<fo<b>訪台した外国人客、中国が最多
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内政部が15日に発表した統計によると、2013年の台湾の出入国者数は延べ3803万人で、前年比8.8%増加した。出入国地点は桃園空港が2840万人で74.7%を占めて最多、高雄空港が340万人(8.9%)、松山空港が299万人(7.9%)と続いた。台湾に入国した観光客数は延べ802万人で、中国(香港・マカオ含む)が51%と最も多く、続いて日本が18%、米国が5%だった。観光目的の入国が80万人増加、医療目的が4万人増えている。
日台企業が覚書、将来は台湾で「スイカ」使用も
台湾の非接触型IC乗車カード「一卡通」(I-Pass)の発行会社が14日、通信技術などを手がける日本のアクアキャスト(東京都港区)と業務提携の意向書に調印した。双方は今後、相手国での自国IC乗車カードの使用実現をめざす。関連システムの統合など技術面・法律面の問題が解決されれば、I-PassやSuica(スイカ)が、そのまま相手国の公共交通機関での利用や小額決済が可能となる。
「海南鶏飯」が4月に高雄で出店
東京などで東南アジアの名物料理「海南鶏飯」のレストランを経営して成功した日本滞在歴30年の台湾出身の男性が、台湾に海外初の店舗となる姉妹店をオープンさせる。この男性は現在、東京華僑総会の副会長を務める張維正さん。4月1日に高雄のショッピングモール・夢時代でオープンする。一方、15日には東京・日本橋のビルの地下一階に国内8店目となる新店舗をプレオープンさせた。
たばこ密輸量、昨年は6割増
財政部国庫署の統計によると、2013年に押収したたばこの密輸量は2129万箱で、前年の1343万箱から約6割増加した。同署によると、たばこ関連税がまもなく引き上げられることと関連があるという。現在台湾ではたばこ税が11.8元、健康税が20元、それに輸入時の関税及び営業税を加えると1箱当たり36.7元の税が課されている。
人民元預金高、1年で約2500億元に
人民元取り扱い業務がスタートして1年が経ったのに伴い、中央銀行は初めて同業務に関する統計を正式に発表した。DBU預金残高は1月から267億5200万台湾元増の1925億7100元に達し、外貨預金残高全体の24%と香港と並ぶ数字となっている。OBUを含めると2月末時点で2470億5100万元に達している。
蔡英文氏、民進党主席選に出馬表明
蔡英文氏は16日、「信任の再建と台湾再生」をスローガンに、5月に行われる次期民進党主席選挙に立候補すると正式に表明した。蔡氏は「国民の期待と信任を勝ち取り、改革を断行したい」と蘇貞昌主席への挑戦を宣言した。2016年の総統選挙で党公認候補を争うかについては、「決定権は党員にあり、最終的には国民が決める」と述べるにとどめた。
台北MRT「幸福駅」、16年完成予定
新北市で建設中の台北MRT環状線に「幸福駅」が設置されることになった。環状線開業後は車内で「下一站、幸福」(次は幸福)とアナウンスが流れることになるが、これはかつて日本でも放送された台湾の人気ドラマのタイトルで、ファンには特別な感情を抱かずにはいられない駅名になりそうだ。
チョコ菓子「ブラックサンダー」大ブーム
日本の有楽製菓が販売するチョコレート菓子「ブラックサンダー」が台湾でブームを巻き起こしている。低価格で手軽なおやつとして人気を集めており、入荷後まもなく完売する店も続出しているばかりか、日本旅行のお土産として買い占める人も現れている。セブンイレブンによると、2月に20万パックのブラックサンダーとビックサンダーが輸入された際にはわずか2日で完売したという。
HTCの次世代旗艦機種、仕様が相次ぎ流出[IT]
