毎年恒例の新年の大レースでトラブルが発生してしまった。今年で第60回の開催となり、箱根駅伝と並んで「二大駅伝」とも言われる「ニューイヤー駅伝2016inぐんま 第60回全日本実業団対抗駅伝競走大会」で、競技中の選手が突然飛び出してきた犬につまづいて転んでしまう事件が起きた。ネット上では、飛び出した犬は観客が連れて来ていた飼い犬だと見て、飼い主に批判が起こっている。
事件が起きたのは「ニューイヤー駅伝」の2区。前の1区では3位と好調だったコニカミノルタのP.クイラ選手が、突然車道に飛び出してきた小さな黒い犬につまづいて転倒してしまったのである。犬は観客が連れていたものかどうかは不明。この時、レースはいわゆる「団子レース」状態で、複数の選手が並走しており、一番右端にいたクイラ選手が被害にあったものである。転倒している内に他のチームにどんどん抜かれたこともあってか、コニカミノルタは順位を大きく押し下げ2区では12位に後退してしまった。
なお、駅伝はトヨタが1位、コニカミノルタはその後順位を盛り返したがわずか20秒差で2位に終わってしまった。
●ネットの声「あの犬がいなければコニカミノルタは勝てたかも」「犬連れ観戦を禁止しないと」
ネット上では、
「20秒差か…他の選手の出来不出来もあったが、この僅差だと犬が飛び出さなければコニカミノルタが勝てたかもな…」
「場をわきまえろ!駅伝の応援になんでお前らの犬が必要なんだよ! 」
「犬を散歩中の人間は駅伝を観戦するなよ!」
「飼い主は犬にリード(ひも)をつけていないのでは?」
「あんな車道ギリギリの所に犬を連れて行き、愛犬とランナーの生命を危険に晒した飼い主は何なんだ」
「運営側も規制が必要だろう」