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李登輝元総統の出身校、創立100周年:台湾

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三陽工業董事長、母から娘に世代交代


三陽工業の黃世恵董事長が6日、一身上の都合により辞職し、黃悠美・副董事長が董事長に昇格することとなった。世恵氏は35年に渡り三陽の董事長を務めていたが、自らの人生設計に従って職を辞した。次女の悠美氏は米コロンビア大学ビジネススクール経営学修士号を持ち、経営コンサルティングのA.T. カーニーでも長期間の勤務歴がある。

CATVのデジタル化率、「年内に80%に」

セットトップボックスの凱擘(kbro)と台固媒体(TFNメディア)、中嘉(CNS)の3社は6日、年内にケーブルテレビ(CATV)のデジタル化の普及率は確実に80%まで達するとの見方を示した。国家通信放送委員会(NCC)の最新データでは、昨年第4四半期のデジタル化率は45.6%。これにより、デジタルセットトップボックスのニーズが高まり、合勤(ZyXEL)、兆赫(ZINWELL)などのメーカーが恩恵を受けると見られる。

中油、ペトロナスとLNG調達契約

台湾中油(CPC)は5日、マレーシアの石油・天然ガスを扱う国営企業ペトロナスと液化天然ガス(LNG)調達契約を結んだ。契約期間は今年4月から2020年3月までの6年間で、年間225万トンを輸入する予定。中油によると、東日本大震災をきっかけに各国がLNGの利用を増やしており、同社も海外からのLNG供給を確保すべく積極的に取り組んでいる。


経済モデル区条例、月末にも実質審査開始

立法院経済委員会で6日、自由経済モデル区特別条例草案の審査が行われた。しかし、モデル区導入による国内産業への影響が懸念されているなか、民進党は公聴会なしでの実質審査開始に強く反発。産業、社会への影響などについて3月末までに5回の公聴会を実施し、その後に実質調査に入ることが決定した。経済委員会の黄昭順委員(国民党)は、必要な答弁はすべて完了しており、早ければ3月末に審査が開始できるとしている。

台北市の建城130周年

台北市は今年、建城130周年を迎える。市文化局は「西門再現」をテーマに芸術家や建築士などを招き、西門町の西城門跡(MRT西門駅4号出口)でイベントを催し、当時の古城を再現する。台北建城は清末光緒年間。清の最後の官勅建城となった。1900年に鉄道敷設と道路拡張のため、総督府により城壁が撤去された。石材はその後、下水道建設に再利用された。MRT建設にあたり当時の石が発見されている。

美容整形、人気は二重まぶたの手術

台湾で発表された「美容整形30項目好感度」調査によると、二重まぶたの手術、隆鼻術、しわ・たるみ治療が好評だ。調査を行った雑誌「早安健康」によると、国際美容外科学会が過去に行った調査で台湾では1000人のうち約8人が整形手術を行っており、世界で6番目に多いという。特に目元を美しく見せたいと望む人が多く、二重まぶた手術への関心度が群を抜いている。30種類の美容整形術のうちトップの座を占めた。

台湾初のバーチャル動物公務員誕生

内外のゆるキャラとの交流を“仕事”とする、台湾初のバーチャル動物公務員が誕生し、台湾の観光PRに一役買うことが期待されている。名前は「Oh!Bear」(台湾[ロ屋]熊)。交通部観光局がデザインしたもので、昨年11月末に台湾固有種の台湾黒熊(タイワンツキノワグマ)をテーマとするLINEスタンプ用画像として誕生した。観光局では、身長約170センチ、体重90キロもある台湾黒熊のサイズをモチーフにした「Oh!Bear」の着ぐるみ15体を制作中で、早ければ3月末にも完成予定だ。

中油、マレーシアペトロナスからLNG調達[資源]

台湾中油(中油)は、マレーシアの国営石油会社ペトロナスと液化天然ガス(LNG)の調達契約を締結したと発表した。今年以降、年間225万トンを輸入する計画で、LNGの安定供給に資するとしている。

