Quantcast
Channel: Tommy's Express ブログ
Viewing all articles
Browse latest Browse all 32610

飛行中の旅客機爆発、過激派の「パソコン爆弾」か ソマリア

$
0
0






アフリカ東部ソマリアで今月2日、離陸後の旅客機内で爆発が起き、機体に穴が開いた事件で、同国の捜査当局筋は5日、爆発は機内に持ち込まれたノートパソコンに仕掛けていた爆弾が原因との見方を示した。

また、このパソコンを携行していたとみられる容疑者の名前なども割り出した。年配のソマリア人で、最大限の被害につながるパソコンの置き場所を知っていた形跡があるという。

この容疑者は爆発で出来た穴から機外へ飛ばされていた。今回の事件に絡み、遺体1体が同国の首都モガディシオ近くで発見されていた。

捜査当局筋は、旅客機が巡航高度に達して爆弾が爆発した場合、同機の燃料タンクで二次的な爆発が起き、壊滅的な被害が生じる可能性もあったと述べた。

今回の犯行には同国を拠点にするアルカイダ系過激派「シャバブ」が関与したと見ている。ただ、容疑者が同組織に直接所属する構成員だったのかは不明。事件では犯行声明は出ていない。

機体残骸の捜査では、初期段階の分析で軍仕様のTNT爆薬の成分が検出されていた。

爆発が起きたのは「ダーロ航空」の3159便で、機材はエアバス社製のA321―111型機。2人が負傷していた。

爆発の発生後、同機はモガディシオ空港に引き返し、無事に着陸していた。穴は翼の上の胴体部分で開き、大きさは同機のドアより若干小さい程度だった。同空港当局者は、爆発は3159便が離陸し、高度約3700~4300メートルを飛行中に起きたと推定している。

同機がソマリアに到着する前の目的地はサウジアラビアのジッダだった。





Viewing all articles
Browse latest Browse all 32610

Trending Articles



<script src="https://jsc.adskeeper.com/r/s/rssing.com.1596347.js" async> </script>