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中国人の心にある宗主意識、属国だった韓国人が捨てきれない被害者意識―中国紙

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中国人の心にある宗主意識、属国だった韓国人が捨てきれない被害者意識―中国紙


一部の中国人の心の中には、香港やマカオ、台湾だけでなく全世界をも「救ってやっている」という「宗主意識」が隠れている。そして、韓国人の心には被害者意識が…。

2014年3月1日、最近、中国版ツイッター・微博(ウェイボー)上で、「中国本土人の宗主意識」と題したスレッドが人気だ。中国紙・南方都市報(電子版)が伝えた。

「中国本土人の宗主意識」とは、香港、マカオ、台湾だけでなく、欧米や全世界をも「中国人が救ってやっている」という意識を指す。その典型的な思考スタイルを紹介すると、「俺たち中国人が買ってやらなかったら、香港は金融危機から抜け出せたか?ギリシャ経済は回復するか?世界経済はとっくの昔に終わってるだろ。お前たちの繁栄はみんな俺たちのおかげだ!」というもの。

同様に、韓国のネット上では「韓国人特有の被害者意識」が話題になっている。ソチ五輪の判定に対する韓国人の猛抗議が主な事例だ。フィギュア女子のキム・ヨナの銀メダルは、80%以上の韓国人が「不公平な判定」と考えている。金メダルを取ったロシアのソトニコワのフェイスブックには、韓国人ユーザーからの抗議コメントが殺到した。スピードスケート女子ショートトラック500メートル決勝で韓国選手を転倒に巻き込んだ英国選手はさらに悲惨で、彼女のツイッターは韓国人からの恨みの言葉で埋まり、殺人予告まで飛び出したほどだ。

「われわれが世界経済を救っている」という中国人の傲慢(ごうまん)さは、貧困に苦しんだ過去を持つ富裕層の「成り上がり」精神から来ている。「キム・ヨナの銀メダルはおかしい」と訴える韓国人は、過去に属国だった劣等感を抱えている。

中国で大人気の韓国ドラマ「星から来たあなた」を見るがいい。今では宇宙も韓国人のものだ。韓国人は、「傲慢さと劣等感の複合体」と言えるかもしれない。侵略された過去を持ち、現在は北朝鮮と対峙(たいじ)する韓国人の危機意識と劣等感は相当根深いものがある。かつて貧しかった隣国の人間が、今では韓国で札びらを切っている。当然、面白くない。そこで韓国人はこう思うのだ。「中国人は貧しかったからお金をつかんだ。でもわれわれにはまだ文化がある」と。

福山雅治ライブチケット 発売から30分でほぼ完売

歌手の福山雅治が今年6月に台湾で初めて開催するライブのチケットが1日午前10時から発売され、わずか30分で9割が販売されたことがわかった。

台北アリーナ(台北市松山区)で6月7日に行われるこのライブの客席数は1万2000席。最高価格帯の4500〜5500台湾元(およそ1万5100〜1万8500円)で販売されたアリーナ席などは発売から5分で完売し、福山初の台湾ライブに対する関心の高さを見せつけた。

福山は今回のライブと5年ぶりのニューアルバムのPRのため先月23日に訪台。台湾の観光親善大使に任命されたことが発表されたほか、台北市内で観光プロモーション用ショートムービーの撮影などを行った。

台湾の歴史教科書修正、「今の教科書は日本の台湾人虐殺を省略している」

台湾の高校歴史教科書の日本に関する記述の修正をめぐって、27日に現地で行われた討論会で、学習指導要領の改定にかかわった専門家の王暁波氏は「今の教科書は日本が台湾人を虐殺した歴史を省略している」として、修正の正当性を強調した。環球時報が28日伝えた。

台湾では新たな学習指導要領に基づき、2015年から高校の歴史教科書で「日本統治」の用語を「日本植民統治」に改めるほか、旧日本軍の従軍慰安婦については「強要された」という言葉を付け加えることとなった。

王氏は「学習指導要領改定の手続きは合法的なものだ。日本の植民統治時代に台湾の人々は抑圧され、抗日の感情を強くした。しかし台湾人虐殺については今の教科書では省略されている。これでも修正するべきではないと言えるだろうか?」と指摘。その上で、「改定は台湾を傷つけるものではなく、その主体性を大きくさせるものだ」と強調している。

台湾原住民によるデモ、鄭成功像の撤去求める・・・「撤去せねば、孫文像と同じ目に」


中国メディア・中国新聞社は1日、台湾で先日「国父」の孫文像が台湾独立団体メンバーによって引き倒されたのに続き、2月28日には台南市の原住民市議らが鄭成功像の撤去を求めるデモを起こしたと報じた。

