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スペシャル五輪チャリティーのレッドカーペットに中田英寿:台湾

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学生退去の立法院、議場机の引き出しから意外な“プレゼント”



立法院(国会)では11日午前、議場を占拠していた学生らの退去を受け、24日ぶりに本会議が開かれた。一部議員の机の引き出しからは、激励の言葉が書かれた紙切れやスナック菓子が見つかり、ちょっとした話題になっている。

紙切れには、「議場を離れても遠くから皆さんを見守っています。私たち若い世代を失望させないよう頑張ってください」とのメッセージがつづられていた。久々の本会議に臨む議員らにエールを送る一方で、両岸(台湾と中国大陸)取り決めの監視メカニズムの法制化などが学生らの希望通りに進められるか見届ける決意を示す内容だ。

一方、皮肉めいた文字が書かれている紙切れや意外な“プレゼント”を受け取った議員もいる。与党・国民党の張慶忠議員は先月17日、中国大陸と結んだ「サービス貿易取り決め」の審査を強行に打ち切ったことで今回の学生運動を引き起こしたいわば“張本人”だが、その引き出しからは「わずか30秒の強行採決は『適法行為』」などと書かれた紙切れが見つかった。また、同党議員団の林鴻池幹事長は折れたマイク1本を、野党・親民党の李桐豪議員はスナック菓子1パックを見つけた。

台湾で、韓国の売春組織が暗躍中

台湾国内では、連日のように韓国人売春婦が警察に逮捕されているが、その女たちの大半が『玉茶園』という組織の手引きで台湾に入国しているという。

大衆紙による取材では、『玉茶園』はソウルの韓国ヤクザが仕切っており、所属する女は少なく見積もっても3000人を超えるとか!

警察の違法行為に激怒 約1000人の市民が台湾の警察署を包囲


 台湾の立法院(国会に相当)を占拠していた学生らが議場内から撤退した翌4月11日、国民と政府側との間で早くも緊張が高まっている。「強制排除はしない」とメディアへ公言したにもかかわらず、警察は11日朝、立法院を占拠していた学生らと台湾の独立を主張する団体「公投護台湾聯盟」のメンバーら約100人を、立法院前の広場から一斉に強制排除した。同聯盟はこの5年間、立法院前で座り込みを続けており、今回の24日間に渡る立法院周辺のデモ集会も同聯盟が許可を申請していたという。

 この警察の排除に絶望した同聯盟の総発起人・蔡丁貴氏は、自殺を図って道路に飛び出してバイクにはねられ、さらにバスの走る内側車線に出たが急停止したため一命を取り留め、病院へ緊急搬送される事態に。警察署はその直後、公式サイトで「今後、同聯盟の集会申請はいっさい許可しない」と発表。しかし、「聯盟は事前に集会の許可を得ていた」「これは警察の憲法違反行為だ」という情報がネットで広まり、「みんなで警察署に抗議をしよう」というネットでの呼びかけを見た市民らが、日本時間19時に台北駅近くの警察署「中正一分局」の前に集結した。同23時30分の時点で1500人を超えている。

 学生や市民らが出した、「中正一分局長・方仰寧氏の辞任」、「今朝の強制排除に対する謝罪」、「集会場所の返還」、「排除を指示した者の名前の公開」という四つの要求に対し、局長の方仰寧氏は警察署の前で「辞めろと命じられるならばそれに従う」と答えたが、市民らの怒りが収まる様子はなかった。さらに、警察と口喧嘩になった女性が警察署の中に連行されたため、群衆は女性の釈放を要求し続けた。そして同22時、局長の方氏は一連の行動を謝罪し、「上司に辞意を伝えた」と述べ、同聯盟の集会許可を再検討すると約束した。これを受けて、学生や市民らの大半が、前日まで学生らが占拠を続けていた立法院前に移動。警察の一連の行動について抗議の集会を開き、強制排除された同聯盟への応援を続けている。

 現在、武装した警官400人が投入され、強制排除を行う可能性もあるようだ。警察が一部の車道を封鎖するなど、現場では、いまだに混乱が続いている。

台湾現地ルポ・立法院占拠24時 第二回 立法院の熱気


 立法院の入り口には、ひまわり色のメガホンを手にした案内役がいた。私が近づいていくと「どうぞ」とでもいうような笑顔で敷地の中へと案内してくれた。

 敷地に入り、あたりを見回す。それほど広くはない。小学校の校庭くらいの大きさか。地べたに敷いたござの上に寝転がっている学生もいる。ここで寝泊まりをしているようだ。学生たちは友人とおしゃべりにふけったり、柱に寄りかかりながらスマートフォンを操作したりと、リラックスした様子で過ごしていた。なかには大学の課題とおぼしき英文を熱心に読み込んでいる学生までいた。

