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羽田国際線拡充でホテル、鉄道に商機 利便性向上、訪日客増加に期待:台湾

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無印良品、台湾で初のレストラン計画


台湾無印良品の梁益嘉総経理は13日、日本の無印良品のレストラン事業を台湾にも導入する計画を発表した。年内に、台北市信義区の統一阪急百貨内の店舗隣に台湾初の「MUJIレストラン」をオープンする。無印良品としては香港に続く2つ目の海外店舗となる。素材の風味を活かした健康志向のレストラン事業は日本で13年の経営実績がある。日本での客単価は300台湾元程度で、台湾店の価格も同程度になる見込みだ。

漢来飯店、台北でホテル運営

建設の国揚実業傘下の漢来飯店(高雄市)が台北に進出する。今年建設許可を得て着工し、2018年12月オープン予定だ。面積は1万6000坪、430の客室と6つのレストランを有し、建設費用は16億台湾元。漢来飯店は台北市南港地区開発において、リージェントをおさえて5つ星ホテルの営業権も獲得している。

海湾、台中にヒルトンホテル建設

海湾国際開発(クラウンバン)は13日、台中市に対しヒルトンガーデンホテル投資計画を正式に報告した。投資金額は10億台湾元。年内にも着工、2016年中の開業を予定している。年間売上高は2〜3億元を見込む。ヒルトンは過去に台湾から撤退しているが、海湾と組んでの再上陸となる。

高雄旅行展示、「KANO」人気で甲子園ツアーも

高雄国際旅行フェアが14日から高雄アリーナで開催されている。映画「KANO」の公開に合わせ、甲子園球場への訪問を日程に組み込んだツアーを打ち出す業者もある。14日から4日間の日程で行われるこの催しには、80社220ブースが参加予定。国内旅行が通常より3〜4割、国内旅行も1〜2割安いお得なプランで販売される。

新竹県のアニメ漫画パーク、8月に完成

観光局の補助を受けている新竹・内湾線「一線九駅プロジェクト」の中心的計画として、新竹県に建設されるアニメ漫画パークの着工式が、このほど行われた。このテーマパークはアニメや漫画と鉄道の要素を結びつけるもので、台鉄・内湾線竹東駅西側の古い倉庫の跡地に作られ、8月に竣工する予定。広さ7800平方メートルで、「展望館」「マルチメディア館」「マエストロエリア」「旅客サービスセンター」「きのこの家」「記念品販売コーナー」の6つのエリアが設けられる。

台南市で3千人分の白骨発見

台南市新化区の第一公設墓地付近で3000人分の白骨が見つかった。タパニー抗日事件(西来庵事件)で日本の警察に殺された義士の遺骨ではないかと騒がれている。タパニー抗日事件は1915年に台南の「西来庵」で発生した武装蜂起。新化区役所は今年初め、防空壕跡から多くの白骨を発見していた。

昭和初期の嘉義を描いた絵本出版

日本統治時代に活躍した台湾人画家、陳澄波の名作を集めた絵本「帽子をかぶった女の子」の出版発表会が12日、故郷の嘉義市で行われた。この絵本は、陳澄波文化基金会と典蔵芸術出版社の協力により出版されたもので、嘉義公園のハクチョウやタンチョウを描いた「嘉義遊園地」など、1930年代の嘉義にスポットを当てた陳澄波の作品14点を紹介している。

検察総長に最高検察署の顔大和・主任検察官

馬英九・総統が、検察総長に最高検察署の顔大和・主任検察官を指名した。総統府の李佳霏・スポークスマンは13日、馬英九・総統は、各方面から広く意見を集め検討した結果、司法院と法務部から推薦を受けた最高検察署の顔大和・主任検察官を、4月で任期満了となる黄世銘・現検察総長の後任に指名、13日午後に公文書を立法院に送った事を明らかにした。

 李・スポークスマンは、「馬英九・総統は、顔大和・主任検察官が、犯罪の撲滅、人権保障、検察機関の事件取り扱い品質及び風紀の改善、人々の司法への信頼向上、これらの事柄について努力してくれる事を期待する。そして事件を取り扱う際には、証拠のみを扱い、社会的地位を問わず、正義を貫くという、一貫した態度によって、積極的に贈収賄や汚職を撲滅してほしい」と述べた。

