新幹線ラッピング列車
台湾南部の嘉義県太保市に建設された国立故宮博物院南部院区(故宮南院)が、28日(月)にプレオープンを迎える。故宮博物院は台湾高速鉄道(台湾新幹線)と提携し、新幹線の乗車券と故宮博物院の入場券のセット割引プランを打ち出す。このほか、観光局が運営する「台湾好行(台湾トリップ)」で、嘉義県の観光名所と故宮南院参観を組み合わせた2~3日の企画バスツアーも計画中だ。
故宮南院はプレオープン期間の3月末までは入場無料。入場人数規制があり、参観には事前予約が必要だ。1月分の入場予約は既にいっぱいで、1月20日から2月分の予約受付を開始する。嘉義駅からの送迎バスも28日から、平日は1日16便、休日は1日24便の運行が開始する。開幕に合わせ、台北市の故宮博物院の「ヒスイの白菜」が南院で展示される。展示期間は来年10月2日まで。このほか、日本の伊万里焼や韓国の高麗青磁などの特別企画展示も行われる。