 私はなにか狐につままれたような気分だった。立法院の雰囲気が、新聞の「国会占拠」という見出しのイメージとかけ離れていたからだ。

 ただそれでも、立法院に入ってすぐ左側のテントには、赤十字のマークと「診療室」の文字があった。白衣姿の若者もいる。現地の学生に聞くと、このテントは病院だという。医学部の学生や「EMT(救急医療技術士)」の資格を持つ若者らが、24時間態勢でここに待機している。市内の病院とも提携し、救護体制は万全だ。病院にいた医大生は「擦り傷など負傷者のほか、連日の抗議活動で疲労が蓄積し、体調不良を訴える学生も少なくない」と話した。

立法院の見学者は誘導に従い、敷地内を一周できる。気がつくと、私は立法院の建物の前にきていた。建物のなかでは、学生らによる占拠が今この瞬間も続いている。だが、立法院の玄関口に立つ警官の表情はそれほど険しくない。警官のほかにも、警備の学生たちが6人ほどいた。近くにいた学生たちにカメラを向けると、4人で肩を組んでポーズをとってくれた。

 私が取材に赴いた3月27日の前後、台北の気温は非常に高くなっていた。気温が28度ほどの日も多く、半袖姿の若者が多かった。私も取材で歩き回ると、すぐに汗ばんでしまう状態だった。後日、運動に参加する大学生・高岳棋(20)に聞くと「立法院にはクーラーが設置されておらず、建物内の気温は35度まで上がっていた」という。地方から運動に参加している学生は、台北市内にある大学寮の風呂を利用していたようだ。
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 取材を終え、立法院の外へ出る。夜もふけてきたにもかかわらず、立法院の周辺はさきほどと何も変わってはいなかった。見渡す限りの人──表情は総じて明るい。耳に入ってくる演説の声からは、人々の活力が伝わってくる。そこには、緊張や暴力といったものはなく、熱気とうごめきがただ存在していた。ふと見上げると、馬英九総統の似顔絵が視界に入ってきた──これは悪ノリだろう。

馬総統「漁業者は政府が守る」 台日漁業取り決め1年を迎え成果を強調

台湾と日本との「漁業取り決め」調印から1年を迎え、馬英九総統は12日、台湾北東部の宜蘭で取り決めの成果をアピールするとともに、「漁業者のいるところには必ず海岸巡防署(海上保安庁に相当)がついている」と語り、漁業者の権利を守る政府の決意をあらためて示した。

馬総統はきょう午前、宜蘭県・南方澳で地元の寺廟に参拝した際、漁業者らと懇談した。

この席で総統は、去年4月10日の台日漁業取り決め締結以降、適用海域でのマグロ漁獲量は調印前に比べて3.6倍に増え、生産高は3倍になっているとし、「主権を譲ることなく漁業権を勝ち取る」との目標を果たしたとして日本との取り決め締結の成果が上がっていることを強調した。

日台韓共同で台湾南部の病院に巡回診療車を寄贈

台湾・日本・韓国のロータリークラブが11日、台湾南部の過疎地で使用するための巡回診療車を屏東基督教病院に合同で寄贈した。

診療車は国際ロータリー第3510地区(高雄・屏東・台東)・第2790地区(千葉)のそれぞれのガバナー事務所、日本の茂原ロータリークラブ、韓国の光州中央ロータリークラブ、台湾の屏東東ロータリークラブが合同で寄贈したもの。寄付金額は総計5万2000米ドル(約528万円)で、診療車の内部には救急カート、血圧計、血糖値測定器、ノートパソコンなどが準備されており、今後は山間部や過疎地など台湾の無医地帯の人々の医療に役立てられる。

寄贈式は11日午後に病院の問診ビルで行われ、茂原ロータリークラブの代表らは東日本大震災への台湾の支援や巨額の義援金に対して、あらためて感謝の意を示した。

屏東基督教病院の過疎地診療サービスには原住民(先住民)健保総合医療サービス、健康増進、入院患者の見守り、長期ケア、リハビリ、原住民特別問診などが含まれる。医師の往診は年に500回以上、巡回診療は2112回にのぼる。

同病院では現在ある巡回診療車のうち3台が走行距離30万kmを超え、もう1台も28万km近くで、車を頻繁に使用することから寄付による新車両への交換を希望していたという。

