元チーフマネジャー・飯島三智氏の退職で、一旦の落ち着きを見せているSMAP解散騒動。当初は、各メンバーの契約更新となる9月末に“解散”といわれていたが、その可能性はいまだ完全に消えていないようだ。独立を示唆していた中居正広、稲垣吾郎、草なぎ剛、香取慎吾のメンバーは、今後仕事を干されるのではとも伝えられているが、たとえこれまでと同じ仕事をこなしたとしても、年収は今までの4分の1に減ってしまう可能性が高いという。
「SMAPメンバーは、飯島氏が退社したことにより、副社長の藤島ジュリー景子氏の元で芸能活動を続けていくことになりました。ちなみに飯島派だったKis‐My‐Ft2や山下智久は、飯島氏が退社する前から、すでにジュリー氏側に移籍していたものとみられています。飯島氏からジュリー氏にSMAPのマネジメント実権が移ったことにより、最も大きく変わるのはギャランティーでしょうね」(広告代理店関係者)
同じジャニーズ事務所所属タレントとはいえ、各テレビ局をはじめとして、関係者の間では飯島派とジュリー派では、まったく別事務所の所属と認識されていたという。
「両派閥ではギャランティーに関して、タレントと事務所の取り分に大きな開きがありました。飯島派は、タレントに売り上げの8割を支払っていた。ところがジュリー派は、タレントの取り分は売り上げの約2~3割程度。SMAPメンバーの年収がほぼ全員億超えに対して、嵐メンバーが2,000~3,000万円程度というのは、この取り分が関係しています」(同)
1月発売の「週刊新潮」(新潮社)では、SMAPメンバーの現在の年収を、中居が約5億円、木村拓哉が3億円、草なぎと香取が1~2億円程度で、稲垣が1億円を切る程度と伝えている。
「しかし取り分が2割に逆転すると、最高額の中居でさえ年収は1億2,500万円程度と、以前の4分の1に減額されてしまいます。ほかのメンバーは当然億を切るわけですが、唯一独立に賛同しなかった木村に関しては、今後ジャニーズの幹部入りする可能性が高い。そうなると、役員報酬という形で年俸が算出されるため、他メンバーとの格差は開く一方となるでしょうね」(同)
契約更新となる9月までに、もう一度トラブルが表面化することとなってしまうのだろうか? 今後もSMAP、ジャニーズ事務所に注視していきたい。
(サイゾーウーマン)