李・スポークスマンはまた、馬英九・総統の言葉として、「顔・主任検察官は各検察機関での30年以上の職務経験に加え、かつて法務部に出向した経験もあり、検察行政における豊富な事務経験がある。また、検察官協会が行った後任者推薦アンケートにおいて、顔・主任検察官は若手検察官からも高い信頼を寄せられていた。これらの点も、後任の検察総長に指名した理由だ。」と述べた。

また、馬英九・総統は、顔・主任検察官がこれまで、政界、経済界や政務官が関わる非常にデリケートな事件についても積極的に調査してきたとして、検察の独立性を堅持させようとする気骨を感じると評価しているという。

両岸サービス貿易協定審査、立法院が空転

台湾海峡両岸サービス貿易協定の審査で与野党が対立し、立法院が空転している。立法院の各委員会は13日午前、台湾海峡両岸サービス貿易協定の審査に関する合同会議を開催したが、この日、召集人を担当した最大野党・民進党の陳其邁・立法委員が開始後ただちに、前回の会議の議事録を確認するよう求めた事に対して与党・国民党の立法委員が反発、紛糾した事から、陳・立法委員は休憩を宣言した。午後、審査は引き続き行われたが、対立はおさまらず、再び休憩となった。

立法院内政委員会など、立法院の8つの常設委員会は、昨日12日に、台湾海峡両岸が昨年2013年6月に締結した両岸サービス貿易協定に関する最初の審査に入っている。しかし、早期可決を目指す国民党と、通過を阻止しようする民進党の対立は激しく、昨日、今日13日と2日間連続で空転となった。

駐NY弁事処、女性の権利促進で台湾経験紹介

アメリカ・ニューヨーク駐在の台北経済文化弁事処が、女性の権利促進について台湾の経験を紹介した。アメリカ・ニューヨークにおける中華民国台湾の領事館、台北駐ニューヨーク経済文化弁事処は12日、エル・サルバドル駐国連代表団、国連システム学術評議会、中華民国行政院婦女権益促進会とともに、「女性及び女児ミレニアム発展目標の執行挑戦と成果」シンポジウムを行い、女性の権利に関するテーマについて話し合った。

 ニューヨーク経済文化弁事処の章文樑・処長は、「長年の努力により、中華民国台湾は男女平等において具体的な成果を見せている。2007年には国際条約である女性差別撤廃条約を批准、2009年には初めて女性に関する国家としてのレポートを提出するなど、積極的に女性の権利推進を行っている」と述べた。

 国連が2012年に発表した、男女の平等度を示す指数「ジェンダー不平等指数(GII)」で、中華民国台湾は対象となった149の国、地域の中で2位となるなど、中華民国台湾の性別格差解消への取り組みは高く評価されている。

農委会、豚肉価格の2週間以内の安定目指す

値上がりが続く豚肉の価格について、行政院農業委員会が向こう2週間以内に価格を安定させられるように努める。立法院経済委員会で13日、国家発展委員会、経済部、および行政院の農業委員会の首長に対する質疑が行われた。

 立法委員が昨年末から値上がりが続く豚肉の価格に関心を寄せている。行政院農業委員会の陳保基・主任委員はこれについて、これまでの調査で、冷凍業者4社に問題があることが見つかっており、そのうち1社は豚肉1500トンを買いだめしている疑いで公平取引委員会が調査に入っていると明らかにした。そして、農業委員会では、向こう2週間以内に合理的な価格に安定させられるよう、あらゆる手立てを使っていくとして、キロ当たり台湾元70元から75元(日本円にして約236円から253円)程度を目標にする考えを示した。

 なお、豚肉は従来の70元以下から、12日には平均で81元となっている。ところによっては過去50年の最高値だという。

 農業委員会では、現在は台湾の豚肉の需要に対応できるが、6月2日の端午の節句から8月10日の中元節にかけて供給が足らなくなる恐れがあるとして、5月末には3000トンの豚肉を緊急輸入する方針だと明らかにしている。

 台湾では豚肉は肉類でもっとも食べられる食材。昨年10月以降、子豚が下痢をして死ぬ病気が広まったため、供給が減少した。病気は収束しつつあるものの、値上がりは収まっていないという。