元西武のミンチェ、15年ぶりの勝ち星/台湾プロ野球

台湾プロ野球、ラミゴのミンチェ(許銘傑)投手が11日、本拠地・桃園球場での義大戦に先発登板し、6回3分の2を5失点(自責点2)で今季初勝利を挙げた。

昨年までオリックスでプレーしたミンチェが台湾プロ野球の公式戦で勝ったのは台中金剛時代の1999年以来15年ぶり。

スライダーやシュートなど横の変化球が武器のベテラン右腕はこの日、3回に3失点を、7回に2失点を記録し、7回途中で降板したが、打線の援護で今季3度目の登板で白星を手にした。

試合は1回に郭厳文内野手の満塁弾などで5点を先制したラミゴが9−5で勝ち、3連勝で10勝に一番乗りした。

台北で今年最高の32度を記録 週末は台湾各地で晴れの予想


中央気象局の台北観測所は12日の昼12時48分に摂氏32.6度を観測。台北では今年に入って最も高い気温となった。

中央気象局によると、きょう(12日土曜)とあす(13日日曜)は台湾各地でおおむね晴れの天気が続くが、東南の風の影響で東部の花蓮・台東地方では局地的に一時、にわか雨が降る。全体的に蒸し暑く、台湾西部の山間部や東北部の宜蘭地方で局地的に雷雨が降ることもあるとして注意を呼びかけている。

きょう12日は東部・東南部を除く台湾各地と離島部の澎湖・金門・馬祖は好天に恵まれたが、西部と東北部の山間部では午後に雷雨・にわか雨が降るとの予想も出ている。各地の気温は北部19〜29度、中部19〜31度、東部19〜29度、南部21〜32度、離島部15〜27度。

あす13日も気温は高く、台湾西部で30度以上、東部では27〜28度に達し蒸し暑い一日となる。夜間は前線の影響で北台湾で曇りがちとなり、北部・東部で一時雨となる見通し。

なお、離島部の金門や馬祖では霧が出る可能性があるため、交通情報に注意するよう呼びかけている。

続く台湾人の日本旅行ブームで日本国内のツアー向け観光バス不足も

台湾の旅行業協同組合「中華民国旅行商業同業公会」の関係者によると、最近、日本を観光に訪れる台湾人の数が著しく伸びているが、ツアー客の観光バスをレンタルできないこともあり、頭を痛めているという。

この関係者によると、2011年の日台オープンスカイ協定調印以降、台湾と日本を結ぶ航空路線が相次いで開設され、去年は日本を訪れる台湾人観光客が200万人を超えたという。台湾からの訪日客は今年も増える見込みで、これに合わせて更なる路線増設・増便が行われ座席数は昨年同期の2〜3倍となっているといい、台湾の日本観光ブームの広がりを示している。

最近は日本国内での観光バスのレンタルが思うように進まないことも多く、先週なども実際に、あるツアーでバスを借りられず、急きょ全員がタクシーで移動した。このような事態が度々続き、業者のコスト増を招いているという。

台湾側の関係者は先週、交流協会(日本大使館に相当)に対し、各県間での越境運行を許可するなど日本の観光バスが不足している現状を改善するよう求めたとしている。

新藤総務相の靖国参拝で再び「遺憾」=台湾外交部

新藤義孝総務大臣が12日午前、靖国神社に参拝したことを受け、中華民国外交部は同日夜、遺憾の意を表すとともに、日本政府に対して近隣諸国の国民感情を傷つける行動を控え、地域の平和と繁栄のため努めるよう呼びかけた。

外交部は、新藤総務相は就任以来何度も靖国神社を参拝しており、地域内関係各国の懸念と不安を深めていることは、実に建設的でない振る舞いであり、中華民国政府はこれに対し遺憾の意を表わすとした。

また、歴史はたやすく忘れ去られるものではなく、靖国参拝の行為は近隣諸国の国民感情を傷つけるもので、地域の調和と安定にとって全く無益であると強調。折しも東シナ海情勢は緊張を見せており、各方面は一層冷静であるべきで、中華民国政府はあらためて関係各方面に「東シナ海平和イニシアチブ」の精神に応え、対立をエスカレートさせるような行動をやめるよう呼びかけるとし、同時に日本の政府と政治家は歴史の教訓に学び、未来志向の発想と責任ある態度で周辺諸国との友好関係を発展させ、地域の平和と繁栄の促進のため共に努力することを望むとした。