契約調印式は5日にクアラルンプールで行われた。契約期間は今年4月から2020年3月までの6年間。中油はLNG輸出大国であるマレーシアと1995年から20年間の調達契約を締結しており、今回同国で新たな契約を結んだ形だ。ペトロナスは、サラワク州ビントゥルに世界最大級のLNG生産基地を所有し、昨年のLNG販売量は2,890万トンに上る。

中油は、米エネルギー省が自由貿易協定(FTA)未締結国・地域へ自国産シェールガスの輸出を先月承認したことを受け、2018年からの輸入を予定している。マレーシアに加え米国からの輸入を確保しLNGの調達先の多角化を図る。併せて、台中でLNG備蓄タンク3基の増設工事を進行中で、域内への供給体制を強化する

中国海軍が力増す、「2025年には日本に対抗できる」―台湾シンクタンクが分析

台湾・民進党のシンクタンクが4日、「中国本土が台湾に与える軍事的脅威」について分析した結果を公表する記者会見を行い、「中国解放軍の兵力が急速に拡大し、2025年には海軍が日本に対抗できるようになる」との見方を示した。環球網が5日伝えた。

会見では台湾淡江大学・国際問題戦略研究所の陳文政氏が2025年の段階で中国本土が台湾に与える軍事的脅威についての評価報告を発表した。

陳氏は「解放軍の兵力は質が上がり、規模も急速に拡大するが、台湾の兵力の伸びは緩慢。バランスが大きく失われるだろう」と指摘し、「中国本土が武力をもって統一を促す傾向が強まる」との見方を示した。

また、「解放軍は海での戦力を強化しており、2025年には台湾を制圧し、日本に対抗、米国に挑むのに足りる力を手にするだろう」と分析している。

台湾の澎湖湾、ベルリンで「世界で最も美しい湾」加盟記念式

フランス・バンヌ市に本部を置く「世界で最も美しい湾クラブ」(ギャリップ・グル理事長)の2012年の入会資格審査会では台湾・澎湖湾の加盟が認定されていたが、これを受けて7日、ドイツ・ベルリン旅行博の台湾パビリオンでは記念の盾の贈呈が行われる。

「世界で最も美しい湾」は1997年に成立、地球の海洋天然資源の保全をめざすユネスコ後援のNGO。日本の宮城県松島湾、アメリカのサンフランシスコ湾、中国大陸の青島湾、ベトナムのハロン湾、フランスのモンサンミシェル湾など27カ国・地域の36の湾がメンバーとなっている。

今回、ベルリン旅行博の台湾パビリオンでは台湾の美しい風景やグルメとともに澎湖のビーチなどを紹介、ヨーロッパでの澎湖の国際的知名度を高めた。台湾から頼瑟珍・台湾観光協会会長とともに現地を訪れた王乾発・澎湖県長は入会記念カップをグル理事長から直接手渡されることになっている。

グル理事長は澎湖湾は大変すばらしく、住民も自治体も澎湖湾が世界一美しい湾となるよう努力を払っており、将来澎湖の観光と環境保全のバランスがとられることを希望するとしている。

李登輝元総統の出身校、創立100周年で にぎやかな祝賀イベント

新北市にある李登輝元総統の母校である淡江高校(旧・淡水中学校)では創立100周年の節目を迎えて7日から様々な祝賀イベントが行われている。

同校は台湾北部で最も早く設立された私立高校で、カナダ人宣教師で医師のジョージ・マッケイ博士が1882年に創設した牛津学堂や淡水女学堂の流れを汲む。当局から設立許可を得た1914年3月9日を創立記念日としており、李登輝元総統や台湾を代表する男性シンガー・ソングライター、周杰倫(ジェイ・チョウ)などの出身校としても知られている。

創設100周年という記念すべき年を祝おうと、地元の人々も参加する祝賀パレードや他校ではあまり見かけない「トーンチャイム」の演奏グループ、原住民の生徒らによる聖歌隊、吹奏楽団によるパフォーマンスが披露されるほか、美術クラスの生徒たちが手がけた3D絵画の展示も行われる。