スマートフォン世界大手、宏達国際電子(HTC)が今月25日に発表を予定している次世代旗艦機種「M8」(仮称)の製品仕様が、相次ぎインターネット上に流出している。販売員が消費者に製品をアピールする際の「セールスポイント」なども明らかになっており、市場では、同社の情報管理の甘さも指摘されている。
14日付工商時報などがインターネットの動画サイトやオークションサイトで流出した情報として伝えたところによると、M8の最大の売りは、「HTCデュオ」と呼ばれる、端末の裏側に搭載した2個のメーンカメラ。写真を撮影した後に焦点を合わせられるのが特長で、販売員に対し「このカメラを明確にアピールしなければならない」としている。
きょう体は、現行の旗艦機種「HTC One」と同様、ヘアライン加工を施した金属製の一体成型タイプを採用した。販売員に対しては、「消費者に端末を手に取ってもらい、一体成型きょう体の特徴である触り心地の良さを体感してもらうこと」などを求めている。
このほか、ディスプレーのホーム画面に最新の情報を表示する「ブリンクフィード」や、テレビのリモコンなどとして使える「センスTV」など、HTC Oneに搭載したソフトウエア機能が、M8でも引き続きセールスポイントになることも明らかになった。
蘋果日報によると、「M8の仕様はHTC Oneに比べて大きく改善した」と評価する声がある一方、「機密情報の管理を強化すべき」との指摘も出ている。
台北MRTのトイレ詰まり、年間500回 原因には豚足や鶏の足も!
台北メトロ(MRT)によると、全線のトイレで発生した便器詰まりの回数が昨年1年間で500回に達していたことがわかった。
1996年の開業後、台北市民の欠かせない移動手段として利用者が増える一方の台北メトロ。全線には女性用1335台、男性用404台、バリアフリー用81台、計1820台の便器が設置されている。
詰まりの原因としては女性の生理用品や携帯電話、くしなどの個人の持ち物が主だが、配水管からなぜか鶏の足や豚足が発見されたこともあるという。
修理担当者は、便器の解体が必要なほど最も深刻な“症状”はテイクアウトのコーヒーなどに使われるプラスチック製のふたによる詰まりだと話し、「軽くて容易に水に流れてしまうことから引っかかっている場所がわかりにくい」などとその“殺傷力”の高さを吐露するとともに、食事時間の出動は「できれば避けたい」との本音ももらした。
台湾のジュニア太鼓チーム 日本でコンクール出場へ
昨年11月に台湾の青少年太鼓コンクールで優勝に輝いた「天祥太鼓団」が今月23日、福島県郡山市で行われる「第16回日本太鼓ジュニアコンクール」に参加する。
台中市を中心に活動する「天祥太鼓団」は台湾太鼓協会が開催した「全国台湾太鼓青少年コンクール」で2011年と2013年の2度優勝を果たした強豪。日本での大会には日本全国と台湾、ブラジルから55団体が出場する。
2013年に開催された日本での大会では台湾代表の「葫蘆[土敦]スマイル太鼓団」が3位に輝いており、天祥太鼓団の入賞にも期待が集まっている。
日本人男性、台湾の震災支援に感謝の旅を敢行 仕事やめてでも
東日本大震災への台湾の支援に自ら感謝の意を届けようと、3年前から中国語を学びながら貯金したり、仕事をやめたりする日本人男性がいる。
1人はまだ大学4年生の萩原駿介さんで、もう1人はデザイナーだった金子大輔さん。同じ志を持つ2人は2月27日、偶然にも同じフライトで桃園空港に到着。互いの幸運を祝した後それぞれの旅路についた。
事前にFacebookを通じてホストファミリーを募集し多くの人々から受け入れの意思を伝えられるなど、出発前からすでに台湾の温かい人情味が身にしみたという萩原さん。景勝地やデパートなど人出の多い場所に出かけて行き、中国語で感謝の言葉が書かれた大きな紙を高く掲げて2000人以上とハグ、恥ずかしがることなくタイムリーにありがとうを伝える大切さを実感したと語っている。