 中国メディア・中国新聞社は1日、台湾で先日「国父(建国の父)」と呼ばれる孫文の像が台湾独立団体メンバーによって引き倒されたのに続き、2月28日には台南市の原住民市議らが鄭成功像の撤去を求めるデモを起こしたと報じた。

 記事は、原住民の台湾市議が28日、多くの原住民を引き連れて台南駅前広場にやって来て、広場にある鄭成功像の前で狼煙をあげるとともに市政府に対して「鄭成功像を撤去せよ」と声高に叫んだと伝えた。

 デモを先導した市議は「もし市が銅像を撤去しないのであれば、孫文像の事件が再現されるだろう」とし、銅像の引き倒しも辞さない構えであることを明らかにした。また、市政府に対して「鄭成功文化祭を、台湾文化祭に改めるべきだ」とも主張した。

 これに対して台湾文化局の担当者は「われわれは多元文化を尊重している、工務局や民族事務委員会と協議を行う」とコメントした。

 鄭成功は明朝政権が滅びて成立した満州族政権の清朝に抵抗すべく、台湾を拠点に活躍。1662年から20年続く台湾の鄭氏政権の礎を築いた。台湾では独自の政権を築いたことで英雄としてあがめられているが、漢民族である彼は先住民族にとっては「異民族の支配者」という側面を持っている。

台北で紙パンダ展示、初日に30万人超が殺到 “怪我パンダ”も続出

野生動物保護への市民の関心を高めようと、台北市政府の市民広場で28日から紙で作られたパンダの巡回展が始まっている。初日には延べ30万人以上が訪れるなど大きな注目を集めたが、開始早々“けが人”ならぬ、“けがパンダ”が出たことから「心が痛む」との参観者の声も聞かれた。

様々な可愛い仕草や表情を見せてくれる紙製パンダを一目見ようと、会場は連休を利用した家族連れの見物客でにぎわいを見せており、特に人気が高いのは約20体の紙パンダと近距離で接したり撮影が可能なコーナーで、公開直後には長蛇の列ができ、少なくとも1時間以上並ぶという。

展示には紙製のタイワンツキノワグマ(台湾黒熊)、ホッキョクグマ、クロサイなど絶滅が心配されている動物10種類も不定期に姿を見せるというが、あまりもの人出に加え、紙製オブジェが壊れやすいため、初日から耳や顔の塗装が剥がれたりひび割れを起こした“けがパンダ”が続出、不憫で痛々しいとの声が相次いだ。

これらのペーパークラフトはフランス人芸術家のポロ・グランジョン氏が手がけたもので、3月9日まで市民広場で展示される。14日から30日までは市内の人気観光スポット、中正紀念堂の芸文広場で続けて公開、台北展終了後は他の県・市でも登場の予定。

「あなたはどんな果物になりたい?」 日本の航空会社、台湾で採用試験

全日本空輸はきょうから3日間の日程で台湾での客室乗務員の採用試験を行う。定員は過去最多の20数名。試験官の質問は「あなたはどんな果物になりたいですか?」 ――受験者の機転が試された。

採用が決まれば給与は月6万台湾元(約20万円)から、有給休暇は年18日とあって、朝早くから100名を超える応募者が台北市内の面接会場に詰めかけ長蛇の列をなしていた。

グループ面接では15名1組で面接官の質問攻めに遭う。 「もし全日空のトップの人たちが台湾に遊びに来るとしたら、半日コースでどこに案内する?」「あなたがもし3種類の果物になれるとします。どんな果物になりたい?」 「願い事を3つするとしたら何をお願いしますか?」

待遇のよい外資系企業にあこがれて高雄から採用試験に参加している張さんは、「日本の上司をどこに案内するか」との問いに対し、観光ポイントを1つしか挙げない人が多い中、「いくつかのスポットをまとめて答えた私は第2段階まで進むことができました」とうれしそうに語る。

今年25歳になるアニタさんは以前、チャイナエアラインを受験したが惜しくも不採用となった。その後もあきらめることなく姿勢、歩き方、メイク、マナー、英会話などを勉強して今回再チャレンジ。人生を無駄にしないためにも夢に向かって進みたいという。

合格者はあす2日と3日に筆記試験や機内アナウンスの試験が行われる。身長などに厳しい規定はないとのことで、全ては実力次第だ。

全日空によると、台湾で2007年に採用試験を行った際の定員は5〜6人規模だったが、近年は毎年10人程度採用。去年は2回行い計20数名を採用した。今回は一気に約20名で華人市場や新しいアメリカ路線に人材を投入する。

