俳優の大沢樹生(46)が29日、フジテレビ系バラエティー番組「ダウンタウンなう」(後7・57)に出演し、2013年12月に持ち上がった実子騒動についてダウンタウン、坂上忍から問われ、「DNA鑑定をやらざるを得なかった」と述べ、自身が監督・主演した映画の宣伝目的説を強く否定。また、子供の父親については「定かじゃない」と述べた。
騒動を時系列でまとめたフリップを手に、坂上がこれまでを振り返った。大沢は1996年6月に元妻で女優の喜多嶋舞と結婚。当時、妊娠3カ月だったという。その後、05年9月に離婚、長男は大沢が引き取ることに。13年2月、長男との親子関係を調べるためにDNA鑑定を実施したところ「父性確率0%」という結果が出た。15年11月には長男との「親子関係はない」との判決が出た。
浜田雅功は「そもそもなぜDNA鑑定をしたの?する必要ない」と尋ねた。大沢は「やらざるを得なかった。当時の子供との関係とか、元奥さんに言われたこととかを考えて」と答えた。
大沢、喜多嶋、長男についてはこれまで、喜多嶋が酔っ払った勢いで大沢に「長男はあなたの子じゃない」と言ったという説があった。これについて大沢は、結婚して2年がたったころ、喜多嶋がある人物から「お前の子供は俺の子供だろ」と言われたという話を紹介した。
大沢は「そんなわけないだろう」と受け入れなかったという。その人物について問われると大沢は、「誰かは定かじゃないです」と返答。また、「僕と奥さんの共通の人がいた。いろいろあった中で鑑定した」と意味深に答えた。
また、「父子関係0%」と週刊誌にスクープされた当時、自身が監督・主演を務める映画の宣伝目的と言われたことについては、映画の製作発表会見を映画だけに的を絞るための選択だったことを主張。宣伝目的を否定した。