真言宗立教開宗1200年を記念して、東寺公認・監修「国宝・帝釈天像 フィギュア」が12月11日より発売中です(販売元・RENEWS、東寺公認・監修)。
仏像ファンの間でも高い人気の帝釈天。その所以は仏像界No.1といわれる美しく整った顔立ちにあります。「帝釈天」とは、金剛杵(ヴァジュラ)を手に毒龍を打ち倒した英雄。幾度にもわたる阿修羅との戦いの末に仏門に帰依し、慈悲深く柔和な性質となりました。宇宙の最上界にある須弥山に住み、四天王を統率しこの世を監視し守っているとされています。
普段は撮影禁止の講堂に安置されている「国宝・帝釈天像」ですが、今回のフィギュア制作では、東寺の特別な許可のもと、拝観時には見ることのできない背面や上方なども撮影。職人の手によって実物を忠実に再現しているとのこと。一体ごとに東寺が手作業で朱印を捺印した証明書もついてきます。
遠方で東寺にお参りできない人や、仏像をこよなく愛する「仏女」のみなさんにも、常に優しい表情を見せてくれる「国宝・帝釈天像 フィギュア」。価格は1体8万8560円(税込、送料800円別途)、注文は特設サイトで受付中です。
今後は引き続き、東寺の公認・監修のもと、四天王像の製作・発売も予定しているとのことです。