日本人大学生、震災時の台湾の支援に感謝

日本の大学生が台湾を訪れ、各地のナイトマーケットや学校を周り、日本で東日本大震災が起きた際に台湾が提供した支援に感謝する活動を行っている。

大手日刊紙、自由時報が伝えたところによると、この大学生は日本の桜美林大学に通う、萩原駿介さん。萩原さんは、中国大陸の影響力により、台湾の支援が世界一であるという事を知らない人が多い事をもどかしく感じ、アルバイトで資金をため、一人で台湾にやってきた。

萩原さんは、この2週間、台湾各地のナイトマーケットや学校をまわり、台湾の人たちと抱き合う方式で、支援に対する感謝を伝えるとともに、今回の訪問で撮影した映像、写真を通して、日本の人々に広く知ってもらいたい、としている。

また、萩原さんは、震災の起きた11日には、1999年9月に台湾で発生、2400人あまりの死者を出した台湾大地震の被災地、台湾中部・南投県の九份二山を訪れ、当時、地震で被害を受けた台湾の人たちと交流した。

萩原さんは、台湾の人々は本当に情熱的で優しいと感動、将来は台湾で日本と台湾の人たちが交流できるカフェを開きたいと話しているという。

TSMC、Q1の業績見通し上方修正[IT]

ファウンドリー(半導体の受託製造)世界最大手の台湾積体電路製造(TSMC)は12日、今年第1四半期の売上高予測を、従来の前期比5〜7%減から、0.8%増に上方修正した。粗利率、営業利益率も従来予測を上回るとした。同社の何麗梅・副総経理兼財務長は「28ナノメートル製造プロセスの受注が増えた上、顧客が在庫を積み増す動きを加速したことが主な要因」としている。

13日付台湾各紙が伝えた。同社は1月に開いた決算発表会で、第1四半期は電子業界が不需要期に入り、顧客の在庫調整が続くため、売上高は前期比で減ると予測していた。証券筋は今回の上方修正について「米クアルコムやブロードコム、聯発科技(メディアテック)から28ナノプロセスの短納期受注が入ったため」とみている。

第1四半期の粗利率予測は従来の44.5〜46.6%から47%に引き上げ、前期の44.5%を大きく上回る水準とした。営業利益率の見通しも従来の32〜34%から35%に上方修正した。何副総経理は「今年も力強い成長が続くことの表れ」として、好業績の維持に自信をみせた。

69,800円のXYZプリンティング製3Dプリンタ「ダヴィンチ 1.0」

 台湾Kinpo Electronicsが展開するXYZprintingブランドの3Dプリンタ「da Vinci 1.0」が、国内で3月18日より発売となる。XYZプリンティング ジャパン株式会社から「ダヴィンチ 1.0」として69,800円という低価格で投入される。

 ビックカメラグループ(ビックカメラ、ソフマップ、コジマ)は、インターネット通販サイトで先行受注を開始した。3月18日からは、全国のビックカメラグループで販売される。ビックカメラ有楽町店/新宿西口店/池袋本店パソコン館、ソフマップ秋葉原本館、コジマ×ビックカメラ梶ヶ谷店ではデモ機を導入する。

 ダヴィンチ 1.0は、200×200×200mm(幅×奥行き×高さ)のサイズを造形できる低価格の3Dプリンタ。プリントヘッドのキャリブレーションや、独自の温度コントロール、自動クリーニング機能で安定した品質を実現しているという。

 印刷方式は熱溶解積層法、印刷速度は150mm/sec、印刷モードは最小0.1mmから高速な0.4mmまで。フィラメントの材質はABS、直径は1.75mm。カートリッジ式で、ビックカメラではイエロー、グリーン、ブルー、ホワイト、ブラック、レッドの各色を用意する。600gで価格は各3,280円。

 インターフェイスはUSB 2.0。対応OSはWindows XP以降、Mac OS X 10.8以降。サポートするファイル形式はSTL、XYZ。

 本体サイズは468×510×558mm(幅×奥行き×高さ)、重量は23.5kg。


日本初の台北・故宮展に合わせ台湾文化PRイベント実施へ


国立故宮博物院(台北市)の代表的な美術品の貸し出し展示がこの6月から日本で初めて行われるが、文化部(文化省)ではこれに合わせた一連の文化イベントを催し、日本の人々に台湾の魅力をアピールしていく。

