スペイン北西部のポンテベドラで16日、遊説中のラホイ首相が10代の少年に顔面を殴られる騒ぎがあった。
報道によると、少年は一緒に写真を撮ってほしいと言ってラホイ首相に近付き、左こぶしでラホイ首相の顔を横から殴ったという。
衝撃で首相のメガネが落ち、顔面にはあざができた。首相は事件後にツイッターへの投稿で、自分は大丈夫だと報告している。
殴ったのは17歳の少年で、警護要員に手錠をかけられ、現場から連行された。
ラホイ首相は20日の総選挙を控え、この日はポンテベドラで大勢の人を前に演説していた。騒ぎの後も頬にあざを残したまま、近くの街で選挙運動を続けた。