米国の宝くじの賞金額としては史上最高の１５億ドル（約１７７０億円）に膨れ上がっていた「パワーボール」の抽選会が米東部時間の１３日夜に実施され、当選番号は０８、２７、３４、０４、１９とパワーボール番号とされる１０に決まった。
米カリフォルニア州の宝くじ運営管理当局は、当選番号のくじ１枚が同州サンバーナディノ郡のチノヒルズで売られており、少なくとも１人の当選者がいることを明らかにした。このほかフロリダ州、テネシー州でも当たりくじが購入されていることを確認したという。
１５億ドルを受け取る場合、億ドル単位の税金が課される。当選者が複数の場合、賞金は等分されることになる。
パワーボール番号だけ当たったくじ購入者は４ドルもらえる。この他、一部の当選番号などを的中させたくじ購入者には７ドル、１００ドル、５万ドルと１００万ドルの賞金が用意されている。
パワーボールは１～５９の数字から５つ、１～３５の数字から１つの数字をそれぞれ選び、６つの数字が当選番号と全て一致すれば１等となる。
今回のパワーボールの賞金は昨年１１月７日から増え続けていた。１３日抽選のパワーボールは、９日の前回抽選でも１９回連続で当選者が現れていなかった。賞金は積み立て賭け金方式となっている。
今回のパワーボールの参加者がくじ購入に使った金額は推定約２６億ドル。