東京国立博物館(東京都台東区)で6月24日〜9月15日、九州国立博物館(福岡県太宰府市)で10月7日〜11月30日に開かれる特別展「台北 国立故宮博物院−神品至宝−」に合わせ、開催が決まっている文化イベントは下記の通り。

▼ 「于右任逝去50周年書道回顧展」(4月23日から、東京)

▼ 「台北 国立故宮博物院−神品至宝−」特別講座(6月29日から、日本各地のよみうり文化センター)

▼ 台湾美術院院士(アカデミー会員)合同作品展(8月9日から、松涛美術館(東京都渋谷区))

▼ 台湾の歌手・バンドも出演する音楽イベント「サマーソニック」(8月16日から、東京・大阪)

▼ 福岡国際映画祭「台湾映画祭」(9月12日、福岡)

▼ 李明維回顧展「リー・ミンウェイとその関係展−あるゆるものとの“つながり”について考える」(9月20日から、森美術館(東京都港区))

宮崎県の台湾食品商談会、台北で開催

中国信託ホールディング(中信金控)傘下の中国信託商業銀行(台北市)は宮崎銀行(宮崎市)と共同で「みやぎん台湾食品商談会」(2014宮崎食品台湾商談会)を13日台北市内で主催、南九州の食品メーカー各社と台湾の業者の間のビジネスマッチングなどが行われた。

この商談会は中信銀が宮崎銀行と昨年10月提携覚書(MOU)に調印して以来初となる顧客商談会で、初の日本金融市場向け大型ビジネス交流。中信銀にとって指標的意義があるだけでなく、同行の台湾における強みを生かした日本の業者向けのビジネス提携のプラットフォーム構築と機会の提供を意味する。

陳允進・中信金控執行副総経理は、台湾が中国大陸とASEAN諸国の中間に位置し、著しい成長を遂げる中華経済圏で絶好の地理的条件を備えていることから、中国信託では日本市場を開拓してアジアの指標的銀行を目指そうと昨年6月以来、日本の地方金融機関13社と提携覚書に調印、東アジア経済圏の各地を結びつけ、台日双方の取引先の中国大陸・東南アジア進出の便宜を図りたいと述べ、この商談会を中信グループの日本市場開拓の第一歩とし、今後も台日企業の事業発展に協力するとした。

今回の「みやぎん台湾食品商談会」には南日本酪農協同、まろうど酒造、福冨農産、大塚園など宮崎地元の業者が参加した。

松山、岡山、板橋・・・台湾が「日本の同名の駅」で観光交流PR

 台湾観光協会はこのほど、台湾鉄路管理局、台湾観光協会、公益社団法人日本観光振興協会及び一般社団法人日本旅行業協会と共に、「台日同名駅観光プロモーション」の開始を発表した。日本と台湾に松山、岡山、板橋など同名の駅32組があることを“ご縁”に、多彩な台湾・日本への旅を促進する。

 台湾と日本の往来人数は2013年通年で約376万人に達した。同プロモーションは、日台双方の旅客が活発に往来し、観光することで互いの文化や風習により興味を抱き、見聞を広め、理解を深めようというもの。台湾と日本の距離や心の近さなど親近感をもって知ってもらおうと、日台双方で様々な誘致・宣伝プログラムを展開する。

 「台日同名駅観光プロモーション」のキックオフ記念企画として、台日同名32駅と同じ名の日本人を各駅につき1人、計32人を抽選でえらび、台湾旅行に招待する。旅行中には「自分と同名の駅」での駅長体験が手配される。応募受け付けは台湾観光協会東京事務所だ。

 なお、台湾の「松山(ソンシャン)」駅は台北市信義区に、「岡山(ガンシャン)」駅は高雄県岡山区に、「板橋(バンチアオ)」駅は新北市板橋区にある。

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◆解説◆
 台湾で最初の鉄道が建設されたのは清朝統治機関末期の1891年。93年には総延長が約100キロメートルに達した。

 1895年に台湾統治を始めた日本は、鉄道を台湾経営のための重要な手段と考え、台湾縦貫鉄道(約404キロメートル))などの幹線を完成させ、支線、軽便鉄道、森林鉄道などの建設にも力を入れた。それまで官・軍が利用していた鉄道を次第に民間輸送にも開放していった。鉄道の整備は製糖、林業などの産業開発にも大いに役立った。

