関しては韓国のように多くの都市が開発の最中。中国のように環境汚染が生活の質を落としているという例もある」と語っている。
台湾通信大手の中華電信、KDDIなどアジアの同業と「NFC連盟」立ち上げへ
台湾の通信大手、中華電信は日本、韓国、香港の通信大手企業と「アジアNFC連盟」を立ち上げる。業務協力を通じ、アジア地域でNFC(近距離無線通信)サービスの商業化に向けた枠組みを整える。自由時報が20日伝えた。
連盟に参加するのは中華電信のほか、日本のKDDI、香港のPCCW、韓国のKT。連盟の詳細については24日にバルセロナで始まる携帯電話関連の見本市「モバイル・ワールド・コングレス(MWC)」で発表する。
万能調味料「酢」 中国メディアが語る殺菌・消臭・調理時短の魅力
中国や台湾で食事をすると、日本よりも「酢」を使う量や機会が多いと気付くことがあるのではないだろうか。食堂やレストランの各テーブルに、常備されているケースも多い。日本人が「醤油」を使う感覚かもしれない、と思えるほどだ。日本と中国とでは、酢の味や特徴が違うという事実もある。
中国や台湾で食事をすると、日本よりも「酢」を使う量や機会が多いと気付くことがあるのではないだろうか。食堂やレストランの各テーブルに、常備されているケースも多い。日本人が「醤油」を使う感覚かもしれない、と思えるほどだ。日本と中国とでは、酢の味や特徴が違うという事実もある。
どうして中国人はそんなにも酢を好むのか!? その魅力を中国メディアが書きならべた。
最初に挙げているのが、「鮮度を保ち飽きない味になる」という食べ物に変化を与える点。
餃子を酢につけると油っこさが取れ、いくらでも食べられるようになるのが代表的な例だ。続いて酢の主な成分となる酢酸効果で、「消臭効果がある」点。魚やラム肉を料理する時に酢を少し入れ、臭みを取るのがちょっとしたテクニックになるそうだ。
その上「殺菌効果の高さ」も魅力的。キュウリやにんじんなどで漬物を作る時、酢を入れると菌を殺すほか、長く保存できさらに野菜が持っているビタミンまで守ってくれるそうだ。
また塩味がつくので、実際の塩は控えめでOK。ほかにもからさを和らげる効果もあるので、「からい料理を食べてつらい時、少し酢をつけていい感じに味を変えられる」素晴らしさを伝えべた褒めした。
ここで、記憶に留めていたい情報を2つ紹介しよう。
1つ目は「麺を始めとした粉ものを作る時、酢を少し加える」こと。カビ防止になるそうだ。
そして2つ目は、「ナスなど黒く変色するような野菜には、炒める前に酢をかける」こと。鮮やかな色どりを損なわずにすむだろう。
ほかにも肉類を煮込む時は時間短縮につながり、柔らかくする。魚のアラ汁や豚骨スープを作る時は、カルシウムを溶けやすくし吸収力を挙げる効果を期待できるとのこと。
本当にいろいろな効用があるそうなので、料理の時にとにかく酢を加えたがるのが中国人、と理解していた方が良さそうだ。
決して珍しくなく普段使いのできる調味料である酢は、中国ではこのような素晴らしい効用が確認され、重宝がられている。日本でも参考にし、健康作りに取り入れたいものだ。
1月鉄鋼輸入、急増 88万トン
鉄鋼輸入が急増している。財務省が20日発表した貿易統計(速報)によると、1月の全鉄鋼ベースの輸入量は前年同月比47・2%増の87万7393トン、3カ月連続で増加し、近年では最高水準になった。円安が進んだものの、一部ミルの設備トラブルなどで国内需給がタイト化する中、需要家や流通業者などが輸入材の手当てを増やした。中国が倍増したほか、韓国や台湾も増加しているようだ。一方、全鉄鋼ベースの輸出量は9・8%減の327万5000トンで、5カ月連続の減少となった。タイの政治混乱をはじめ新興国の景気減速、国内需要の増加などを映したものだが、円安の進行をテコにした本年度上期の輸出増加・輸入抑制とした構図から転換し、再び輸入材への関心や警戒感が高まってきた。
永瀬正敏、映画PRであす訪台 空港では“台湾の娘”が出迎え
俳優の永瀬正敏が主演映画「KANO」のPRのため、21日から8日間の日程で台湾を訪問する。松山空港(台北市)では映画内で永瀬の娘を演じた子役、喬喬(チャオチャオ)の出迎えを受ける予定。