台湾の15歳、コンピューターを使った問題解決力で7位 日本より低順位

コンピューターを使った10代の子供の問題解決能力で台湾は世界44カ国・地域中、7位にランクされたことがわかった。日本は3位だった。

経済協力開発機構(OECD)が世界の15歳を対象に行った2012年の国際学習到達度調査(PISA)のうち、コンピューターを使った問題解決能力の結果がこのほど発表された。主に読解力、数学的応用力、科学的応用力の3分野に基づく調査で、台湾からは163校、3036人が参加した。

その結果、OECD諸国の平均を500点と換算したときの台湾の得点は534点で7位だった。上位6位は順にシンガポール(562点)、韓国(561点)、日本(552点)、マカオ(540点)、香港(540点)、上海(536点)となっている。

しかし、数学的リテラシー、読解力、科学的リテラシーの3分野における台湾の得点はそれぞれ560、523、523と、いずれもOECD諸国の494、496、501を上回っており、特に数学的な力では560点で4位と日本の7位(536点)を上回っている。

問題解決能力についてOECDでは、「解決法がすぐに分からない問題を理解し、その解決を図ろうとする能力」と定義している。

スペシャル五輪チャリティーのレッドカーペットに中田英寿、姚明が登場

スペシャルオリンピックスの慈善募金イベントが11日夜、台北市内で行われ、ヤオ・ミン(姚明)さん、中田英寿さんなど国際的な人気を誇る元スポーツ選手がレッドカーペットに登場。2人は集まったファンの声援に笑顔で応えた。

今回の募金イベントは国際スペシャル五輪東アジア区と中華スペシャル五輪の共同開催によるもの。

中国大陸出身の元NBA選手で“歩く万里の長城”との異名を持つヤオ・ミンさんはスペシャル五輪大会アンバサダー(親善大使)兼役員。アンバサダーは10年間務めており、今回もより多くの募金が集まればと期待を示した。

サッカー元日本代表選手の中田さんは伊達メガネに無精ヒゲ、体にぴったりフィットしたスーツ姿で登場。司会者の質問には多くを語らず、終始笑顔で手を振るばかりだった。

主催者側では、慈善活動は内外企業の後援やスポーツ・ビジネス・ファッションなど各界の支持を得ているもので、集まった募金はスペシャル五輪のスポーツ活動やトレーニング、健康管理計画に使われるとしている。


「俺らは東京へ来たけれど」の台湾語演歌ベテラン歌手、地方歌謡イベントPR

台湾北部の苗栗県では芸術文化活動の一環として、5月3日に「宝島歌謡狂想曲」と題した歌謡コンサートの開催を予定しており、文夏、文香、蔡振南、李静美、小辣椒など有名歌手・タレントによる黄金時代の台湾語歌謡が披露される。9日はイベントを前に台湾語演歌の大御所、文夏さんを招いて記者会見が行われた。

文夏(ブン・ハー)さんは今年86歳。デビュー60年近くになるが今も現役で素晴らしい歌声で観客を魅了する。会見では司会者の「美しい声を保つ秘訣は?」との質問に「麻辣鍋(マーラーグオ、激辛鍋料理)が好きで毎週食べている」、「長年歌っているうちに声がますますよくなった」と答えて会場を笑わせた。

文夏さんは創作や編曲したもの、昭和30年代の日本歌謡の台湾語カバー曲を含め1000曲を超える歌を歌っており、特に「媽媽請[イ尓]也保重」(俺らは東京へ来たけれど)や「黄昏的故郷」(赤い夕陽の故郷)は台湾で一世を風靡、今も広く歌い継がれている。若い時に国外に滞在していたこともあり、母親や台湾への想いを郷愁たっぷりに歌い上げる作品が多い。

苗栗県は来月のコンサートで文夏さんら“国宝級”の歌手による「望春風」「舊情綿綿」「彼個姑娘」など昔懐かしい台湾語の名曲の数々が聞けるとして、「母の日」のよい贈り物になればと、親孝行も兼ねて一家そろって聞きに来てほしいと呼びかけている。

元中日のチェン、NYデビューのマー君にエール/米大リーグ


大リーグ、オリオールズのチェン・ウェイン(陳偉殷)投手は9日、地元ニューヨークでの初登板初先発を果たしたヤンキースの田中将大投手に声援を送った。

田中はこの日、オリオールズを相手に7回7安打3失点とまずまずの投球を見せたが、結局勝敗はつかなかった。

ベンチから試合の行方を見守ったチェンは、「(2回に)先制の3点本塁打を打たれたのは惜しかったが、それ以外はよく投げていたと思う」とコメント。「いつか2人で投げ合えれば」とマー君との対決に期待を寄せた。

試合はオリオールズが5−4で勝ち、対戦成績を2勝1敗とした。





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