 特に軽便鉄道は台湾に適した輸送手段とされ、「クモの網」のように張り巡らされたという。現在のバス路線の多くはかつての軽便鉄道の跡だ。

 なお、現在の台湾では鉄道の駅を「站(ヂャン)」と呼んでいる。日本統治時代には「駅(中国語ではイー)」と呼んだ。中国の古代律令制では、主要街道に「駅」、「郵駅」などと呼ばれる施設を設け、人員や馬などを配備して情報の伝達に役立てた(駅伝制度)。

 日本でも8世紀初頭には中国の制度を採り入れ、街道に「駅家」を設けた。その影響で、近代になり西洋から鉄道が伝えられた際には鉄道の「停車場」の訳語に古代の「駅」を当てはめた。台湾や満洲国といった日本が統治したり強い影響力を行使した地域でも「駅」の文字を使った。

 中国ではモンゴル人が支配した元の時代、駅伝制度がそれまで以上に重視された。「駅」の名称は、モンゴル語の「道(ヂャム)」にちなむ「站」に変わった(「ヂャム」はモンゴル国の現代モンゴル標準語では「ザム」と発音)。ヂャムの制度は、元だけでなくモンゴル人が支配する諸国に広く存在し、ヂャムを利用する公の使者はヂャムチ(ジャムチ、「道の人」の意)と呼ばれた。

 「站の語が定着していた影響で、中国では「鉄道駅」の訳語として「站」が用いらた。中国では「満州国では、日本風の『駅』という用語が押し付けられた」と主張する人もいるが、日本にむしろ、中国の伝統的な用語が保存されてきたと言える。

「グーグルの採用通知持って来たら、2〜3倍の給料出す!」、鴻海がアグレッシブな人材確保策

EMS(電子機器の受託製造サービス)世界最大手の台湾企業、鴻海精密工業の郭台銘董事長が12日、「グーグルの採用通知を持ってわが社に来たら、2〜3倍の給料を出す」と宣言した。台湾・中国時報の報道として、中国新聞網が13日伝えた。

米グーグルは先ごろ、台湾で人材100人を募集すると発表した。現地の新聞ではこのニュースが大きく取り上げられ、鴻海が1万5000人採用するという記事は紙面の片隅に追いやられてしまったが、鴻海は「台湾社会への影響力、貢献度ではわが社の方が上」と強い自負心を見せた。

鴻海はまた、「年間で給料が120万台湾ドル(約406万円)に満たない従業員については、4月から最低3000台湾ドル(約1万100円)賃上げする」とも発表。さらに初任給を2万6000台湾ドル(約8万8000円)に引き上げるとも表明した。

鴻海は今年、台湾で高い技術力を持つエンジニアを幅広く採用し、ソフトウエア開発やロボット事業などに力を入れる計画で、郭董事長は「三顧の礼も辞さない」と人材確保に全力を挙げる方針を示した。

日米の戦略の不一致が浮き彫りに=尖閣で中国との正面衝突を避けたい米国のリバランス戦略

2014年3月13日、台湾紙・中国時報は「日米の深層戦略の不一致が浮き彫りに」と題した記事を掲載、「米国は自国に有利なアジア太平洋戦略を進めるにあたり、日中両国の間でバランスを取ろうとしているが、日米同盟に足並みの乱れが起こっている」と指摘した。

米紙ワシントン・ポストは、「安倍政権の右傾化が米国の安全保障に深刻な危機をもたらす可能性がある。米国が安倍首相によって日中の軍事衝突に巻き込まれることを懸念するならば、オバマ大統領は4月の訪日の際に安倍首相としっかり意思疎通しておかなければならない」と指摘した。

日本は、米国が尖閣諸島問題で全面的に日本を支持するべきだと考えているが、米国側は主権争いでは中国と正面衝突を避けるため、どちらかの肩を持つことはせず、日本の行政管轄権のみを承認するとしている。

北朝鮮の核問題などの世界的な問題で中国の協力を必要とする米国は、利益の相反する問題を上手く調整し、財政が逼迫(ひっぱく)する中でも世界的な問題でリーダーシップを取ろうと、時間稼ぎを図っている。