「KANO」は日本統治時代の1931(昭和6)年、高校野球の甲子園大会で台湾勢として初めて準優勝した嘉義農林学校(嘉農)の活躍を描いた馬志翔(ウミン・ボヤ)監督の話題作で、台湾では27日から公開される。
永瀬は「KANO」で伝説の日本人コーチ、近藤兵太郎役を演じており、今回の滞在中に嘉義で行われる22日のプレミア上映会に参加するほか、喬喬や妻役の坂井真紀らとの記者会見も行い、台湾映画に初出演した感想などを語る。
<喬喬> 本名は于卉喬。2007年台北生まれ。2012年のデビュー以来、人気の子役として活躍、本格的な映画出演は「KANO」が初めて。
台中で和服展覧会開催、日本伝統の美を堪能
台中市の葫蘆トン(=土へんに敦)文化センターで18日、恒例の「日本織芸美学展」(着物芸術の美・展覧会)が開催され、葉樹サン(=女へんに冊)・同市文化局長(=写真左3)自ら和服を着用、着物の美しさをアピールした。
同文化センターでは和服の展示や着付け体験イベント、ファッションショーなどが毎年恒例となっている。2006年からは日本の岡弘夫さん夫婦が多くの貴重な着物や雛人形など次々と寄贈。また去年は交流協会台北事務所や北投文物館副館長からも和服や装飾品が提供され、収蔵点数もぐんと増えている。
今回の展覧会では、京都の西陣織、福岡の博多織、名古屋の有松鳴門絞(しぼり)、鳥取の倉吉絣(がすり)、沖縄の芭蕉織や紅型(びんがた)、八重山上布(じょうふ)など日本各地の特色ある着物など計250点の和服や雛人形が飾られている。
この日、文化センターでは着物のファッションショーも行われ、葉文化局長をはじめ、和服姿の台湾女性らが次々と舞台に立って日本の織物芸術の美しさを披露、10年近くにわたる文化交流の成果を誇った。
会場では台湾で京都西陣織を取り扱っている黄蘭葉さんと劉千韶さんによる帯の刺繍のデモンストレーションが行われるほか、和装体験イベントが14回行われる。
韓国軍の練習機、給油のため台湾・高雄に一時寄航
韓国軍の練習機、「T-50」9機からなる曲技飛行隊が20日、給油のため台湾南部の高雄国際空港に一時寄航した。
「ブラック・イーグルス」の名で知られるこの曲技飛行隊は、シンガポールで今月16日まで開催された航空宇宙・防衛の見本市「2014シンガポール・エアショー」に参加したが、今月初め、韓国・済州島からシンガポールに向かう途中にも給油のため高雄空港に立ち寄っていた。
《台湾週報より》
台湾の袁廣鳴氏が「エスパス ルイ・ヴィトン東京」で開催の『消失の痕跡』展に出展
台湾の袁廣鳴(ユエン・グァンミン)氏が、東京表参道にあるアート・スペース「エスパス ルイ・ヴィトン東京」で、1月18日〜4月13日に開催予定の『消失の痕跡(Traces of Disappearance)』展に、ビデオ・アート作品を出展します。
現在、国立台北芸術大学の新媒体(ニュー・メディア)芸術学科で副教授として教鞭もとっている袁氏は、ビデオ・アート、インスタレーション・アート、メディア・アート、インタラクティブ・インスタレーション・アートなどを得意としており、国際的なビデオ・アート界では台湾の中で最も知名度の高いアーティストの一人です。袁氏はこれまでに何度も台湾を代表し、世界的に著名な展覧会に作品を出展しています。今回の作品展では、デジタルメディアを用いて再現した人工的な自然界の芸術作品が展示されます。
同展には袁氏のほか、インスタレーション(展示、空間全体を使った3次元的表現)芸術のアンヌ&パトリック・ポワリエ氏(フランス)、カスパー・コヴィッツ氏(オーストリア)、写真芸術の畠山直哉氏(日本)も作品を出展します。
◇ ◇ ◇ ◇
『消失の痕跡(Traces of Disappearance)』展
会期:2014年1月18日(土)〜4月13日(日) 12時〜20時
会場:エスパス ルイ・ヴィトン東京
(東京都渋谷区神宮前5-7-5 ルイ・ヴィトン表参道ビル7階)
入場料:無料
問合せ先:03-5766-1094(エスパス ルイ・ヴィトン東京)
「国連気候変動枠組み条約」への台湾の参加を呼びかけた映像がYou Tubeに