台湾228記念日、政治大学で故蒋介石総統の像に白いペンキ

国立政治大学(台北市文山区)の図書館内にある故蒋介石総統の座像が1947年に起きた2・28事件の記念日にあたるきのう、何者かによってペンキ文字が吹きつけられた。

同大学によると28日未明、蒋総統座像の椅子部分に白いペンキインクで「独裁専制の害毒を残した歴史の下手人」と型紙を使ったと思われる字体で吹きつけられていた。この落書きは大学側によって同日午前中に消された。構内のもう1つの蒋介石総統の騎馬像のほうには落書きなどはなかった。

大学側は蒋介石像が落書きされた事件は今回が初めてではなく、学生の主張の表明は尊重するが、できるならば公共物の毀損に訴える方法は避けてほしいとしている。また、監視カメラで学生が特定できた場合などは、まず話し合いで当事者の考え方を理解するよう努め、現段階で校則による懲罰は考えていないという。

故蒋介石(中正)総統(1887−1975年)は1927年に中国大陸・南京市で設立された国民党の人材養成校、中央党務学校(政治大学の前身)の初代校長で政治大学の終身名誉学長。蒋総統の銅像は図書館内に1体、山上キャンパスに騎馬像が1体残っており、構内のビルの名称は政治家の名前がつけられているものも多い。

台湾鉄道の架線 500キロメートルで老朽化 30年間未更新の区間も

桃園県内を走る台湾鉄道で先月28日午前、架線トラブルにより列車138本、乗客約6万人に影響が出た事故で、問題が発生した電車線は約30年間交換されていなかったことがわかった。西部幹線には耐久年数を超過して架線を使用している箇所が約500キロメートルにわたって存在しているという。

この事故は28日午前8時37分ごろ、桃園県埔心駅を通過した特急列車、太魯閣(タロコ)号のパンタグラフが架線を切断し、約1.5キロメートルにわたって全面的な張り換えが必要となった。現場周辺では午後8時ごろまで単線での運行を余儀なくされ、3連休初日の足に大きな影響を与えた。

一般的に架線は16〜20年を目途に更新する必要があるとされており、長期間使用し続けると電力供給異常などのトラブルにより、列車の遅延や運休の原因になるといわれている。ところが台鉄によると、西部幹線の架線は476キロメートルの区間でこの耐久年数を超えており、1979年の電化以来34年以上にわたって交換されていないものもあるという。

台鉄ではすでに基隆−竹南(苗栗県)間の178キロメートルで新しい架線に更新したほか、今年中には嘉義県内の南靖−後壁、高雄市内の路竹−岡山間など22キロメートルでの交換を予定している。ただ、関係者によると老朽化した全ての電車線を取り換えるためには5年間で21億台湾元(約70億円)の費用がかかる試算で、立法院の了承を得る必要があるとしている。

この事故を受けて交通部台湾鉄道管理局の范植谷局長(=写真)は1日午前の記者会見で深々と頭を下げ利用者に謝罪、列車の大幅な遅延に関して「私1人に責任がある」とした一方で、架線メンテナンスの不備については関係部署に責任追及を行うとの考えを示した。

台湾、オークションサイト悪用の日本コンテンツ海賊版販売業者逮捕

日本のテレビ局や出版社などがメンバーの「コンテンツ海外流通促進機構」の依頼を受け、台湾の知的財産保護当局は2月下旬、台北市内でオークションサイトを悪用した日本のテレビドラマの海賊版販売業者を逮捕し、違法DVD 2000枚やDVDコピー機2台などを押収した。同市でのオークションサイト悪用による日本コンテンツ海賊版の販売摘発は今回が初めて。

逮捕されたのは台北市大安区在住の50代の女。警察によると、この女は日本ドラマの愛好者で個人視聴の目的でオークションサイトから海賊版を購入、見終わると同じルートで転売していたが、売れ行きが良かったため、自らも複製機器を購入し、違法販売を行うようになった。2枚1セットで50台湾元(約170円)と、市場で流通する海賊版価格の半分程度だったことから購入者が多かったという。

女は多額のカード負債と失業で生活難に陥り、また海賊版の無断複製は製造元から追及されないと考えて違法販売を行ったなどと供述しているが、海賊版販売による被害は市場価格に換算して約200万台湾元(約670万円)に上ると推計されており、警察は今後もこの女の海賊版の入手元について捜査を続ける方針。





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