米国がエネルギー革命を成し遂げ、製造業が復活し、「輸出倍増計画」という目標を達成させれば、他を圧倒する経済力と健全な国内財政を有することになる。そうなって初めて、米国は軍事・外交において重要な役割を果たせるようになる。無条件に日本を支持して中国ともめ事を起こせば、小事にこだわって大事を失うことになる。

米国は自国に有利なアジア太平洋戦略を進めるにあたり、日中両国の間でバランスを取ろうとしているが、日米同盟に足並みの乱れが起こっている。米国の綿密なリバランス戦略がどれだけ持ちこたえられるのかは、日米間の深層面における利益対立の変化によって決まるだろう。

羽田国際線拡充でホテル、鉄道に商機 利便性向上、訪日客増加に期待

 今月30日から羽田空港の国際線が拡充される。昼間時間帯の国際線発着枠拡大に伴い、従来は深夜早朝に限られていた欧州や東南アジア向けの中長距離路線が昼間に利用できるようになる。ビジネス客らの海外渡航が便利になるほか、2020年の東京五輪開催に向けて訪日外国人客数の増加も期待されそうだ。
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 30日に一部の供用が始まる国際線旅客ターミナルの拡張部分が13日、報道陣に公開された。拡張部分は昼間時間帯の国際線発着枠拡大に対応するため、12年11月に着工。ターミナルの延べ床面積は従来より5割広い約23万6000平方メートルとなる。3階の出発コンコースは両側がガラス張りで開放的な造りだ。飛行機の搭乗などに使う固定スポットを現行の10から18に増やし、航空会社のチェックインカウンターや物販・飲食店も増設、さまざまな宗教の旅行客の受け入れ強化のために祈祷(きとう)室も設ける。
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 羽田は10年10月に国際線の定期便が復活し、再国際化に乗り出した。だが、羽田と都心を結ぶ鉄道やバスなどが動く昼間は韓国や中国、台湾、香港向けの近距離路線に限られていた。
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 全日本空輸や日本航空、外資系航空会社は拡大される昼間時間帯の国際線発着枠を活用し、新規路線の開設や増便を行う。従来は深夜早朝だけだった欧州や東南アジア向けが昼間にも利用できるようになり、羽田の国際線は現在の1日50便台半ばから90便近くに増える見通しだ。
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 「羽田の国際線はビジネス利用が多く、今回の拡充でビジネス客にはさらに利便性が高くなる。また、羽田は国内線で最大の路線網があり、国内線と国際線の乗り継ぎも活発になる」。国際線旅客ターミナルを運営する東京国際空港ターミナルの田口繁敬常務はこう期待する。
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 一方、ホテルや鉄道会社などにとっても、今回の国際線拡充はビジネスチャンスとなる。
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 ロイヤルパークホテルズアンドリゾーツなどは9月末、国際線旅客ターミナルの拡張計画の一環として、客室数313室のホテルを開業する。海外からの乗り継ぎ客が入国手続きを経ないで宿泊できる客室(17室)を国内ホテルで初めて設ける。
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 都心の品川などと羽田を結ぶ京浜急行電鉄は、訪日外国人客の間で要望の強い公衆無線LANを一部の駅や電車内で無料で使えるサービスを今月1日に開始、訪日客の輸送増大を狙う。JR東日本は都心と羽田を結ぶ新路線の整備を検討している。

GTO台湾編22日に放送 鬼塚がいじめ問題を解決

台北などでロケを行った人気ドラマ「GTO」の特別版「麻辣教師GTO台湾編」(GTO TAIWAN)が今月22日に現地で放送される。台湾の高校へ研修にやってきた鬼塚英吉たちが、言葉や習慣の違いを乗り越えていじめ問題を解決するというストーリーで、今月16日にはAKIRAや城田優らがPRのために訪台する。

ドラマのロケは今年1月、国家教育研究院(新北市三峡区)などで行われた。同研究院は本来は休日しか外部の使用が許可されないという制限から、一度は代替場所を探すことになったが、日本人スタッフの強い希望から、13日間にわたる撮影が許可され、赤レンガの外壁が美しい建物や豊かな自然などが映像に収められた。

ドラマにはAKIRA、城田優、山本裕典、ジニー・チュオ(卓文萱)、ホンジャン(宏正)、ルゥルゥ・チェン(楽楽)などが出演。八大テレビで30分番組として全4回が放送される。








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