新北市政府教育局は、淡江高校の100周年記念は学校のみならず、地元・淡水にとっても一大イベントだと述べ、同校ほど町の発展と密接な関係にあった学校は少ないと強調している。

中台以外でも開催可能=首脳会談で中国高官

7日付の香港紙・明報によると、中国の対台湾交流窓口機関、海峡両岸関係協会の陳徳銘会長は6日、習近平国家主席と馬英九総統の中台首脳会談について、中国本土・台湾以外の場所で開催してもよいとの考えを示した。北京で同紙の全国人民代表大会(全人代、国会に相当)取材班に語った。 
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映画「KANO」出演の台湾球児、甲子園球場に“凱旋”

映画「KANO」の中で日本統治時代の台湾から甲子園大会に出場した高校球児を演じた若手俳優らが6日、兵庫県西宮市の阪神甲子園球場を訪問した。

エース役で出演し大学野球部の主力選手でもある曹佑寧をはじめ、野球経験者ばかりの8人は甲子園の外野席に入ると、目の前に広がるグラウンドに大興奮、「こうしえん、こうしえん」と一斉に叫び、映画の中の熱血シーンをよみがえった。

また、甲子園歴史館も見学し、「KANO」のモデルとなる伝説のチームがつくり上げた栄光の歴史に思いをはせた。

一行は7日午後、主演の永瀬正敏らと合流し、大阪アジアン映画祭のレッドカーペットを歩く。イベントには「KANO」名誉顧問の王貞治氏も参加する予定。

<KANO> 1931(昭和6)年夏の甲子園に初出場ながら準優勝に輝いた嘉義農林学校の実話を元にした映画。台湾では先月27日の公開から1週間で8900万台湾元(約3億300万円)の興行収入を記録している。

32歳の韓国人売春婦を逮捕、背後に国際的な売春グループか 日本への渡航記録も

台湾紙・自由時報(電子版)は6日、「韓流が殴り込み、韓国人娼婦が海を渡って売春」と題した記事を掲載した。

32歳の韓国人の女が4日、台湾・新北市内のモーテルで41歳の男と一緒にいたところを売春容疑で逮捕された。地元警察が一斉捜索を実施したところ、すでに事を終えた2人が部屋を離れようとしているのを発見。売春容疑をかけられた女は「私はソウル江南区から来たのよ。全身ブランド服の女が売春なんかするはずないでしょ!」と否定したが、手にはしっかりと1000台湾ドル札が12枚。男に確認すると、女に支払った報酬はちょうど1万2000台湾ドル(約3万9000円)だった。

女のパスポートには短期間のうちに中国、マカオ、日本、カナダ、オーストラリアなどに入国した形跡も残されている。国際的な売春グループが関与し、各国に送り込んで売春させている可能性もあるとみられている。男は調べに対し、「新鮮な韓国製品あります、テイクアウトもOK」とのうたい文句が書かれた「玉茶園」を名乗る業者のダイレクトメールを受け取り、「新鮮な韓国製品」を発注していた。

男は買春を認めているが、女は「台湾には観光に来ただけ。男とはモーテルでおしゃべりをしていた」などと否認を続けている。警察は男に罰金を科し、女には強制送還の手続きを進めているという。

「KANO」で話題の甲子園、台湾からのアクセスがより便利に

台湾のトランスアジア(復興)航空が4月10日から台北(桃園)−大阪(関西)線を1日1往復から2往復に増便するのを受け、阪神甲子園球場が台湾の人々にとってより身近な存在となる。

トランスアジア航空は日本の国土交通省観光庁の統計を引用し、2012年同国を訪れた外国人旅行者のうち、大阪訪問者の割合が高く20%にも達したと述べるとともに、より多くの利用客のニーズを満たそうと、同社初の日本路線として2012年6月に開設した桃園−大阪線運航2周年を前に増便を決めたと説明。

