おけら火、無病息災願う 京都
京都の年越しの風物詩「おけら詣(まい)り」が31日夜、京都市東山区の八坂神社であった。厚手のコートやマフラーに身を包んだ多くの家族連れらが訪れ、新年の平穏を祈った。
午後7時すぎ、境内3カ所の灯籠に種火が移されると、「商売繁盛」「財運上昇」などと参拝者の願いが書かれた木札が燃え上がった。参拝者たちは、炎に吉兆縄を差し出しておけら火を移し、消えないようにくるくると回しながら帰路についた。
東京から帰省中の大学生瀧川翼さん(22)は、祖母の小谷政子さん(79)=左京区=と参拝し、2人は「新しい年も家族が健康に過ごせるよう、お願いしました」と話した。境内では、京都で新年を迎える外国人観光客の姿も目立った。
おけら詣りは、薬草のおけらを燃やして邪気を払う行事。持ち帰った火で雑煮を煮たり、火を消した吉兆縄を台所にかかげたりして無病息災を願うとされる。
京都の年越しの風物詩「おけら詣(まい)り」が31日夜、京都市東山区の八坂神社であった。厚手のコートやマフラーに身を包んだ多くの家族連れらが訪れ、新年の平穏を祈った。
午後7時すぎ、境内3カ所の灯籠に種火が移されると、「商売繁盛」「財運上昇」などと参拝者の願いが書かれた木札が燃え上がった。参拝者たちは、炎に吉兆縄を差し出しておけら火を移し、消えないようにくるくると回しながら帰路についた。
東京から帰省中の大学生瀧川翼さん(22)は、祖母の小谷政子さん(79)=左京区=と参拝し、2人は「新しい年も家族が健康に過ごせるよう、お願いしました」と話した。境内では、京都で新年を迎える外国人観光客の姿も目立った。
おけら詣りは、薬草のおけらを燃やして邪気を払う行事。持ち帰った火で雑煮を煮たり、火を消した吉兆縄を台所にかかげたりして無病息災を願うとされる。