外交部はこのほど「国連気候変動枠組み条約」(UNFCCC)への台湾の参加の意義を紹介するビデオを制作し、映像サイト「YouTube」上で公開しています。
同ビデオでは、台湾のUNFCCC参加を訴えるポスターを作成したイラストレーターの施政廷(Shih Cheng-ting)氏とビジュアルアーティストの杜哲維(安哲/Ahn Zhe)氏が、地球の気候変動を食い止めるために国際社会が早急に台湾とともに一致して取り組まなければならないとの思いを語っています。
詳細は以下のウェブサイトをご参照ください。(ナレーション:中国語、字幕:英語)
http://www.youtube.com/watch?v=KTzI0UPJyZY&feature=youtu.be
台日観光フォトコンテスト(台日觀光攝影比賽)開催
**台日観光フォトコンテスト開催のお知らせ****
台湾観光協会、公益社団法人日本観光振興協会、一般社団法人日本旅行業協会では、台湾と日本の双方で「おすすめの日本」「おすすめの台湾」を紹介し合う台日観光フォトコンテストの準備が整い、応募作品の投稿受付をスタートしました。複数回の投稿も可能となっておりますので、とっておきのステキな台湾そして日本をぜひご紹介ください!
台日観光フォトコンテスト(台日觀光攝影比賽)
【実施期間】2014年1月14日(火)〜12月26日(金)
【応募テーマ】日本人がオススメする日本・台湾
台湾人がオススメする台湾・日本
【応募方法】台日観光フォトコンテストの投稿ページからご応募ください。※パソコン、タブレット端末、スマートホンからご応募できます。
【審査方法】テーマごとに月間優秀作品を毎月1作品選定、年間12作品から各年間賞を選定いたします。「航空会社賞」は、全応募者の中から各航空会社にて選定いたします。※月間賞に選定されていなくても当選のチャンスがございます。
【賞品】
★年間賞 台湾旅行商品(日本発)・日本旅行商品(台湾発)
★航空会社賞 台湾日本往復航空券(ペア)
★月間賞(毎月) 烏龍茶と茶器のセット、東京スカイツリーペア入場券ほか
【主催】台湾観光協会、公益社団法人日本観光振興協会、一般社団法人日本旅行業協会
【協賛】ANA(全日本空輸)、チャイナエアライン(中華航空)、エバー航空(長榮航空)、JAL(日本航空)、トランスアジア航空(復興航空) ※アルファベット順
詳細は以下のウェブサイトをご参照ください。
台日観光フォトコンテスト(台日觀光攝影比賽)
http://www.nihao-konnichiwa.com/photo/
拓殖大学外国語講座で4月から「台湾語」が開講
拓殖大学では、1961年より英語以外の語学を学びたい方のために、公開講座としてアジア諸国の言語を中心に外国語講座を開設しています。2014年4月からは、新たに「台湾語」講座を開講します。
拓殖大学外国語講座
台湾語 入門コース
【授業時間】19:00〜20:30(毎週水曜日)
【開講期間】2014年4月23日(水)〜2015年2月4日(水)
(夏季休暇期間、冬季休暇期間は休講)年33回
【受講資格】年齢、学歴、国籍を問わず、どなたでも受講できます。
【受講料】6万6,000円(拓殖大学学生は割引料金が適用されます)
【お問合わせ、申込み】拓殖大学学務部オープンカレッジ科 TEL:03-3947-7166
詳細は以下のウェブサイトをご参照ください。
http://www.takushoku
LIP×蔦屋書店「日本と台湾をつなぐ空間」フェア開催中
台湾と日本のアーティストやクリエイターがコラボレーションした“台日系”のイベント企画やカルチャーマガジン「LIP(離譜)」を発行している「LIP」と蔦屋書店がコラボレーションした「日本と台湾をつなぐ空間」フェアが2月1日から2月28日まで開催されています。
同フェアは、代官山蔦屋書店 3号館1F旅行フロアで、「空間」をテーマにしたカルチャーマガジン「LIP(離譜) vol.12」(代官山蔦屋書店限定パッケージ)の販売をはじめ、台日両国の注目アーティスト、クリエイターの書籍や雑貨、音楽CDなどを販売します。台湾から直輸入の品々がいっぱいです。台湾と日本で生まれる新しい“台日系カルチャー”をご堪能ください。
