米海軍は14日までに、ペルシャ湾のホルムズ海峡で先月26日、イラン軍艦船が米空母「ハリー・S・トルーマン」の至近距離でロケット弾を発射する模様をとらえたビデオ映像を公開した。
発射は同空母から約1400メートル離れた海域で行われていた。イラン軍は同海峡付近で実弾演習を実施していた。ただ、米海軍などは演習開始の宣言はなかったとしている。
ビデオ映像ではロケット弾少なくとも1発の発射が確認された。
米国防総省当局者は、トルーマンは国際的に認知されている航路を進んでいたと主張。ロケット弾発射については同空母を狙ったものではないが、挑発的で安全を脅かす行為であると非難した。