一方の金子さんは「ありがとう台湾」を伝えるため、今年初め頃仕事を辞めたが、勇気を持って心からの感謝を伝えることはお金にも代えがたい価値があると考え、台湾に来て多くの友人を作っている。同時に「タバコの吸い殻のポイ捨てはやめたほうがいよいのでは」と台湾の人々への率直なアドバイスも忘れていないようだ。
海外からの豪華客船利用客、台湾観光ビザ手続き簡素化へ
アジアのクルーザー観光市場が著しい伸びをみせる中、これまで正式なビザが必要だった海外からの旅行者のうち、豪華客船を利用して台湾に入境する際の手続きを簡素化しようという動きが出てきた。実現すれば東南アジアなどから台湾を訪れるクルーザー客がノービザの場合と同様に気軽に入国して台湾観光を楽しめるようになる。
台湾港務公司と内政部移民署は先週、客船で訪台する観光客の入境審査手続きの簡素化について協議した。乗客が下船する前に客船運航業者を通して臨時通行証発行の代理申し込みを受け付けるというサービスが検討されているもので、実現すれば台湾を訪れる観光客のうち、およそ1万人の入境が簡便になる。
この措置で恩恵を受けるのは主に東南アジア諸国などからの来訪客で、中国大陸の観光客は航空機での入境と同様、大陸居民往来台湾通行証(大通証)と入出境許可証(入台証)が必要。
今年台湾に寄港するクルーザーがもたらす観光客は25万人増加し、55万人に達する見通しで、クルーザーの便数も昨年比で9割増が見込まれている。
鉄道ファン垂涎 “猫村”最寄り駅で旧式乗車券限定発売/台湾
台湾鉄路管理局は17日から猴ドウ駅(新北市瑞芳区)で、同駅の旧名称「侯ドウ」と印刷された旧式切符を期間限定で販売している。台湾でも使用されることが少なくなった「硬券」と呼ばれる種類で、台鉄ではコレクターにとっては貴重なチャンスだとしている。(ドウ=石へんに同)
猴ドウ駅は観光スポット、九フンにほど近い山あいの駅で、周辺に多くの猫が棲みついていることから近年は「猫村」の愛称で週末を中心に大勢の行楽客でにぎわう。また駅では台紙が硬い切符、硬券が販売されており、以前から鉄道マニアに人気の駅だった。(フン=にんべんに分)
台鉄では昨年、地元住民などからの要望を受けて駅名を「侯ドウ」から本来の地名である「猴ドウ」に戻しており、今回発売されたのはすでに絶版となった「侯ドウ」と印刷された切符。“旧式”だが現行運賃で販売され、本来の用途である乗車券として使用することも可能。
17日午前10時からの販売を前に切符売り場には30人以上のファンがつめかけた。台湾で仕事をしているという岩堀裕介さんは1時間以上並んで桃園や蘇澳までの乗車券など4枚を購入、今後猴ドウ駅では硬券が売られなくなると聞いて「一つの時代が終わった」と名残り惜しそうに語った。
限定切符は今月22日まで毎日午前10時〜午後4時に販売されるが、在庫がなくなり次第取り扱いを終了するという。
プラスチックごみを芸術作品に、台北で街角3Dプリンターが話題
3月17日、台湾の台北の街中に、3Dプリンターと自転車を合体させた移動型モノづくり工場が登場し、プラスチックカップやボトルをその場でアートに変えるサービスが話題を呼んでいる。
湾の台北の街中に、3Dプリンターと自転車を合体させた移動型モノづくり工場「モバイルファブ」が登場し、プラスチックカップやボトルをその場でアートに変えるサービスが話題を呼んでいる。
このサービスを手掛けるのは台北を拠点とするデザイン会社ファブラフト。同社の共同創設者、KammKai-yu氏は、一般の人々がリサイクルと3Dプリンターをもっと身近なものに感じられればという思いで企画したという。
モバイルファブでは、捨てられるプラスチック製品を切断・粉砕し、粉末の状態で3Dプリンターに投入。これを「インク」に使用して小さなメダルを作り出す。
プラスチック製品を持ち込めば、サービスは無料という。