LIP×蔦屋書店
「日本と台湾をつなぐ空間」台湾カルチャーフェア
開催場所:代官山蔦屋書店 3号館1F旅行フロア
開催期間:2014年2月1日〜2月28日
イベントの詳細は以下のウェブサイトをご参照ください。
LIP OFFICIAL SITE: http://lipbox.p2.weblife.me
LIP FACEBOOK: https://www.facebook.com/liplab
TWS渋谷&本郷で「アジア・アナーキー・アライアンス」展
アジア気鋭のアーティストたちがアジアの現代アートを発信する「アジア・アナーキー・アライアンス」展が、2014年3月8日(土)〜4月20日(日)に、トーキョーワンダーサイト渋谷およびトーキョーワンダーサイト本郷で開催されます。
同展は、台湾のアーティスト、關渡美術館チーフキュレーターである呉達坤(ウー・ダークン)氏が企画者を務め、台湾から陳敬元(チェン・ジンユエン)、袁廣鳴(ユェン・グァンミン)、張立人(ヂャン・リーレン)、陳界仁(チェン・ジエレン)、陳?耀(チェン・チンヤオ)、杜珮詩(ドゥ・ペイシー)、姚瑞中(ヤオ・レイヅォン)、葉振宇(イエ・ヂェンユー)各氏が作品を出展します。
出展作品は、台湾の若手キュレーター育成を目的とした「インターナショナル・レジデント・リサーチ・アンド・エキシビジョン・エクスチェンジ・プログラム」(財団法人国家文化芸術基金会[台湾]主催)の公募審査を経て選考されました。同展では、ローカルかつグローバルな視点から、国際社会の流れの中で、アジアの現代アートが世界との対話に立ち向かう姿勢を提起します。
アジア・アナーキー・アライアンス 亞細亞安那其連線
【会期】2014年3月8日(土)〜4月20日(日)
【休館日】毎週月曜日休館
【時間】11:00〜19:00
【入場料】無料
【主催】公益財団法人東京都歴史文化財団トーキョーワンダーサイト、關渡美術館(国立台北芸術大学)、プロジェクト・フルフィル・アート・スペース(台湾)
【会場】
トーキョーワンダーサイト渋谷
(東京都渋谷区神南1-19-8)渋谷駅より徒歩8分
トーキョーワンダーサイト本郷
(東京都文京区本郷2-4-16)御茶ノ水駅、水道橋駅、本郷三丁目駅より徒歩7分
【出展アーティストと作品】
トーキョーワンダーサイト渋谷
陳敬元(チェン・ジンユエン)台湾 《The Flares》
袁廣鳴(ユェン・グァンミン)台湾 《エネルギーの風景》
孫原・彭禹(スン・ユァン+ポン・ユゥ)中国大陸 《開けゴマ》
トーキョーワンダーサイト本郷
張立人(ヂャン・リーレン)台湾 《Battle City》
陳界仁(チェン・ジエレン)台湾 《The Route》
陳?耀(チェン・チンヤオ)台湾 《International Radio Exercise》
杜珮詩(ドゥ・ペイシー)台湾 《The Adventers in Mount Tu V》
姚瑞中(ヤオ・レイヅォン)台湾 《Long Long Live》
葉振宇(イエ・ヂェンユー)台湾 《Blanket》
ジョンペット・クスウィダナント インドネシア 《The Contingent》
詳細は以下のウェブサイトをご参照ください。
http://www.tokyo-ws.org/archive/2014/02/H0308.shtml
孫文の革命支えた梅屋庄吉にスポットを当てたテレビ東京ドラマ「たった一度の約束」
辛亥革命により中華民国を建国した孫文の革命をさまざまな面で支えた日本人の梅屋庄吉にスポットを当てたテレビ東京のドラマ「たった一度の約束 〜時代に封印された日本人〜」が2月26日(水)夜9時から放送されます。
同ドラマは小坂文乃さんの著書「革命をプロデュースした日本人 評伝 梅屋庄吉」を原案としてドラマ化されたもので、梅屋庄吉役を柳葉敏郎さん、孫文役を奥田達士さんが演じます。
テレビ東京
ドラマ特別企画「たった一度の約束 〜時代に封印された日本人〜」
放送日:2014年2月26日(水曜日)
放送時間: 21:00〜22:48
番組の詳細は以下のウェブサイトをご参照ください。
http://www.tv-tokyo.co.jp/tattaichido/