台湾では今、野球映画「KANO」の球児らが大活躍した甲子園を見てみたいと思っている人が多く、この人々の願いを叶えて、球児らの気持ちを感じ取ってもらおうと、甲子園をテーマとするツアーが実施されており、人気を呼んでいる。

KANOは日本統治時代の1931(昭和6)年に夏の甲子園で準優勝した嘉義農林学校(嘉農)の奮闘を描いた人気映画で、公開1週間で8900万台湾元(約3億300万円)の興行収入を記録している。

「KANO」ブームで意外な事実が浮上! 大人気の台湾映画

日本統治時代の台湾から甲子園大会に出場した高校球児の活躍を描いた映画「KANO」。先月27日の公開から好調な興行成績を収めている一方、映画の中に史実と異なったシーンが出るなど、意外な事実が相次いで浮上し、話題を呼んでいる。複数の台湾メディアが7日までに伝えた。

「名選手の親父が侮辱された」と不満の声を上げたのは、「KANO」のモデルとなる嘉義農林学校の主力選手の1人で1931(昭和6)年夏の甲子園にも出場した陳耕元の息子、冠年さん。

映画の中で耕元は4点を追う決勝の9回、1死満塁の機会に恵まれるも三振に倒れたが、冠年さんは「打席にすら立っていなかったのに」とし、「受け入れられない歪曲」だと訴えた。試合の記録などによると、この日、耕元に打席が回ったのは8回が最後だった。

冠年さんの指摘を受けて「KANO」の馬志翔(ウミン・ボヤ)監督は、「ストーリー構成のため、事実を変えるのが映画」だとしながらも、「耕元のチームへの貢献を評価している。辱める気はまったくない」と強調した。

一方、一枚の古い写真で甲子園準Vの嘉農に勝ったチームの存在が分かり、注目を集めている。6日付の蘋果日報によると、嘉農を倒したのは高雄州立高雄中学校(現・高雄市立高雄高校)。1931年開催の高雄港勢展覧会に合わせて行われた野球大会で、渡日前の台湾代表校を4−3で下し、優勝に輝いたという。

進学校として知られた高雄中学校は、どうして台湾最強の嘉農に勝てたのか。歴史的勝利の背景などは今も謎のままだが、この意外な事実を知った卒業生らは「ぜひKANOの続編として作ってほしい」と期待を寄せている。

台湾、豚肉価格急上昇も 業者値上げ据え置く

台湾の豚肉が急速に値上がりし、4日のキログラムあたり価格は83台湾元と、旧正月明けから現在までで2割上昇した。弁当チェーンや肉加工業者はコスト高に悩まされながらも価格高騰による消費者離れを防ごうと値上げを見送っている。

台湾全土に展開するお弁当の「悟饕池上便當」は適切な時期にコストを反映させたいとして価格を維持。別の弁当チェーンの「華南排骨」ではスペアリブ(骨付き豚バラ肉、排骨)が5切れしか取れない豚肉1台湾斤(600グラム)あたり10元値上がりし、加えて最近は野菜や調味料の値上がりもあるものの、客を逃したくないのでコスト上昇分を店側で吸収し赤字覚悟で歯を食いしばっているという。

老舗の「東一排骨」は旧正月明け後の値上がり開始に加え、米も2〜3度値上げされたため、1個130元のスペアリブ弁当を140元に調整する予定だったが、不景気の中では値上げはやはりはばかられるとしている。

一方、1日2万人余りが購入する台湾鉄道(台鉄)のスペアリブ弁当は、業者との値段に関する契約が年度ごとに行われるため今のところ値上げの計画はなく、豚肉価格の上昇分は台鉄側で負担する。

加工肉類の販売を行っている土産物・食料品の「新東陽」ではしばらく静観することにしており、台湾ソーセージの「黒橋牌」、ポークジャーキーの「快車肉乾」など加工業者も現時点での値上げは予定していない。









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